今回紹介する作品は、ニューヨークの街を舞台に、共に失意のシンガーソングライターと音楽プロデューサーの出会いと再生を描いた、2013年の映画『はじまりのうた』。
映画『はじまりのうた』予告編
監督は『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー。
シンガーソングライターのグレタ役は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイ、音楽プロデューサーのダン役は『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロ。
共演は『オーシャンズ8』のジェームズ・コーデンの他に、ミュージシャンでもあるアダム・レヴィーンやヘイリー・スタインフェルドなどが出演してます。
この映画からの名言は、グレタが好条件を提示されても動じなかった態度に驚いてるダンに、グレタが言ったセリフ。
不思議と欲がないほうが勝つようになってるのよね。
地球に生まれてくる私たちの目的って、この言葉を体験することにあるんじゃないかと思ってしまう名言です。
欲がなく「いい人伝説」が話題のキアヌ・リーブスや私の友人の牧師さんをみていると、そう感じずにはいられません。
牧師さんに助けが入る驚くべきエピソードの数々を見聞きしていると、本当に不思議で「無欲の愛は最強なり」と思います。
欲がなく分かち合う心を持つグレタと音楽を愛する仲間たち。
バンドの音楽が好きな人にはたまらない、お勧めの映画です。
ラストのエンドクレジットまで物語が続くので、お見逃しなく。
では今回の曲は、この映画の劇中歌で、キーラ・ナイトレイの『カミング・アップ・ローゼズ』。
近くでボール遊びしてた子供たちをちゃっかりコーラスに参加させちゃってるという、私の大好きなシーン。
Coming Up Roses / Keira Knightley