世界中の人々の心に響いた、 27歳の女性の 「遺書」 | 宇宙の限りなき優しさの中で

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今回紹介するのは、末期がんの宣告を受け27歳で亡くなられた女性が友人やコミュニティーに宛てた最後のメッセージ。

オーストラリアのホリー・ブッチャーさんのその言葉が口コミで広がり、世界中の人々の心に響いているとのことです。

ホリーさんはそのメッセージでまず次のように語られています。


  私がこの「遺書」を残すことにしたのは、
  死を恐れるべきだと伝えたいからではありません。

  私たちが通常、死の必然性をほとんど無視しているのは
  むしろ良いことだと思います。

  ただし、死について話したいとき、
  まるで誰にも起こらないことのよう
  「タブー」 視されるのはどうかと思います。

  それは私にとって、少しつらいことです。

  私はただ人々に、人生において感じる意味のない
  小さなストレスを心配しないよう伝えたいのです。

  最後には皆が同じ運命をたどるということを思い出し、
  つまらないことを悩まず、
  価値のある素晴らしい時間を過ごしてほしいのです。




では、この遺書「ホルからの人生に関する助言」の中から、
心に残った言葉を抜粋してご紹介します。


  周りの人たちに悪影響を与えるのはやめましょう。

  あなたの健康と体に感謝してください。
  たとえ理想的なサイズでなくても。

  精神、感情、魂の幸せを見つけることにも
  同じくらい一生懸命になりましょう。

  不平不満を減らしましょう!
  そして、もっと助け合いましょう。

  自分のために何かをするより、
  他人のために何かをしたほうが
  幸せを感じるというのは本当です。

  友人のために何か心のこもったものを買いましょう。
  コーヒーをおごるのもおすすめです。

  1つの教訓があります。
  それは、有意義なクリスマスに、
  プレゼントは必要ないということです。

  自然の中に身を置きましょう。

  スマートフォンのカメラで撮影するより、
  その瞬間を楽しんでください。

  音楽を聴きましょう。
  音楽は癒やしです。
  古い音楽は最高です。

  あなたの犬を抱きしめましょう。

  友人たちと話をしましょう。
  スマートフォンは脇に置いて。

  生きるために働きましょう。
  働くために生きるべきではありません。

  真剣な忠告です。
  あなたの心が満足することをしましょう。

  ケーキを食べましょう。
  罪悪感は不要です。

  本当はやりたくないことに、ノーと言いましょう。

  他人が考える「充実した人生」を送る必要はありません。
  平凡な人生を望んでもいいのです。

  もうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。
  もし何かが原因で惨めな気分になるのなら、
  あなたにはそれを変える力があるということです。




ホリーさんが実感し伝えたかった人生において大切なもの、
そのメッセージが本当に心に響きます。

今回紹介した「ホルからの人生に関する助言」の全文は、
下記の記事をお読みください。

ぜひその全文を読んでいただきたいメッセージです。


「あと、 1日でいいから…」 27歳、 がんで死去した女性の 「遺書」




このメッセージの中の「古い音楽は最高」の言葉に同感です。

では今回の曲は、1955年の楽曲を。

映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で使用された曲のカヴァーで、リアン・ライムスが歌う『アンチェインド・メロディ』。


Unchained Melody / Leann Rimes