肩書きなんて愛にとって何の意味もない | 宇宙の限りなき優しさの中で

宇宙の限りなき優しさの中で

大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

 
今ほぼ毎週日曜に通うようになった教会で無料でいただいた
こんさいす ばいぶる』という本を最近読んだ。

聖書の言葉を読みやすい文章で書かれている本。


こんさいすばいぶる


いただいてもずっと読んでいなかったが、なぜか気になって読んだ新約聖書の「ヨハネの黙示録」をほとんど読み解けなかったので、この本なら少し理解できるのではと思って開いてみた。

読んでいたら「ヨハネの黙示録」のあとにある、
イエスの使徒となった者たちの言葉に目が止まった。



今回は、その中から2つの言葉についてのお話。

まずそのひとつは…

パウロからテモテへの手紙より「終わりの時代の人々の有様


終わりの時代には困難な時期が来ることを知ってもらいたい。

そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、
ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、
両親に逆らい、感謝を知らず、神を畏れなくなり、
情けを知らず、和解せず、中傷し、
無節制になり、粗暴になり、善を嫌い、人を裏切り、
軽率になり、うぬぼれ、神よりも快楽を愛し、
信心深く装いながら、その実(じつ)を否定するようになります。

また、いつも学んではいるが、
いつになっても真理の認識に達することができません。




ここを読んだとき、こう思った…

「人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、うぬぼれ、神よりも快楽を愛し、信心深く装う」 って、今の時代の話じゃないのコレ。

映画『スター・ウォーズ』によく出てくるセリフなんやけど、
「 I have a bad feeling about this.(何だか嫌な予感がする)」





そんなこと感じていたときに読んだニュース記事に感動。

<タクシー運転手>「強盗」にステーキおごり諭す 男自首

こういう記事に出会うと、嫌な予感も打ち消してくれます。



では、『こんさいす ばいぶる』の本から、もうひとつ。

使徒たちの手紙より「


たとえ、私が
人のことば、また天使のことばを語っても、
愛がなければ、
私は、やかましいどら、
騒がしいシンバルに過ぎません。

たとえ、私が
宣教をしても、
あらゆる奥義とすべての知識に達していても、
山を移すほどの完全な信仰を持っていても、
愛がなければ、
私は、無に等しい。

たとえ、私が
持っているものすべてを貧しい人々に施しても、
自分の身を焼かれるために引き渡しても、
愛がなければ、
いっさいは、無益です。




この本とニュース記事を読んで感じたこと…

真理を学んでいてもいなくても、
教会に通っていてもいなくても、
神社参拝に行っていてもいなくても、
社会での肩書きがどんなに素晴らしいものであっても、
愛がなければ、何の意味もない。

という、大事なことを教えてもらった気がします。


とても読みやすかったイエスの物語。

新たな気づきもあったので、今日から軌道修正。

では、フォースと共にあらんことを。



今回の曲は、60年代の名曲のカヴァーで、
カイリー・ミノーグが歌う『ロコモーション』♪


The Loco-Motion / Kylie Minogue