佐藤美由紀さんの著書『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』の中から、その言葉をひとつ。
この地球上で唯一、価値ある中毒は「愛」だけです。
今回紹介するのは、小説の『アミ 小さな宇宙人』です。
その続編となる『もどってきたアミ』と『アミ 3度目の約束』の全3巻の物語で、宇宙人アミと少年の交流を描いた作品。
この本の作者はエンリケ・バリオスさんで、この本の美しいメッセージが世界中に浸透することが最大の願いなのだそうです。
この本を読んで、私も心からそう願っています。
この本のイントロダクションには、こう書かれています。
注意(おとなのみにむけた)
読みつづけないように! きっとおもしろくないでしょう。
ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。
この物語は…
夏のある日、もうすぐ10歳になる少年ペドゥリートが、同年代の少年の姿をした宇宙人と出会うところから物語が始まる。
「君の友だち(アミーゴ)だよ」というその小さな宇宙人と仲良くなり、ペドゥリートは彼を「アミ」と呼ぶことにした。
そして、ペドゥリートはアミとの交流の中で、地球に生きる人類にとってとても大切な多くのことを学んでゆく。
数回に分けて紹介するこの本の内容はストーリー順とは異なりますが、今回は前回の「邪魔をする自我」の流れから、愛とエゴについて書かれている部分を抜粋して紹介します。
なお、この本を読みたいと思われている方には、紹介することにより物語のネタバレになってしまう内容でもありますが、この作品を語るには外せない部分なのでご了承ください。
本を読む前に、ここで紹介する内容を先に読んでも、この物語の中の素晴らしいメッセージは変わることがないと思っています。
※ この本のひらがな表記を漢字にしている箇所があります。
では、愛とエゴについて話す二人の会話。
すべてを分かち合って仲よく生きることの大切さに気づいた
ペドゥリートに、「愛が宇宙の基本法」だと話したアミ。
とても単純なことのように思うペドゥリートにアミは…
アミ:
とても単純で、素朴で、しごく当たり前のことのようでもあるけれど、これを体得するのは容易なことじゃない。
だからこそ進歩が必要となってくるんだ。進歩とは、愛により近づいていくということを意味しているんだ。最も進歩した人が、より崇高な愛を体験し、より深い愛を表現するんだ。
ただ、その人の愛の度数によって決定されるんだよ…。
ペドゥリート:
どうして、そんなにたいへんなことなの?
アミ:
うん、それは我々の内部には障害があって、それが我々の一番素晴らしい感覚である愛を、阻んだり、ブレーキをかけたりしているんだ。
ペドゥリート:
その障害って?
アミ:
エゴだよ。 自我、自己、自惚れ。
我々自身に対する間違った考え。 ニセの自分だよ。
人にエゴがたくさん育っていると、他人よりも自分がずっと重要だと考えるようになり、人を軽蔑したり、傷つけたり、利用したり、他人の人生を支配する権利まであるように思い込んでくる。
エゴは愛が育つ際の大きな障害になっているから、他人に対する慈しみ、思いやり、憐れみ、優しさ、愛情などを感じさせにくくするんだ。
例えば、エゴイスト…
自分以外にはまったく興味をもっていない。
自己崇拝者…
自分以外の誰も崇拝しない。
自己本位者…
自分のことしか話さない。
自己中心主義者…
宇宙が自分を中心に回っていると思い込んでいる人。
人間の進歩とは、エゴを減少させて、
愛が育っていくようにすることを言うんだよ。
この本は、今の時代にこそ読むべきお勧めの本です。
私のガイドは、今の水瓶座の時代はこのエゴの誘惑を知り、自分の中にあり続ける愛に気づくことを強くメッセージしてきます。
悟りも、引き寄せも、創造も、自分が得よう得ようと願って学ぼうとしているのであれば意味がないと思っています。
法則を知ることによって自分の生活水準が上がれば満足する。
でも、上がったら上がったで、また次を求める。
何のために? ただ自分を満たし続けるため?
はたして神の、宇宙の真の喜びはそうなのでしょうか。
セミナー流行りの今の世の中ですが、何度も何度もセミナーに通ったところで、その人が真の愛を学ぶとは思えません。
自分が学び得ようと費やすそのセミナー代を、身近な家族や友人たちと語らい楽しむ分かち合いに使おうと思ったとき、自分の中にある愛の存在に気づくことができるのではないでしょうか。
私はそう思います。
それに、引き寄せた、引き寄せられなかったと、
起きた出来事に一喜一憂することもなくなるでしょう。
ダメだったら「もっと学ばなければ」と、またセミナー?
そんな人には、バイロン・ケイティさんのこの言葉。
あなたが必要としている教育は、すでにあなたの中にある。
今回紹介したように、アミが言う「愛が宇宙の基本法」。
それ以外の法則を知る必要があるのでしょうか。
ホセ・ムヒカさんはそのことに気づき人類に伝える、
水瓶座の時代の救世主のひとりであると私は思っています。
次回は、臨死体験でイエスと出会い、自分の人生でのどんな行いに喜んでくれていたのかを知った元無神論者の男性の話です。
今回の内容と繋がるものがあると思うのでそれを紹介します。
本の紹介の続きはそのまたあとで。
今回の曲は、地球の未来の後継者である子どもたちに捧げられた本にちなみ、世界の子どもたちによる『Love Is All』です。
Love Is All / Playing For Change
