遅ればせながら…②映画「エゴイスト」 | アラフォー独身女子の日常 (フリーターでリウマチと言う病気を持ってます)

アラフォー独身女子の日常 (フリーターでリウマチと言う病気を持ってます)

2011年の4月にリウマチ発症。独身アラフォー女子です。家族全員と死別をして家族が欲しいため、婚活も頑張ってます。10年アパレル販売やってます。ファッション、グルメ、婚活、病気の事や、意外に明るいブログですので応援していただけたら嬉しいです。

仕事が激務、続きで更新ができなくて悔しい😅

疲れて自炊もむり…
セブンのこのカップのお惣菜、大好き💕



やっと続きです。

この映画を私は一回ではなく、3回は観たかな?

前回の記事は、一回目の感想で、
最初は綺麗な景色を見れた感覚…

そして、見終わった後に、胸がざわざわして、
もう一回、見ようと…


そしたら、自分の過去を思い出して、
いろんな気付きがありました。

昔、私が20代の頃、アルバイト先で、
ゲイの方と一緒になり、かなり密に一緒にいた時期があり、

その事が蘇ってきました。

「エゴイスト」はフィクションですが…
原作はノンフィクションなんかな?

リアル過ぎて、

私が昔に体験したゲイの方々と仲良くしてたのは、
結局、彼らが優しかっただけなんだなーと感じて、
泣いてしまいました。


私は自分がそういった2丁目的なお店に行ったわけでもないし、
たまたまアルバイト先にいて、
ある種、横の繋がりっていうか…
アルバイトをするって言う、彼らと同じ目的があってし、

私には自然でいてくれてると勘違いしてたなー
まあ、なんのエビデンスもないけど、

この映画を見て、
その時の事が、鮮明に蘇ってきました。

私、その時は熱烈に好きな人がいて、片思いですね。
そこのアルバイト先の上司です。
当然、そのゲイのこも知っている、男性です。

私は好きって言う気持ちを素直に出せないので
、周りのノンケの友達や彼、本人にはバレてなく、

唯一、その時のゲイのお友達には、
一瞬でバレていました。

それもその時は、ゲイの方の特有のなにか、
第六感なんだろうなと漠然と思っていましたが…

違うんですよね…
ゲイの方、ジェンダーマイノリティーの方は
一回、状況を俯瞰で見たり、空気を人一倍読んでいるんだと思います。


今でも、私の心と頭に残ってる、
その時の一人のゲイのお友達の言葉あって…

ある日、そのこと二人で職場の近くに出来た、
おしゃれで話題のイタリアンに私が誘って行きました。

なにも考えず、楽しく食事していると、

突然、そのこが暗い顔になり、

「ねぇ、私とここに来たの、〇〇さん(私の好きな人)と来る練習?」

ととても悲しい顔で言われました…

私はそんなことを考えもしてなかったので、
絶句しました…

そりゃあ来れたら嬉しいなくらいには思ってましたが…

そん時に、この方々は想像を超えた、しんどさで生きてるんだな…

って、すごく深いところに突き落とされた感覚をずっと持って、今まで生きてきました。
その一言がほんとに忘れられない。


でもこの映画をみて、そのへんの深さが、
自分の中で少しだけ理解できた気がしました。

鈴木亮平さんのインタビューでも、
この役を演じる時に、ゲイの方にかなりお話を聞いたみたいで、

亮平さんは
まずびっくりしたのは、ゲイの方は最初から、
会う人によって、根本的なスイッチを入れ替えなきゃいけない…
自分には想像できなかったし、知らなかった…
恥ずかしかったと…
これは皆さん、ジェンダーマイノリティーの方は
生きづらいなぁと感じて、

ほんとにこの役は真剣に取り組まなければならない、
「こうすけ」でとにかくいなければいけないと
おっしゃっていました。

この映画を鈴木亮平本人としては観れないとも
おっしゃっていて、
どうしても「こうすけ」として、そこにいたので、
映画を見たら、自分の人生を見てる感覚になると…

すごいな…すごいことです。

私も今から少しでも、エゴにとらわれず、
大切にしたい人くらいは出来るだけ、寄り添いたいと
思いました🥲