夜明けの口笛吹き♪ -4ページ目

アルバムデータ


THE DICKIES
『STUKAS OVER DISNEYLAND』1983年発表
1.ROSEMARY
2.SHE'S A HUNCHBACK
3.OUT OF SIGHT,OUT OF MIND
4.COMMUNICATION BREAKDOWN
5.PRETTY PLEASE ME
6.WAGON TRAIN
7.IF STUART COULD TALK
8.STUKAS OVER DISNEYLAND

複数のメンバーが参加してるので、誰が誰だか不明。とりあえず、中心メンバーは後列左から3番目
Leonard Phillips〈vo〉
その右隣 Stan Lee〈g〉
その右隣 Chuck Wagon〈dr,key〉1981年自殺。
…だと思われます。

天才と阿呆は紙一重


何故か、DICKIES…。
こいつらも、70'sパンク聴き始めた頃に出会った。
彼らの1983年発表の『STUKAS OVER DISNEYLAND』という作品。
何と、アホなジャケにアホなタイトル…。
しかし、出てきた音は予想に反して完璧なポップパンクロック。特に、1曲目の『ROSEMARY』の素晴らしさたるや…何度聴いても、このオープニングチューンは鳥肌が立つくらい、かっこいい。
とにかく、VocalのLeonard phillipsの芸達者な歌いっぷりと、声の魅力にやられる。個人的フェイバリットである。
カリフォルニア初の、メジャーからのパンクバンドでありながら、メンバーの自殺や、ドラッグ問題などで、これ以降失速する彼ら。この作品を聴く度に、勿体ないと思う。抜群のメロディセンスと、素晴らしいミュージシャンシップ。順調に活動していれば、RAMONES,BLONDIEらに継ぐ、USパンクのビッグネームになっていたかもしれない。
しかし、運に見放されたのか、成功に溺れたのか…今となっては、何とも言えない。
しかし、彼らのポップセンスが凝縮された、このわずか20分ちょっとの作品を聴くだけでも、当時の彼らが如何に素晴らしいBANDであったかがわかる。
PUNKという枠組みを取っ払っても、充分通用する、オリジナリティ溢れる音楽性。
彼らがいなければ、GREEN DAYもOFFSPRINGもNOFXもいなかったのだ!

アホを演じるのにも才能がいる。
その功績はあまりにも大きい…。

僕の中ではロックの殿堂入りである。

アルバムデータ


RAMONES『END OF THE CENTURY』1980年発表
1.DO YOU REMEMBER ROCK'N'ROLL RADIO?
2.I'M AFFECTED
3.DANNY SAYS
4.CHINESE ROCK
5.THE RETURN OF JACKIE AND JUDY
6.LET'S GO
7.BABY, I LOVE YOU
8.I CAN'T MAKE IT ON TIME
9.THIS AIN'T HAVANA
10.ROCK'N'ROLL HIGH SCHOOL
11.ALL THE WAY
12.HIGH RISK INSURANCE

左から時計回りに
Dee Dee Ramone〈b〉
Marky Ramone〈dr〉
Johnny Ramone〈g〉
Joey Ramone〈vo〉