あの頃わたしは若かった その四 | あるがまま ~彼女とネコと同居中~

あるがまま ~彼女とネコと同居中~

同性の彼女とネコとの平凡だけど温かい暮らし日記

だんだん面倒になってきたけど、せっかく書き出したので最後まで…


「その壱」

「その弐」

「その参」


さらにここから続きます。



抜糸予定日に激しい腹痛と発熱のせいで気力もすっかり萎え、

翌日に延ばしてもらって内科で受診。


「風邪でしょう。」ってなことで解熱剤と下痢止めをもらう。


家に帰ってすぐ飲んでその夜は寝た。


翌日。

熱はすっかり下がってたし、ゲリピーも止まった。



お腹が痛くなくなったのをいいことに、嬉しくてじゃんじゃん食べる。


食べるということは、吸収されんかった分は体外に

排出されることになる。



「なる」 はず。



で、その時の私はといえば、怖かったのでまだ内科の下痢止め

一番はじめにもらった外科での化膿止めも飲んでたのね。



そのまま土曜の夜になった。



忘れもしない、おやぢが夜勤の夜のこと。

出勤前で、母がおやぢに持たせる弁当を作ってた。


私は…夕方からまたお腹がグルグルグル…


グルグルグルギュルギュルギュルに変わるのに

そう時間はかからんかった。


トイレに行ってみた。




きばってみた。





思いっきり。  )`ε´( 





でも…出ない。





もう尻の入口にあるのがわかってるのに出ないもどかしさ。


尻の穴はうんともすんとも言わんのに、その上の腸では

激しくギュルギュルギュルが展開される。



「土曜の夜やから。」

「おとんの仕事用の弁当作ってるし…」


色々理由をつけてやり過ごそうとした。


けど…



痛いもんは痛い。



母に泣きついて、病院に連れて行ってくれと頼んだ。

救急病院にほりこんでくれ~~~~~!と。


母もこれは尋常でないと察したのか、弁当作りの手を止めて

私を助手席に乗せて病院へ。








































尻の専門病院へ。



















車の中では襲ってくる腹痛と、尻にあるゴツゴツした便の違和感で

着席することもできず、左手は天井の手すり、右手はシートに置いて

身体を支えて中腰のまま移動。

病院でもへっぴり腰のまま移動。


夜8時の尻の専門病院は結構な急患がいたんやけど、

母は「おとーさんの弁当作ったらまた迎えに来るわ~。」と去っていった。



さて、病院に取り残された私。


もう余裕なんてゼロ。どこでも尻を出す覚悟。


あ、でもすぐにパンツが脱げるようにちゃんとジャージを履いていったし

パンツもお気に入りのフェリックスのにしといた。



診察台に上がるなり、先生に泣きついた。


「で、出ないんです…」


今でもはっきりと覚えてるけど、若い若い男の先生。


「はい、じゃあちょっと見せてくださいね。」


遠慮なく尻を、穴をのぞかれる。


そして手袋をして、ゼリーみたいなのを塗りたくって

私の、わたしの…













尻の穴に指を。





「あ~、入口でカチコチですね。浣腸しましょう。」



診察台で尻をむき出して寝転んだまんまいると、

私と歳の変わらなさそうな看護士さんが、にっこり笑って


一番下の

診察室の中にあったストーブの上にお湯を置いて、その中に

一番下の大きさくらいの浣腸を入れて人肌に温めだした。



「大丈夫ですよ~~~。」



笑いながら、にぎりこぶしほどある浣腸が尻に注入された



されたのはいいんやけど…


量がハンパじゃなく多くて、立った瞬間から


ツツツーっとしたたり落ちる気配が。



「5分我慢してくださいね。」



5分経つまで廊下のイスで待っててと言われるも、

浣腸が逆流してきてどうしようもない。



「せ、せん…せ…い…

が、が、我慢できそうにないです…。


液が、液がぁぁぁぁ…



「じゃあ、そこにあるティッシュをお尻の穴に当てといてください。」


「ティッシュを? 廊下で?みんないる前でお尻に?

パンツに手をつっこんで後ろ手で?」


「はいそうです。とにかく5分我慢してください。」



我慢しましたとも。


ジャージに後ろから手を突っ込んで、パンツの中の尻に

ティッシュを当てて、ピクピクしながら廊下の柱にしがみついてた。

ものすごい注目を浴びましたとも。


足は完全に内股になって。

ちびまる子ちゃんみたいになってるのは自分でも

わかってたけど、どうしようもない。



待てど暮らせど呼んでくれん…



もう我慢の限界。

廊下でしてしまう…



「せ~~~ん…せ~~~~い…

ま、だ…ですか~~~?」



「え!まだしてなかったんですか?もういいですよ!」



早く言えよ~~~~!と思ってトイレに走ろうと思っても、

お尻にバクダンを抱えてるのでヨチヨチ歩き。


トイレのスリッパを履くのもままならぬ。

手はパンツに突っ込んだまま。



どうにかセーフ。

しかし、浣腸の液は出たけど、肝心のブツがなかなか…

汗だくになって何とか生み落としたブツの固かったこと。



一仕事終えて汗を拭いてたら、女子便所の外から先生の声が。


「流さないでくださいよ!」


「え…?」



ズカズカと入ってきて、やおら私の入っていた個室?に入り

しゃがんだかと思うと、私のブツを確認。


「こりゃかなり固かったねえ。」



検便を提出するより何倍も恥ずかしい。


まだしっかりと残り香のある個室に立ち入られ、

まだ20代と思われる、医者とはいえ結構な男前に

生み落としたばかりの自分のブツを物色されるのは…


おまけに臭いもかいでるし。

(それが仕事なんやろうけど…)


「特におかしな臭いもないですね。」 きっぱり。



で、その後の診察の結果。


先にもらって飲んでた化膿止めの副作用で下痢を引き起こし、

それを勘違いして内科で下痢止めをもらったために、わたしの

腸内では「やれ出せ」「やれ止めろ」と壮絶な戦いが繰り広げられたらしい。


まだシブるお腹を抱えながら、

「じゃあどうしたらいいんですか?」と質問したら


「出なくなったら化膿止め、くだったら下痢止め、

止まりすぎたら、今回使ったのと同じ浣腸をお渡ししますから

それで調節してください。」


そういうことに。


なんじゃそら…と思ったけど、反論する元気もなく。



そのまま握りこぶしくらいある浣腸2本をお土産に

迎えに来た母の車で帰宅。


その夜は一晩中トイレに行きっぱなし。


この浣腸はその後、うちに来た友達に見せる展示品となった。



つづく。