酸っぱいコーヒーが教えてくれたこと。
はじめましての方はこちらへ。古賀アルマです。最近、ちょっと恥ずかしい勘違いをした。コーヒー豆を買いに行っただけなのに、自分の、人への伝え方のクセが丸見えになった話です。30種類くらいの生豆を、その場で焙煎してくれる専門店。おいしいコーヒーが飲みたくて、ちょっと緊張しながら訪ねた。酸っぱいコーヒーがあまり得意じゃないから、そう伝えてみた。「酸っぱいのは苦手なんです」……今思えば、これで終わらせればいいものを「それから、浅煎りが好きなんです」と言ってしまった。話がややこしくくなることもわからずに。酸っぱいのが苦手で、浅煎りが好き。浅煎りはそもそも酸味が強くなりやすい。そう、この二つの好みが相反するなんて気づかなくて、うっかり言ってしまった。スタバだとカフェベロナが好きで、イルガチェフェも、薄くて香りが好き。そう正直に伝えればよかったのに、専門店で豆の名前を出すのが、知ったかぶりだと思われたら嫌だな、と思って。そんなことを考えて、何も知らないふりをした。「酸っぱいのが苦手で、浅煎りが好きです」という言葉に、店主は少し困った顔をして、「それって、豆が古くなったときの酸っぱさが苦手、という意味ですよね?」と確認してくれた。そう聞かれて、私は「ああ、そういう意味になるんだな」と思った。それから、「いつも安物の古いコーヒーを飲んでる」と思われた気がしてちょっと恥ずかしかった。そして、小さく「はい」と返事をした。それから、いくつか質問に答えながら、豆を選んで焙煎してもらった。期待を胸に、さっそく家でコーヒーをいれてみた。でも、やっぱり酸っぱく感じた。なぜ?私が買ったのは、エクアドルのアンデスマウンテン。きれいで華やかで、いわゆる「いい酸」のあるコーヒーだった。この豆が悪いわけじゃない。たぶん、私の伝え方の問題なんだ。そう、どうやら私が苦手なのは、古くなった豆の酸っぱさじゃなくて、「前に出てくる酸」らしい。いわゆる華やかな酸。あはは。苦手な豆、買っちゃった。浅煎りで、酸っぱくない豆。あらためて考えると、ちょっとした珍問答。店主さん、困るよねえ、ほんと、ごめんなさい。たぶん、こういうことは日常のあちこちで起きている。言葉は合っている。一見、会話も成立しているように見える。でも、少しずれている。そのときは気づかず、そうやって話しているうちに、話はちゃんと進んでいるようで、実は少しずつ、すれ違っている。酸っぱいコーヒーは、そんなことを教えてくれただけだったのかもしれない。伝えるって、難しいな。伝わっていると思っても、意外と伝わっていない、がデフォルトなのかもしれない。では、またねおすすめ記事 動けなかった日に、見えてきたこと。『やらなきゃいけないのに動けない…?~庭の剪定で気づいたこと〜』こんにちは、アルマです今日は、「やらなきゃいけないのに動けない…」というときに起きた、小さな気づきをシェアします。やらなきゃ…と見上げた空「そろそろ…ameblo.jp日常のちょっと嬉しかった話。『無駄なものほど、喜びが隠れてる。〜カラフルスカートと“心のニヤニヤ”〜』こんにちは、アルマですフィギュア好きな人って、どう思います?使い道も、実用性もないのに(たぶん)嬉しそうに眺めて、ニヤニヤしてる。(ように見える)誰の役にも立…ameblo.jp