リスクヘッジ
メーカー大手の人と話したら、
来年以降数年分の原料を近々抑えてしまうらしい。
しかも単品ではなく、
値上がりの続く原料関連、特に軽金属と酸化物原料関連。
色々話したのですが、凡そ以下のように考えられる。
1:需給バランスは改善しない。
メーカーも増産しないし、需要は緩和しない
業界が大手メーカー数社で構成され、
供給側のプライオリティーが高い。
2:円は上がらない
日本の景気の足踏み、
ユーロ圏の経済基調に基づく金利上昇基調、
減速を始めたと言いながらも、
2-3%の継続的な成長と規模の拡大が見込めるアメリカ、
トレンドは円安。
3:ペースと程度はともかく、続く元の切り上げ
4:原料鉱石関係の輸入超過国となった中国
5:2008年から2010年にかけて中国景気が減速するとしても、
BRICs、特にインドの成長は続くので、
需要の緩和は起こらない。
つまり、原料価格は上昇を続けると言うことです。
特に、中国経済の減速で値下がりを予想する向きもあるのですが、
インドと中国と見ると、
方や10%、方や7%以上の経済成長率を持つ国です。
特徴的なのはこの両国の産業構造で、
中国は製造業、インドはITと分業化することが出来、
大きく競合する分野が少なく、
相互補完的と思われることです。
従って、よほどの事がない限り両国の経済が同時に減速することは考えずらい。
そのよほどの事とは、アメリカ経済のマイナス成長です。
これも、毎年140万人と言われる移民を受け入れているアメリカを考えると、
人口増加にあった雇用創出だけで1-2%の経済成長になるわけで、
それがマイナス成長になるのは正によほどのことです。
よく中国だけを見て騒ぎがちですが、
中国+インド=20億人地域
と考えると、やはり規模の拡大は続くと見える。
また一次産品取引額の内95%は投機的なものだそうです。
投機筋の動きが激しく、それ故の価格上昇という事は知っていましたが、
95%と言う数字は初めて知りました。
ではこの95%が引いたら値段が下がるのか?
多少の引きはあっても大きく引くことは当面無いと思われます。
理由は、
ここ数年増加した一次産品への投機的な動きは、
機関投資家が主だったのに対し、
今年に来て増加しているのは、
個人投資家と投資信託です。
つまり、まだ入ってくるお金は増えるんですね。
しかも一度入ったお金は、出て行きづらい。
出て行くときは金融市場全般に構造変化があった時で、
逆に言うとそれが起こったので原油や一次産品の値上がりが起こったと言える。
従って、この構造は当面続き、資金の流入は増え、
結果として値は上がる、少なくとも大きな値崩れは無いと予想できる。
それ故、原料を本来の意味としてのリスクヘッジ、
一定期間固定価格で取引できる故の経営計画安定性を目的とした先物取引、
は、デフレ下にあった日本では馴染まない感覚なのだが、
必要性が増していると思える。
ちなみに日本の個人投資家は、まだそれほど参入していないらしい。
約1500兆円と言われる資産の一部でも商品市場に向かうんだろうか?
来年以降数年分の原料を近々抑えてしまうらしい。
しかも単品ではなく、
値上がりの続く原料関連、特に軽金属と酸化物原料関連。
色々話したのですが、凡そ以下のように考えられる。
1:需給バランスは改善しない。
メーカーも増産しないし、需要は緩和しない
業界が大手メーカー数社で構成され、
供給側のプライオリティーが高い。
2:円は上がらない
日本の景気の足踏み、
ユーロ圏の経済基調に基づく金利上昇基調、
減速を始めたと言いながらも、
2-3%の継続的な成長と規模の拡大が見込めるアメリカ、
トレンドは円安。
3:ペースと程度はともかく、続く元の切り上げ
4:原料鉱石関係の輸入超過国となった中国
5:2008年から2010年にかけて中国景気が減速するとしても、
BRICs、特にインドの成長は続くので、
需要の緩和は起こらない。
つまり、原料価格は上昇を続けると言うことです。
特に、中国経済の減速で値下がりを予想する向きもあるのですが、
インドと中国と見ると、
方や10%、方や7%以上の経済成長率を持つ国です。
特徴的なのはこの両国の産業構造で、
中国は製造業、インドはITと分業化することが出来、
大きく競合する分野が少なく、
相互補完的と思われることです。
従って、よほどの事がない限り両国の経済が同時に減速することは考えずらい。
そのよほどの事とは、アメリカ経済のマイナス成長です。
これも、毎年140万人と言われる移民を受け入れているアメリカを考えると、
人口増加にあった雇用創出だけで1-2%の経済成長になるわけで、
それがマイナス成長になるのは正によほどのことです。
よく中国だけを見て騒ぎがちですが、
中国+インド=20億人地域
と考えると、やはり規模の拡大は続くと見える。
また一次産品取引額の内95%は投機的なものだそうです。
投機筋の動きが激しく、それ故の価格上昇という事は知っていましたが、
95%と言う数字は初めて知りました。
ではこの95%が引いたら値段が下がるのか?
多少の引きはあっても大きく引くことは当面無いと思われます。
理由は、
ここ数年増加した一次産品への投機的な動きは、
機関投資家が主だったのに対し、
今年に来て増加しているのは、
個人投資家と投資信託です。
つまり、まだ入ってくるお金は増えるんですね。
しかも一度入ったお金は、出て行きづらい。
出て行くときは金融市場全般に構造変化があった時で、
逆に言うとそれが起こったので原油や一次産品の値上がりが起こったと言える。
従って、この構造は当面続き、資金の流入は増え、
結果として値は上がる、少なくとも大きな値崩れは無いと予想できる。
それ故、原料を本来の意味としてのリスクヘッジ、
一定期間固定価格で取引できる故の経営計画安定性を目的とした先物取引、
は、デフレ下にあった日本では馴染まない感覚なのだが、
必要性が増していると思える。
ちなみに日本の個人投資家は、まだそれほど参入していないらしい。
約1500兆円と言われる資産の一部でも商品市場に向かうんだろうか?