(僕が観ていた)春アニメ2024 感想

こんにちは🌞

毎クール恒例のこのブログ。

今期も豊作でしたな。

今回も前後編に分けず、一気に書いていきます！

今回感想を書くのは、こちら↓

・うる星やつら

・鬼滅の刃

・この素晴らしい世界に祝福を！3

・ささやくように恋を唄う

・じいさんばあさん若返る

・声優ラジオのウラオモテ

・転生したらスライムだった件

・花野井くんの恋の病

・響け！ユーフォニアム3

・忘却バッテリー

・僕のヒーローアカデミア

・無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気出す〜

・ゆるキャン△

・夜桜さんちの大作戦

・ワンルーム、日当たり普通、天使つき。

全作品欠かさず観ておりましたが、本稿を書いている段階では最終回を迎えていないのもチラホラありまして、『鬼滅の刃』と『響け！ユーフォニアム』と『忘却バッテリー』と『無職転生』は最終話だけ、『ささ恋』は11話と最終話が観れていません。(というかまだ放送・配信されていない)

転スラとヒロアカは、7月以降も続くので現時点での感想になります。

6月中にブログ出したかったのでその点、ご了承ください💦

それではスタート！

うる星やつら

【話数】：全46話

【キャスト】：神谷浩史上坂すみれ内田真礼　宮野真守　他

1981年〜1986年まで放送されたアニメが約36年の時を経てリメイクといった形で2022年より分割4クールで放送開始され、ついにラストクール。

諸星あたると宇宙から来た鬼娘ラムを中心としたドタバタラブコメディ。

こうもゾッコンでめんどくさいヒロインは、現代ではなかなか見ないけど、好きな男多いだろうな。

第36話で、簡易的なタイムマシンで過去へ行き、「其方を妻にしてやる！」と言う幼少期の面堂をすかさず叩くあたる、「なんで叩いたっちゃ？」と嬉しそうなラムが可愛い。

第40話で、少しでも雑談したら補修を突きつける担任に対抗してダンマリ決め込むクラスメイト達。ラムもクラスメイトに馴染んで楽しそうににっこり黙ってて可愛い。

ラストクールというのもあり、あたるとラムの意地の張り合いがなかなかめんどくさくて焦ったいんだけど、最終的に“好きって言わせたいラムvs意地でも言わないあたる”という最強ホコタテバトルが始まります。この勝負の結末がめちゃめちゃ良いので刮目です。

「お前と別れるのなんか悲しかないけどな」と言いながら目に涙浮かべるテンちゃん可愛かった...。

テンちゃんといえば第42話で、あたるのためにラムが編んだマフラー(マフラー編んであげるラム可愛すぎ)を燃やしてしまったテンちゃんが反省して、今まであたるに謝ったことないなと感じて、謝り方を教わりに行く回も可愛かったな。最後もほっこりだからぜひ。

あたるをぶん回してプロペラにしたり(第38話)、食べると頭上にハートが浮かびそれを奪われると文字通り心が奪われるというハート型の飴でてんやわんやだったり、昭和テイストが損なわれず最後のラストシーンなんてもう令和では見れないんじゃないかっていうこてこてのラストシーンでとっても良かった❣️

自分は『うる星やつら』を今回のリメイクで初めて観たけど、こうやって昭和の名作を当時の良さをそのままに最新技術でよりクオリティの高いアニメーションで観れて幸せでした。

最後のOP、EDも最後に相応しく、切なさ増し増しでとっても好きです。

OPの『バイマイダーリン』はカッコ良いテイストかつキャッチーで耳に残るサビと最後に突き抜けるように一気に明るくなる感じが最終クールにぴったりで最高。

EDの『春紛い』の切なさ増し増しえぐい。最終回で流れるところもGood job！

“いつもと同じ青い空を

不意に邪魔した虹みたいだった”

こんな綺麗な歌詞ある？「邪魔した」って言い方があたるっぽいし、そう言っておいて「虹」というワードセンスえぐい。あたるにとってラムは日常を邪魔した虹みたいな存在なんだよなー、くぅぅぁ...。

『うる星やつら』の歌全部良かった...。

鬼滅の刃柱稽古編

【話数】：全8話

【キャスト】：花江夏樹鬼頭明里下野紘松岡禎丞　他

いわずもがなの大ヒット作品の続編。

鬼舞辻無惨との決戦に向け、炭治郎らが柱に稽古してもらうという柱稽古が始まります。

今作は原作では数ページで描かれたようなエピソードまで詳しく丁寧に描いてくれています。

無駄な引き伸ばし感はなく、面白いので原作しか読んでないという方でも観て欲しい。

無一郎の稽古では、あまりの厳しさに門下生達がへとへと。「せめてもう少し優しく接して欲しい」という声を聞いた炭治郎は、無一郎の趣味である紙飛行機で勝負を提案。(ここ原作に全くない)

無一郎が紙飛行機好きなのも可愛いし、みんなで紙飛行機を飛ばして眺める姿はほっこりかつじわじわくるものがありました。笑

こんな平和な時間がずっと続いてくれ。

甘露寺の稽古も独特で面白かったな。

稽古前に、パンケーキを振る舞ってもらいほっぺたが落ちそうな炭治郎可愛い。

原作でもシュールだったけどピンクのタイツ着させられる炭治郎達が動いてるのもおもろかった笑

伊黒の稽古は、門下生達が拘束された状態で障害物となっていて、アニメーションで見ると、キワキワに剣がすり抜ける感じも緊張感えぐい笑

というか拘束された門下生達は何の訓練も出来てなくない？笑

孤独な義勇に図々しく話しかけに行く炭治郎も面白いし、結構笑い要素が強めでした。

今後最終決戦に向けて物語が加速していくので、嵐の前の静けさのような楽しい柱稽古を時間をかけて作ってくれた製作陣に感謝ですね🥲

この素晴らしい世界に祝福を！3

【話数】：全11話

【キャスト】：福島潤雨宮天高橋李依茅野愛衣　他

佐藤カズマが異世界転生し、アクシズ教の女神アクア、紅魔族のアークウィザードのめぐみん、大貴族の令嬢ダクネスがパーティを組み、ドタバタな生活を描いた人気シリーズの第3期。

いつも通りのこのすばテンションでありながら、いろんな場所へ行くと言うより、アイリスの王都で暮らしたり、ダクネスの結婚式へ行ったり、同じ場所で話が展開される事が多かったですね。

アイリスの王都での日々でもカズマはいつも通りでセクシー声で目覚めたり、脚色した冒険譚を語り「以前は家族の帰る場所を守る仕事をしていました」なんてひきこもりをめちゃめちゃ良い言い方していたり、おもろかった😂

アイリスとカズマの体が入れ替わって、カズマ声のアイリスもツボだったな。

↑この回とは違うけど、アクアに芸達者の魔法を受け取ったカズマがダクネスの声真似して絶対本人が言わない事言うのもめっちゃ面白かったな。

王都編を終えての第9話が個人的神回。

リーンが悪い男に連れ去られたと勘違いしたダストがカズマに相談。

リーンの元へ向かうとどうやら怪しい会話が聞こえ、彼女がいた部屋へ入ると女性用下着が...。

写真

何故こうなったのか是非観てください。

ささやくように恋を唄う

【話数】：全12話

【キャスト】：嶋野花瀬戸麻沙美　他

新入生歓迎会で朝凪依の歌う姿に一目ボレした木野ひまりは、すぐに想いを伝えるもそれは恋ではなく...。ひまりの気持ちが恋心だと勘違いした依は本気で惚れさせようと決める。そんな二人の百合ラブストーリー。

二週連続のお休みもあり、作画も不安定で僕的にはあんまりでした。百合ってだけで基本見るようにしてるけど、なかなかドンピシャで好きなのはこないもんだなぁ。

恋心かも分からないのに軽率に親しくもない人に「一目惚れしました」なんて言っちゃダメだろ！そら勘違いするわ！というか勘違いというか言葉の意味通り汲み取っても勘違いとは呼ばんだろ！むしろ自分の気持ちを正しく言語化出来ていないひまりが悪いだろ！と少々荒ぶってしまいましたが、ひまりと依以外にも、それぞれの感情が交錯していてそういう関係性に着目すると面白いです。

片思いの連鎖が切ないのよ...。

まだ本稿を書いている段階では10話までしか観れていないのでどのような結末を迎えるのか見守りたいと思います。

じいさんばあさん若返る

【話数】：全11話

【キャスト】：三木眞一郎能登麻美子　他

タイトル通り、金のリンゴを食べて若返ったじいさんばあさんのお話。タイトルが気になって見始めました。

余談ですが、アニポケ育ちの僕としては、三木眞一郎さんの声の身体に馴染んでる感えぐいんですよ。若返った時と実年齢の時の声の使い分けもさすがベテラン声優でした。

老夫婦でも若者に負けないアツアツぶりと、長年一緒に生きてきたからこその深い絆がある爺様婆様の日常をコミカルかつ温かく描いた今作。基本短いお話をつなぎ合わせて構成されているから見やすくなっています。

Suicaをスイカ🍉と勘違いしたり、年賀状をじいさん婆様にとってSNSと言ったりなど、お年寄りらしい可愛い描写もありつつ、

じいさんは混浴に貪欲(綺麗な韻)なオスなところだったり、爺様だけ実年齢に戻り若い姿の婆様と買い物をしていると変な目で見られるからと夫婦である事を隠そうとする爺様に対して周りにどう思われても妻じゃなきゃ嫌だと言う婆様の乙女なところだったり、いつまでも若々しい二人にもキュン🫰🏻

大学に行きたくても行けなかったという爺様の背景や、勤め先が潰れるかもしれない息子に「頑張らないことも大事」とエールを送る婆様の人生の先輩として、母としての言葉が昔から様々のことを経験してきた二人からの今を生きる視聴者への教訓のようでなんだか学びもあったな。

特に婆様は↑だけじゃなく要所要所で名言言ってたので注目。

“残りの寿命なんて考えず、自分たちらしく生きる”そんなメッセージ性の強い作品でした。

最終話のオーディオコメンタリーでは三木眞一郎さんが「毎日は繰り返しではなく積み重ね」と語っていたのもとても印象的でした。

声優ラジオのウラオモテ

【話数】：全12話

【キャスト】：伊藤美来豊田萌絵長谷川育美東山奈央　他

歌種やすみという声優として活動する佐藤由美子、夕暮夕陽という声優として活動する渡辺千佳の二人の同じ高校同じクラスの現役JK二人によるラジオ番組が始まり、表で仲良しを演じるも裏では不仲で...というお話。

かなり前から存在は知ってた作品だけど、まさかアニメ化するとは！しかもこの二人で。すごい。※伊藤美来と豊田萌絵はPyxisというユニットを組んでいます。

声優ラジオっていうかなりコアなテーマでありながら、やすみと夕陽がお互いを意識し合っていて、良きライバルで良いパートナーでっていう関係性になっていくのが垣間見えて王道の熱いドラマもあります。

ただそれなりに名の知れた声優がちょっと眼鏡をかけたり変装しただけでバレないのとか違和感はありました笑

ラジオイベントがライブみたいな盛り上がりを見せていたのもびっくり。声優とはいえラジオイベントってもっと落ち着いてないか？っていう笑

あとラジオスタッフの朝加さんがクマがひどく、毎日冷えピタ貼ってるからラジオ業界の闇といういらん心配を感じたよ🫨

最終回のアフレコシーンがたっぷりあって、BGMなしで緊張感があってとても良かったな。

転生したらスライムだった件

第3期

【話数】：放送中

【キャスト】：岡咲美保前野智昭古川慎江口拓也　他

異世界転生ものの代表格の一角を担う転スラの第3期の前半クール。

タイトル通り、異世界転生してスライムとなった主人公がリムルという名を得て国作りしていくお話なのですが、第2期ではついにリムルが魔王として認められ、リムルが作り上げている国テンペストが国家として認められて、3期では開国祭の準備がメインで描かれていきます。

48.5話で総集編としてまとめられているのでそちらを観ると分かりやすいかと。

そんな中、かつて対峙したリムルと同じ日本からやって来たヒナタサカグチと食い違いで再度対峙してしまいます。ヒナタとの関係に大きな進展があるので注目です。

育成に悩むオーク族のゲルドを「今夜は飲むぞ」と誘ったり、それぞれに指示を出す姿なんてさながらシゴデキ上司です。

異世界ものとしては珍しくそのような社会性が見られるのも転スラの良いところ。

後半クールでは、いよいよ開国祭が近づき、お祭りムードへ。(原作未読だから分からないけど)

後半クールのOPがももクロでお祭り感あって楽しくて良さそう💭

花野井くんの恋の病

【話数】：全12話

【キャスト】：花澤香菜小林千晃久保ユリカ坂本真綾　他

恋が分からないほたると愛が重すぎるイケメン男子花野井くんのラブストーリー。

第一話から告白されて始まるというのも新鮮で良いし、花野井くんのほたるへの恋心が一貫して重くて良かったな。女子が見たら「めんどくさ！」と「これくらい重い方が良い！」の二極化しそう笑

付き合ってもいないのに「髪は短い方が良いかな」とほたるが話すと翌日、ロン毛だった髪をバッサリ切ってくる花野井くん可愛くない？(実際は、好みの異性の髪型ではなく、自分の髪が短い方が良いという意味の発言でしたが笑)

チャラそうなのはあまり好きじゃないかと重いピアスも外したり、ほたるに好きになってもらうためなんでもする花野井くんすごいよ。

待ち合わせもいつも先に来て、バイトが終わるのも待って、「1秒でも一緒にいたいから」とここまで行動できる人はそういない。

バレンタインの日には珍しく遅刻していてなかなか来ないと思い、自宅まで行くと逆チョコを作るため服や顔にチョコつけてあたふたしてる花野井くん可愛すぎだろ。

花野井くんはほたるには甘々に優しいけど、他の人に冷たすぎてその切り替えもすごい笑

恋を知らないほたるだからこそ恋に対して深く考えていて、「考え方が違ったら一緒にいちゃいけないの？」という言葉は核心をついていたな。

また、ほたると同じ小学校だったモテ男の八尾は、偶然バイト先が同じでほたると再会。

「ほた子」呼びしてやたら距離感が近い八尾に花野井くんが嫉妬してやたら不憫な扱いを受ける八尾はなんだか可哀想。笑

八尾もめっちゃ良い奴なんだけどね！八尾派の女子も多そう。

そんなこんなで男子向けというよりは女子におすすめしたいラブストーリーとなっております。

OPはSexy Zone名義で最後のリリースとなった『puzzle』のカップリング『君のせい』です。

セクゾらしいオシャレでポップなラブソングですのでぜひ。

響け！ユーフォニアム3

【話数】：全13話

【キャスト】：黒沢ともよ安済知佳朝井彩加豊田萌絵戸松遥　他

もう大前提としてこのアニメ大好きすぎて、かなりの数アニメを観たきたけど、『けいおん！』とこの作品は間違いなく僕の中で2トップと言えるでしょう。それくらい大好きです。

簡単な概要を説明するのも難しいのですが...

北宇治高校吹奏楽部で部長となった黄前久美子の青春ドラマを描いた作品の最終章。吹奏楽部を通して、様々な人間関係や考え方、成長が描かれていて、何度見ても違う視点から見れたり、色々考えさせられたりして、とにかく奥が深い作品です。

それくらい熱がある作品なので、後日改めて単体で感想ブログを出したいと思います。

一期二期では久美子の一年生編、劇場版や特別編で二年生編が描かれ、ついに三期で三年生編が描かれます。随分と待ちました。このアニメが2024年の一番の楽しみだったってくらい楽しみでした。

北宇治吹奏楽部は、一期で久美子の入学のタイミングで滝先生が顧問になった事から全国金を目指すようになります。

それがこれまで叶ってこなかったのもあり、これまでと手法を変え、府大会、関西大会、全国大会と毎回オーディションを行う事に。

なおかつ久美子と同じユーフォニアム担当の黒江真由が転校してきて吹奏楽部へ入部してきたのもあり、例年よりなんだかピリピリした緊張感のある部の空気の中、物語が進行していきます。

そんな中での感情の機微が、表情で声色で演出で詰め込まれているから本当に見応えあるし、中でも久美子のCVを務める黒沢ともよさんの演技がとてつもなく素晴らしい。毎話「そして、次の曲が始まるのです」という久美子のナレーションとかまさにそう。毎話ごとに不穏な空気だったり安堵だったり絶望だったり、同じ

「そして、次の曲が始まるのです」という言葉でもこうも受け取り方が変わるか！というくらい圧巻でした。

『響け！ユーフォニアム3』単体での感想ブログはごりごりネタバレありで掘り下げながらたっぷり描く予定なのでひとまずこの辺で。

アニメも感想もブログもどっちも観てください🙇🏻‍♂️

忘却バッテリー

【話数】：全12話(?)※本稿を書いている段階では不明

【キャスト】：増田俊樹宮野真守阿座上洋平島崎信長梶裕貴　他

中学時代、怪物バッテリーとして名を馳せた清峯葉流火と要圭が無名の都立小手指高校に入学。さらに要は記憶を失っていた...。そこで地味だが堅実な山田や怪物バッテリーに敗れ野球から距離を置いていた天才達と出会い、同じ野球部で奮闘する青春ストーリー。

OPはMrs. GREEN APPLE、EDはマカロニえんぴつという気合いの入れようだけあって、ハードルも高かったけど、めっちゃ面白かった！

主役キャラが記憶喪失という事でシリアス要素も強いと思っていたけど、全然そんな事なく肩の力が抜けるくらいギャグ要素も強め。

記憶喪失というか極度にアホになってしまった感じ。

要のパイ毛ギャグや、AVで要を釣る清峯というように等身大の男子高校生らしさもありつつ、野球をしている時の真剣な姿のギャップにやられてしまいます。クールで無口な清峯も要には甘々で、要のパイ毛ギャグが通用しなかった際には「パイ毛は面白いだろうが！」と怒ってしまうぐらい。そんな二人の関係にもほっこり。

物語抜きにして要だけ見ていても面白い。パイ毛ギャグを始め、練習から逃げ出してすぐに屋上へ行ってしまったり、試合中お菓子を食べていたり、本来なら辞めさせられるレベルの愚行も許されてしまう憎めない存在、愛すべきバカ、それが要圭なのです。

スポ根が苦手な方でも楽しく観られると思います。

野球についても要所要所で詳しく説明してくれるから結構分かりやすくなっているかと。

キャラの個性も立っていて、清峯と要はもちろん、山田のような視聴者視点になれる普通なキャラもいれば、派手で豪快な藤堂やブレーン的俊足の千早、野球ゲームが得意な土屋など個性まで分かりやすい。

中でも数少ない登場シーンで衝撃インパクトを残したのが要母。

記憶を失いアホになった要でさえ怯える存在。野球部メンバーで要家へ行った際には「みんなチェリーボーイなのかしら」とにやり。“こんな母親は嫌だ”を代表するキャラクターかもしれません。

そして、ビッグネームなだけあって、OPEDどちらも最高！

Mrs. GREEN APPLEの『ライラック』は、イントロから青春にぴったり。“青に似たすっぱい春とライラック”というサビが思わず歌いたくなる言葉の並びとメロディ。

マカロニえんぴつの『忘レナ唄』もマカロニえんぴつらしい懐かしさもありつつ泥臭くて暑いロックサウンド感があって好き。

歌詞もすごく作り込まれていて、“遥かな距離よりかなめは行き方”という歌詞の中に「清峯葉流火(はるか)と要(かなめ)圭を混じった歌詞が入っているだけでなく、

一番の“やぁ”“だあー！”二番の“まぁ”“ダー！”という歌詞...やまだになっている事を知った時は驚愕でした...。マカロニえんぴつのタイアップ曲の歌詞ってこういう組み込み方してくるから聴いてても見てても楽しいんだよね。

僕のヒーローアカデミア第7期

【話数】：放送中

【キャスト】：山下大輝岡本信彦梶裕貴佐倉綾音　他

多くの人間が頂上能力“個性”を持つようになり、ヒーローが職業となった社会で、雄英高校ヒーロー科へ進学した緑谷出久らがヒーローを目指す大人気シリーズの第7期。

かつてのNo.1ヒーローのオールマイトから個性を授かった出久は、宿敵“敵(ヴィラン)”の親玉のオールフォーワンに狙われる。みんなを巻き込むまいと雄英を一人で出た出久に寄り添うクラスメイト達。みんなで立ち向かう決意を新たに、最終決戦の時が近づく...といったところで物語が展開されておりますが、

原作勢からしても毎度情報量すごくて初見だとパンクしてしまうのでは！？というくらい怒涛の展開が続いておりますね。

前半クールでは、アメリカのスーパーヒーロー、スターアンドストライプの参戦や、物語序盤から考察されていた内通者の存在が明らかになったりとすんごいですけど、

ネタバレありで書くので要注意です！！

内通者が青山くんと発覚した時の衝撃エグい。

かなり前の段階から彼が内通者ではと読者からは言われていたんですけど、怪し素振りを見せて逆にその後普通に「やっぱ違うか！」ってなった後、特に怪しいところもなかったから内通者が彼だと知った時は驚いたな。

アニメで描かれて彼のお母さんの必死な説得がより残酷さを増していて良かったし、出久と青山くんが共に無個性生まれという共通点から違う世界線の出久もこうなり得たかもしれないという可能性も考えられてなかなかゾクゾクしますよね。ずっとみんなを騙していた彼に寄り添うA組のみんなも理想のクラスメイトすぎて眩しすぎるのよ。

そんな彼を始め、心操くんや物間くんの個性も駆使して総力戦が始まっていくのが本当に最終決戦だという熱が加速していきますね🔥

この最終決戦では、内通者やヴィランのバックボーンも知れて、そちらサイドにも同情したくなる描き方だから凄いよなぁ。

無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気出す〜

【話数】：全24話

【キャスト】：内山夕実杉田智和　他

無職の引きこもりが金髪美少年ルーデウスとして転生し、異世界で生きていく作品のアニメ第二期の後半クール。

前半クールでは、ルーデウスがシルフィと結ばれたところで終わりましたが、その続きとして幸せな結婚生活や披露宴が描かれます。

二人で暮らす家を買い、ルーデウスにそこへ初めて連れて行かれるシルフィが「ルディが見せたいものって何かなーー。すごい楽しみだよーー」とサプライズを察して棒読みなの可愛かったな。

また、妹のノルンとアイシャと一緒に暮らす事になりますが、ノルンは以前ルーデウスと会った時、父パウロを殴っていた印象が強いようでルーデウスをよく思っていない様子...。

引きこもってしまうノルンに少しずつ歩み寄り、本心は分からずじまいだったのも微妙な兄妹関係を表していて良かった。

色々ありながらも幸せな生活を過ごしている中、行方不明となっていた母ゼニスが救出困難であり、救援求むという手紙が届きます。

そこからシルフィら家族を置いて、ルーデウスは一人旅立ち、父パウロや師匠のロキシーと再会。

ゼニスは結晶となり封印されており、それを守るようにヒュドラ(ドラゴンみたいなモンスター)が立ちはだかります。

その戦いが圧巻で、その結末も衝撃的でした。

22話から本当に怒涛の展開です。ぜひ観て欲しい。

予期せぬ形で親子である事を実感するという描写もとても良かった。

前世では、引きこもりで両親の葬式にも出なかったルーデウスが、パウロの剣に触れながら「なんだ同じじゃん」と言うあのシーン。これだけ書いてもなんのこっちゃだと思いますが、あまりに彼ららしい“血の繋がり”を実感させられてグッとくる名シーンです。

ゆるキャン△ SEASON3

【話数】：全12話

【キャスト】：花守ゆみり東山奈央高橋李依原紗友里豊崎愛生黒沢ともよ　他

キャンプブームの火付け役的大ヒットアニメの第3期。

制作会社C-Stationでショートに映画に幅広く展開されて来ましたが、3期にして制作会社がエイトビットに！エイトビットは転スラなど手がける制作会社。

キャラデザも結構変わったからビジュアルが解禁された時は慣れるかどうか不安だったけど、全然馴染んでました。より原作っぽいキャラデザになってた感じがする。バイクや車などの描写が滑らかだなーって思いました。

3期のメインエピソードとなるのが、なでしことリンちゃんとあやちゃんでの大井川キャンプ。なでしこは電車で、リンちゃんあやちゃんはバイクで向かいます。この対比も良いし、お互い友達の友達くらいの距離感から二人での長旅ツーリングを得て距離が縮まっていくのも良かった。

リンちゃんあやちゃんが行っていた吊り橋も全部行きたいし(畑薙大吊橋めっちゃ怖そうだけど絶対行きたい)、なでちゃんが行ってたお化けトンネルや長島ダムも行きたい。夢想吊橋も危険すぎてもう渡れないみたいだけど気になる...。

バイクでも行ってみたいし、電車でも行ってみたい。とにかく聖地巡礼したくなったな。

移動ももちろんなでちゃんは電車、リンちゃんあやちゃんはバイクなんだけど、先に駅に着いてバイクで来るリンちゃんあやちゃんに手を振るなでしこめっちゃ可愛い。

ていうかマジで今期のなでしこマジ可愛すぎた😩

リンちゃんとあやちゃんが別れ際にグータッチするのが嬉しそうで自分も両手で二人とグータッチしにいって「イェーイ！」ななでしこ可愛すぎるし、「二人とも家に着いたら連絡してね、心配だから」ななでしこも可愛いし、ちゃんと家着いたら報告の連絡するリンちゃんあやちゃんも可愛いし、それ見て「よしよし」ななでちゃんも可愛いし、二人とのキャンプの終わりに寂しさを感じながら一人で写真を見返して「思い出はちゃんと残るよね」と感じるなでちゃんも可愛いし、本当に大井川キャンプ編最高だった😭💓

第11話でもお姉ちゃんとリンと桜巡りをして、一人バイクで来たリンに「帰り道気をつけてねー、リンちゃーん」ななでしこも本当可愛かった。富士山を見に来て日没まで外で居眠りをしちゃうくらい危なっかしいなでしこがいつも人の帰り道を心配して声かけてくれるの愛おしくてたまらんのよ🤦🏻‍♂️

今期ではゆっくりと春の訪れが描かれていて、桜が結構キーになっているように思うんですけど、まだ咲いていない桜でも写真を撮るなでしこ可愛いし、それがちょっとした伏線になっていたりして...ゆるキャンってこういうところ上手いよな〜。2期も最終話から1話へ逆に繋がるような仕掛けになっていたし。

家から桜が見えて「なーんか気になるなぁ、明日自転車で行ってみようかな」ななでちゃんも可愛い。桜が気になってみに行きたくなるのも自転車でひょひょいと行こうとするのも全部可愛い。

なでしこがレトロな電車にもハマり出して、キャンプやバイクだけじゃなくどんどんゆるキャンワールドが広がっていきそうで良いね。

夜桜さんちの大作戦

【話数】：2クール連続放送中

【キャスト】：川島零士本渡楓小西克幸鬼頭明里興津和幸悠木碧松岡禎丞内山夕実　他

週刊少年ジャンプで連載中の作品がついにアニメ化！定期購読をしていながら未読でした、申し訳ございません。

家族を事故で亡くした太陽は、幼馴染の六美と結婚し、彼女を狙う敵から守るためスパイ一家夜桜家の一員として奮闘する物語。

とあらすじを見ると、バトルもののように思えますが、思いの外コメディ要素が強く、今調べてみたら日曜夕方17時からなんですね、どうりで観やすい。

夜桜家が個性豊かな大家族でおもろい。

中でも人見知りのためゴミ箱式の洗車に引きこもっている辛三兄さんがおっとりしてて可愛い。

太陽と六美の昔ながらの主人公とヒロイン感も良い。太陽の六美を思う気持ちはまっすぐで、特にやばいのが、過去に六美がいじめで髪を切られそうになっていたところを太陽がハサミを取り上げ自分の髪を黙って淡々と切り出すのですが、そのやばい行動をなんの迷いもなくやってしまうあたり、どれだけ六美を大切に思ってんだってグッと来ますよね。

2クール目も楽しみです👀

ワンルーム、日当たり普通、天使つき