いのちの初夜 | allstepsのブログ

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最近、強烈に印象に残った本があった。「いのちの初夜」 これはらい病(体が腐っていってしまう病気。現在は治療法が出来ているが、その当時はなかった)にかかった人が、らい病の病院に入り、自分より病気の進んだ人々を見て絶望し、自殺を試みるも死ねず、といった話である。

 

 首も腐って首から呼吸をする人。神経の痛みに夜を通してうめき続ける人。目が腐って片方無い人。そうなっても人は生きている。生きているが人間の体裁はもうそこには無い。そこにはいのちそのものが残っていたという話だった。与えられたいのちというものを大切に生き切ることが、この病院に入った人々が出来ている。


 それにひきかえ、自分はなんと恵まれた日々に愚痴を言いながら生きていることかと思う。めぐまれた生活があるならば、もっといのちを輝かせなければ。