メアリー&マックスという映画を観た。心の温まる映画だった。人生というものを描いていて、決して人生いいことばかりではないが、心を込めて生きていれば、いつか心あたたまる事が起きるよ、というメッセージを感じた。
それぞれの人が逃れられない自分という個性を持って生まれて来て、それに抗ったり、またはしょうがないとやけになったり、自分は自分でいいと胸を張ってみたり、色々と悩みながら生きているのだ。
そして、そんな完璧でない自分をゆるし、完璧でない家族をゆるし、完璧でない隣人をゆるした時、心の平安が得られるのかもしれないと考えた。
この映画は粘土のような人形が動いている画像で、そこもあたたかいものを感じる要素だったかもしれない。だが人間の心を見事に描いていたと思う。