ブルネイでは全部で3泊4日を過ごしたんだけど、ブルネイと聞いても  ?という人が殆どだと思うので、簡単に説明すると

ブルネイはアラブ各国のようにオイル産出国の金持ちカントリー

一般家庭でも車3台持ってるのは当たり前、税金は消費税も所得税もなし、病院もただ、ガソリンより水のほうが高い、小さな国で人口は400万人程度、物価は日本より少し安い程度でタバコも酒も売っていない、なぜならイスラム圏だから

未だに王政を誣いていて、この国が東南アジアの一国だと知ってる人自体少ないのではないだろうか?

俺は前にテレビで見て、この程度の知識はあったけど、東南アジアにありながら金持ち国家というのがどうも想像できなくて、前から一度訪れてみたかったのだ

スタンプラリーの旅も終わり、バスから降りて目的のホテルまでの道をバス会社の人に尋ねると、近いからという事で会社の車で送ってもらうという、噂に違わぬ親切なパンチをいきなりくらい

行ったユースホテルに誰もいないのでとぼとぼともと来た道を戻っていると、ブルネイの空が熱くなった俺の体を冷まそうとスコールのプレゼントを贈ってくれて全身ぐしょぐしょにされ、親切もここまでくるとうざいものである・・・・

次の日、マーケットのぼろ食堂で飯を食ってると、マーケットのオッサンと客が話しかけてきて、すこし話し込んでたら、おっさんの店の買い物客も混ざってきて、車で街の行きたいところに連れてってあげるわ、と、申し出てきた

これがプノンペンだったら丁寧にお断りするところだけど、ブルネイの国柄とおばさんのおっとり具合に安心してあっさりとお願いすることにした

始めに向かったのがパレスと呼ばれている王宮

この日は中に入れなくて、外から写真を撮ってたんだけど、またお節介なスコールがいきなり来て、全身ぐしょ濡れで、おばさんの車の中もぐしょぐしょにしてしまった


世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~

中国系のマレーシア人らしくて、ブルネイの病院にナースとして出稼ぎに来ているのだとか

おばさんに聞いて明らかになったのが、モスクで寝てる人の謎

敬虔なムスリムは日に5回お祈りをするんだけど、モスクが家から離れてると帰ったり着たりの往復が大変だから、次のお祈りの時間までモスクで寝て過ごすんだって

つまりモスクで寝てるムスリムは怠け者じゃなくて、もしろ人一倍敬虔なムスリムという事になりますね

ちなみにブルネイに行って皆感動するのが横断歩道に人がいると必ず車が止まってくれること

しかし、あれは法律があるから止まるだけで、別に親切で止まってくれてるわけではない所に留意したい。それでも、他の東南アジアに比べれば運転のマナーはかなりいいっていうか、日本よりもいいか・・

次に訪れたのがウォータービレッジ

簡単に言うと水の上に家が建っているアレです

言葉で説明するよりこっちの方が早いか


世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~

実はこのウォータービレッジ、いくつか問題を抱えていて、政府がお金を払って陸に住むようにお願いしるらしいが、誰も引っ越そうとしないのだとか

どちらかというと、陸に住んでる人よりは貧しい階級の人が住んでるんだけど、それでも貧富の差が目立っていて、上の写真と下の写真を比較してもらうとその違いがはっきりとわからる

新旧もさることながら、ウォーターハウスの命と言ってもいい家を支えてる支柱の素材が違うのだ

古いつくりは木造だが、新しい家を支えているのは鉄筋コンクリートの支柱

しかし・・・見た感じ生活排水は全てそのまま垂れ流しなのだろうか?水が異様に茶色い理由もうなずけるが、不思議と臭いはまったくといっていいほど感じられなかった

こんな所にもちゃんとモスクがあって、冷房も効いていて気持ちよかったので、また昼寝

まぁこうやって特に特別なこともすることなく、なんとなくブルネイでの日々が過ぎていった

最終日、俺がいつも通っているカフェ

ホテルにwifiがないので毎日同じカフェに通っていたのだ

そこで残っているブルネイドルを全部使おうと試みて、メニューと睨み合ってたんだけど、どうしても上手いオーダーの組み合わせがない

どうしても食べたい二品をチョイスして、ケーキをつけてると日本円で百円ちょっとオーバーしてしまうのだ

しかしながらその全てを食べたい・・・・

そこでお金を全部使いたい、これらの品のほかにケーキもどうしても食べたい、でもお金がちょっと足らない・・・なんとかならないだろうか?と尋ねた結果

全品を10%引きにするから、そしてたらたりるでしょ?という話になり、酒はは無いのに最後の最後までブルネイの親切に酔うのであった

しかし、俺は凄くひねくれているのでこういう風に考えてしまうのだ

もしブルネイに石油が無かったら、もし貧乏国家だったら?

こんなに親切だろうか

なんとなくだけど、ブルネイ人の親切さって、豊かさからきてるもののような気がしてならない

こういう風に考えるのはとても厭らしくて良くないとは思うんだけど

国民と話してるときにそれを感じずにはいられなかった。車でいろいろと世話してくれたおばさんはブルネイ人じゃないから、そういう感じはしなかったんだけど

そう考えると、貧しくてもあんなに人々が親切なフィリピンってやっぱいいよな~

KKからブルネイへの移動

世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~



ブルネイへは前回の日記でも書いたと思うけど、バスや船、飛行機といろいろなアクセス方法がある

バスと船を比較すると、料金は殆ど同じなんだけど、ブルネイの港からの移動を考えると、街のダウンタウンに直接つくバスの方が安い

それにフェリーだと一度他の島を経由して乗り換えないといけないので、これまた重い荷物があると少々面倒である

だからこういった理由と俺の趣味がこうじてバスを選択したのだ

KKからブルネイの直通ばす 100MRやく3000円くらい 移動は9時間

東南アジアのバスは基本的に席が満席になるまで発車しなかったり、時間が決まってると極端に本数を少なくして毎日満席になる飽和状態で運行している

しかしこのブルネイ行きのバスは一日一便しかないにも関わらず、発車の段になっても半分も席が埋まっていない

お陰で一番前の一番広い席を2人分占領することに成功した

かなり快適

世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~



いつもの東南アジアバスとは一味違う

やっぱバスにして正解だった、これなら9時間あっても映画見たり景色見たりでのんびり過ごせる

しかしである

世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~



上の図を見て欲しい、この意味のわからない国境線を・・・・

赤い枠で囲われてるのがブルネイなんだけど、何故か二つに分かれてて間にマレーシアが挟まっている

首都があるのは二つ目のブルネイだから、国境を3回超えることになるのでは?

マレーシア出国→ブルネイ入国→ブルネイ出国→マレーシア入国→マレーシア出国→ブルネイ入国 ぜ 全部で入出国スタンプ6個?

パスポートの余白が・・・・

実はパスポートは一回だけページ数は忘れたけど増やすことが出来て、それでも全部埋まったら再発行を数万円払って海外の日本大使館でしないとならないのだ

俺はその増刷すらしてなくて、海外で出来るかどうかも定かではない

そして第一のチェックポイント

あっさりとパスポートにスタンプが押され通過

これで出国だから次はブルネイのチェックポイント

しかしいくら走っても次のチェックポイントはなく2時間後に休憩に入る

・・・・俺は今どこの国にいるの?

そしてここではどこの通貨が使えるの??なんてことを運転手に尋ねたら、ここはまだマレーシアだよ

え?じゃあさっきのチェックポイントはなんだったの?

しっかりパスポートにスタンプ押されてんですけど・・・

その後も国境線とは関係ない謎のチェックポイントでスタンプを押されたかと思うと、今度は国境線のチェックポイント

出国 入国 謎のチェックポイント・・・・そのせいで今自分がいる国がわからなくなる

しかもチェックポイント通過するたびにバスから全員降ろされて並ぶ 乗る 降りる 並ぶ 乗る 降りる 並ぶの繰り返し

もう何回やったかも数えてないけど、スタンプを数えたら計8個になってた

陸路が人気ない理由がわかった気がする

バスは確かに楽チンなんだけど、後半チェックポイントだらけ

いっそうの事、ブルネイは金持ち国家なんだから間に挟まってるマレーシアを金にものを言わせて買い取ってしまえばいいのに



本当は3日前にはブルネイに入国してる頃だった

それが未だにKKに滞在している

別に足止めされてるわけじゃないけど好きで好んで滞在しているわけでもない

ブルネイ行きのバスは一日に一本しかなくて、朝8時のバスを逃すともうその日は諦めるしかない

他にも船や電車、飛行機で行くことも出来るけど、バスを使うのは俺の趣味だ

3日前の朝、風邪を引いたみたいで朝起きたら体がだるい、その上登山のせいで脚が筋肉痛でまともに歩けない

そんな事を考えていたら億劫になって布団から出ることが出来なかった

昼になんとかだるい体を起こしてゲストハウスのリビングで本を読んだりフルートを吹いたりしてのんびり過ごす

脚が痛くて歩けないから街に出る気にもならないのだ

そしたらゲストハウスのオーナー ルーシーが風邪引いたら食べないと駄目よといって、何か食べるものを買ってきてくれた

もちろん代金は請求されてない

俺が泊まっているゲストハウスはルーシーゲストハウスといって、KKのゲストハウスの中でも安いほうで、ロンプラにも地球の歩き方にも載っている

一泊700円のドミトリーにエアコン無し水シャワーは決して快適な設備とは言えないけど、凄く居心地がいい

ドミトリーに泊まる場合、共同スペースが充実していないとずっとベッドの上にいる事になるけど、ルーシーゲストハウスはリビングと書斎にテラスと人の家のように寛げるスペースが充実している

その上オーナーがとても親切なのだ

ただ優しいだけじゃなく、厳しい一面もあるけど、規則を守っていればいろいろと世話を焼いてくれる

規則と言っても、ドアはそっと閉める、夜騒がない、ゴミはゴミ箱へ この程度のことである

この居心地のよさが俺の脚を止めているのかもしれない

次の日、朝起きて時計を確認したら8時15分だった・・・・・

こうしてまたブルネイ行きのバスを逃すこととなった

バスを2日連続で逃したことをFBで愚痴ったら、オーストラリア人の友達ジェシカからコメントが入っていた

内容は今夜旅人のグループで集まって食事会するけど参加しないか?というものだった

ジェシカはカンボジアのケップで仲良くなったカップルの片割れだ  詳しくはこちら

彼女達も今KKに滞在しているらしく、俺の投稿を見て連絡をくれたらしいのだ

そういう大人数の集まりは苦手だけど、英語の練習にもなるだろうし、久しぶりに旅仲間に会いたいし、やる事もなかったので行くと返事を出した

昼間はとくにすることも無かったので、市内のモスクに行ってきた

相変わらす外見は派手なのに、中はガランとしている

そしてモスクの中に入ると必ずと言っていいほど、床にひっくり帰って寝てるムスリムが数人いるのだ

俺も眠かったし、帰ろうとしたときにスコールが降ってきたので、夕方までモスクの中で昼寝をした

仰向けに寝転がると、モスク独特のドーム型の天井から祈り場にやわらかい光が雨上がりの森の木漏れ日のように降り注いで来て心地が良い

それでも外はスコールなのだがら、なんだか世の中の矛盾を垣間見ているようだった

そのまま目をゆっくり閉じるとムスリム独特の低音の祈りが骨を伝って体に入ってくる。そしてそのまま眠へと落ちていく

なんだかモスクのお昼寝に嵌ってしまいそうである。すごく気持ちがいい

世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~




夜になると約束の時間に約束の場所へどうせまだ来てないだろうと思ってちょっと遅れて行ったら、ブロンドの白人が懐かしい顔をして俺を待っていた

BARに行く途中一体なんの集まりなのか尋ねると、元々はカウチサーフィンの繋がりで、KKでカウチをやっている人とそれを利用して仲良くなった人たちがつるんでやっているようなグループで、ジェシカ自身も知らない人が沢山来るのだとか

ちなみにカウチサーフィンとは、旅人の宿泊共同サイトみたいなもので、そこに登録してるもの同士、無料もしくはちょっとした労務と引き換えにその人の家に泊まれるといったネットワークサービスだ

そのネットワークは今や世界中に広がっていて、特に宿泊費の高い国などで力を発揮してくれる。もちろん泊まるだけじゃなくて、自分の国にメンバーが来れば自分も提供しないといけないのだ

こういうサービスは必ずと言っていいほど、当人同士でトラブルが起りがちだが、それでも今最も勢いのあるソーシャルネットワークの一つに数えられる

集まりのあるBARに行くと既に6人くらい集まっていて、半分は地元のマレーシア人だ

そして俺の目の前には日本人っぽい女の子が座っているが、英語がネイティブ並みである

出身を聞くとカルファニアとの事 成る程

よく日本人に間違えられるらしい

日本語で「そうか~」ってどう意味か尋ねられたから、ケースによって意味は違うけど「I see」とかでいいんじゃない? どうして?と尋ねると

バンコクでよく日本人から話しかけられて、もちろん英語で対応すると次に国籍を聞かれカルファニアと答えると「そうか~」と言ってがっかりして去って行くらしい

となりに座ってたので、他の人に一緒に旅してるの?と、聞かれるくらいの日本人顔

世界一周ふらふら軌~7ヶ月目~

これでもアメリカ人です

その後も続々と色んな国籍の人間が到着

スイス オージー 台湾 マレーシア イタリア アメリカ

全員とは話してないからわからないけど、かなりの多国籍だったのは間違いない

見た感じここに参加してるマレーシア人は皆金持ちそうに見える

わずかな距離なのに自分の車でここまで来てたり、高い酒飲んだり、高そうな服着たり

ローカルも好きだけどたまには富裕層とつるんでみるのもいい?

時間が経てば経つほど人数が増えてきて、ジェシカの彼氏のカーティスも到着

どうしてかはわからないけど、ジェシカよりカーティスの英語の方が聞きやすい

ジェシカはたまに言ってる事がわからない時があるのだ

でもジェスもカーティスも俺の発音が悪くて聞き取れない時に何回も言い直すと、「俺たちのリスニング力がいまいちなんだよ はははh」 そんな筈あるわけ無いのに

いい奴である

それもでもフィリピンではあまり通じなかった喋り事が通じるから幾分会話は楽である

フィリピンで「what can you do」と言っても通じかったもんな~

ケースにもよるけど「しょうがないよー」というようなニュアンスになるんだけど、先生ですら通じなかったり、自分に使うときは「what can i do」でしょ、と直されたりしたこともある

「what can you do」は相手に使うときも自分の事でも「what can you do」でいいらしいのだ

話し言葉にまで細かい文法を当てはめようとするとややこしくなるし

自分達の母国語から訳して英語にするからまたややこしくなるのだ

と、そんな偉そうなことは言ってられない。多分この会で一番英語が下手くそなのは俺なんだから

でもそれはしょうがない、だって俺は日本人だからっていったら、みんな成る程と笑っていた

2件目はシーフードレストランに行ったんだけど、少し時間も遅かったので俺は途中で引き上げる旨を伝えたら

なぜだ?と、尋ねられたので、俺のゲストハウスには門限があるんだよ

あ~ルーシーの所にいるのか

そうそう有名なの?

まぁな、彼女はナイスだ!!と特に金持ちそうなマレーシアンが親指を立てて言った