世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~
「ちょっとバックパックの中調べさせてもらっていいですか?」 「どうぞ」

係官はバックパックのチャックを開けながら「棒みたいなものが写ったんですけどね~」「あ~これですか」と一番上のチャックを開けて係官に見せた

「あ~警棒かぁ、これは我々の国の法律じゃ許されてないんですよね」   絵えええええええええええええええええええええええええええええええええ

まさかそんな事とは知らずにメモを取ろうとしてる人にポールペンを差し出すように気軽に警棒を手渡していた

「ポケットの中にあるものも全部出してみてもらえますか」といわれ、ごそごそとポケットをかき回して出てきたのが、どっかの丸まってぐしゃぐしゃになったレシート数枚とマレーシアのコイン、歯磨き粉に正体不明のゴミとライター

ライターをみてすかさずタバコは持っているか聞いてくるが、持っていないと口頭で言うと、そこはそれ以上は何も言ってこない。意外と甘い部分もあるようだ

「ちょっとこっちに来てもらえますか?」これがかの有名な別室送りというやつだ?

俺は別室に連れていかれ、法律で禁止されてる事の簡単な説明を受けて、椅子の上で親に叱られたばかりの子供のようにしょんぼりと待機させられた

俺が待機してる間、彼らは色んなところに電話をかけ、時にはマレー語で時には英語で関係各所に報告をしている

実は今から4時間前にマレーシアの町マラッカを出たばっかで、ちょうどシンガポールの国境を越えようとしていたところだった

タマンネガラから電車一本と4本のローカルバスを乗り継いでやっと着いた世界遺産の町マラッカ

さも苦労したように書いてるが、英語が通じるので乗り換えはスムーズにこなせ全く問題ない、ただ乗換えが面倒なだけだ

マラッカの日記は特に書くこともなく端折らせてもらったけど、別につまらない町と言う訳ではない

一応世界遺産に登録されてるだけあって、町並みは綺麗でちょっと高いところに行けばマラッカ海を望める。俺はここに4日間滞在してゆっくりした

人によって賛否両論ある町だけど、俺は結構気に入っていた

ただやる事が特になく、アクティブにというよりは、のんびりと過ごす町なんじゃないかと思う

俺の旅行記は観光ではなく旅の日常や出来事にフォーカスしているので、特に何も起らなければ書くことも無いのである

マラッカの歴史はウィキでも見ればわかるし、観光情報はいくらでも他のブログで書かれてるので、ここでは触れないでおく


10分が経ち20分が経つが一向に待機させられたまま、彼らは書類を相談しながら仕上げていく

30分が経つ頃さすがに不安に感をじて「これはそんなに大きな問題なんですか?」「そうでもないですよ、心配しないで下さい」とあしらわれる

なんせこの国は昔はゴミ捨てただけで数十万の罰金取られたりするような国である、多分今でもそうだと思うけど。他にもタバコは一本でも申告無しで持ち込むと高い罰金を取られる

だから俺が心配になるのも無理の無い話である

大きな問題にはならないとは言われても、高い罰金を課されでもしたら節約しながら縦断してきたマレーシアの旅が無駄になってしまう。それこそ俺にとっては大きな問題だ

やがて向いの建物から左足を引きずりながら一人の警官がやってきて、係官がその警官に仕上げた書類と警棒を引き渡し、俺はその警官について行くようにいわれる

その警官に連れて行かれたのが多分警察署?

するとまたそこで他の警官が書類の確認を始め俺はその間ベンチに座って待たされる

同伴した警官が気をつかっていろいろ話しかけてくる

俺は電車やバスの乗り方と目的地までの行き方などを尋ねて時間を潰し、書類が出来た頃にまた別の若い警官に呼ばれ彼の前の椅子に座らされた

法律で警棒の持ち歩きは禁止されている事、警棒は没収処分になることなどのもろもろの説明をうけて、書類にサインをしてお咎め無しとの事であった

シンガポール警察の対応は非常に丁寧で、紳士的であった

俺はあまり道を聞く以外に東南アジア諸国の警察と関わったことは無いけど、他のツーリストからの話だと、とても先進国の警察とは比べ物にならないくらい対応は酷いし、なにかあっても全く頼りにならないと

シンガポールは東南アジアン諸国の中では唯一の先進国だし、やはりこういう所はさすがである

しかし、こうして文章に書くと短いけど、俺はかれこれ2時間近く拘束されていたのである。拘束と言ってもただ椅子に座ってただけだけど

お陰でインターナショナルバスも行っちゃったし、時間がちょっと余ったらどっか観光しようと思ってたんだけど、まっすぐ電車に乗って港を目指さないといけなくなってしまった

このまま次のインターナショナルバスを待って、終点で電車に乗り換えてヲーターフロントでフェリーに乗り換えて、シンガポールからすぐのインドネシアのバタム島に向けて、その日のうちにシンガポールを出国

そしてまたトラブルは発生するのであった


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~



世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

さて俺はここからマラッカ海峡でお馴染みの世界遺産の街マラッカを目指すんだけど、行き方はいくつか方法があるみたいで、一つはジェラントまで戻ってそこから直通のシャトルバスに乗るか、もしくは電車に乗ってローカルバスを乗り継いでいく方法

俺は一度このマレー鉄道という奴に乗ってみたかったというのもあるし、いつもバスばかりで飽き飽きしてたのもあってとり合えずローカルバスでジェラントまで戻ってそこからマレー鉄度に乗ることにした

マレー鉄道といえば小説「深夜特急」で有名になった鉄道

最近マレー鉄道に乗った人の話しを聞くとめちゃくちゃ綺麗で乗り心地が良かったとか

時代も進んで小説の頃とは大分違っているらしい

しかし、俺が目にした鉄道はまさに時代を感じさせるオンボロ車両


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

実際車内は年代を感じさせはするものの、清掃も行き届いているし、何よりも殆ど客が乗っていなかったので、席を2人分使えて相当快適に列車の旅を楽しめた

約4時間の旅の後、列車は時間通りグマスの駅に到着した

昔はマラッカの近くの駅まで列車も走ってたんだけど、今はマラッカから90キロ離れたグマスの駅が最寄り駅になってるらしく、電車を使う人は殆どいないのだとか

ちなみにここまで19R 約600円くらい バスに比べると高いかな

電車を降りると今度はバスを探さなくちゃいけなくて、とり合えずバスターミナルに行くも今日は全てのバスが既に終わりだと告げられる

あー困った。下調べもしてないし、ガイドブックにも載ってない街に来るなんて初めてだぞ

ただ町自体が小さな町なので、宿を探したりするのにはそれほど苦労しなかった

中級な宿が一軒と安宿が2件あるばかり

そのうちの一軒では何故か断られ腹いせにドアを思いっきり蹴っ飛ばして、2件目の安宿に必然的に決まってしまった

wifiもないし、汚いし、その割には安くないけど、面白い事もある

俺がチェックインしようとしてたら隣の部屋に泊まっていた怪しいマレーシア人がたどたどしい英語で話しかけてきて、最初はたわいの無い世間話だったんだけど、これから飯食いに行くけど一緒にくるか?案内してやるって話に

もちろん風貌がかなり怪しいのでどうしたものか悩んだけど、長期滞在していて宿のオバサンとも仲がいいみたいで身元も明らかになってるから、とり合えずご一緒させてもらう事に

俺が近くで開催していたバザーに行きたいと提案、「じゃあそこに連れてってやる、車とってくるから待ってて」

いや、車で行くほど遠くないじゃん。。本当に大丈夫か??

それで車を取ってくると今度は友達やら息子やらで3人くらい男衆を連れてきて、こいつらも負けず劣らず怪しい

車に乗るか乗らないか、そこはもう理屈じゃなく自分の直感に従って、とり合えず腰にコンバットナイフだけ忍ばせて乗り込んだ。基本的には信用してたんだと思うけど

それでイタリア製のセダンは男5人を乗せてのろのろと走り出し、3分後にはバザー会場についていた

歩いてくればいいのに。。。。。

バザーの出店は殆どフードで、ちょど日本の縁日みたいなものを想像してもらうとわかりやすいかも知れない

世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~



俺がちょっと気になった食べ物を見つけて観察していると、後ろから彼が来て食べてみろと

え?お金は?? いいからいいからそれはマレーシアの伝統料理だ

そんな具合で彼は出店の人とも殆ど知り合いみたいで、次から次へとパクパクとただ食いも同然

たまに請求が発生しても全部彼が出してくれる

胃袋が2倍くらいに膨らんでも歩けば何か食わされる田舎のおばあちゃん状態である

更にテイクアウェイまでつけられて一旦みんなで宿に戻った


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

一番右が俺に最初に話しかけてきたマッジで左から2番目が彼の息子21歳

マッジは32歳。。。。え?どういう事?

説明を求めても英語がいまいち上手くしゃべれないみたいで、俺も理解できない

時間をかけてゆっくり説明してもらうと、2番目に結婚した奥さんの連れ子だという事がわかった

そして彼はムスリムだから一番目の奥さんとも離婚してないし。。。。つまり奥さんが2人いるらしい

「日本は一人としか結婚できないんだろ?俺たちは最高で4人まで同時に妻を持てるんだよ。なんで日本は一人だけなんだ?」

なんで??それが当たり前だから考えた事も無かったけど、当たり前だからじゃ重婚が文化のムスリムには説明にならないし、例え日本語で喋れたとしても上手く説明する自身が無い

今後も新しい妻をとる気はあるのか聞くと、養えないよと

確かに新しい奥さんが出来れば子供つくらないといけないし、奥さんも養わないといけないしで、実際一夫多妻制を羨ましいとは思えない

そんな話をずっとしてて、夜はビールが飲みたいと言ったら、「俺は飲まないけど、お前を飲めるところに連れてって飲ましてやるよ、俺はそれを見てるから」

と、いう事で夜は車で40分の隣町のクラブにみんなで行く事に


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

クラブの酒は高いし、彼らはムスリムだから飲まないって言ってたから、もちろん全部自分で出すつもりでお金も多めに持ってきたんだけど

結局最初の一本だけで、後は全部マッジが会計してくれた

ただし、彼らも最後は皆ガボガボ飲んでたけどね、、、不良ムスリムだ

おまけにマッジの彼女だとかも登場しだす始末だし

一夫多妻に愛人まで許されるのか?

飲んでる最中も俺が楽しんでるかどうかをずっと気にしてて「お前が楽しい 俺も楽しい お前つまらない 俺もつまらない」と不得意な英語で何回も尋ねてくる

ホント彼には親切にしてもらいっぱなしで、こっちは何もして上げられる事が無いのが辛い

こういう楽しい出会いがある度に立ち止まってもっともっとそこで遊びたくなるけど、今は立ち止まれない

ホント時間が無い・・・・

帰りは車を止めてもらって2回とホテルで2回吐いた

吐くほど飲んだのなんていつ以来か思い出せないし、それだけ楽しかった

最後に彼らは俺に護身用として、ミニナイフと警棒をくれて、ありがたく携帯することにしたんだけど、これが後々のトラブルの元になるのでした






世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~



1R=31円です

シャトルバスとボートを乗ってやってきた太古のジャングル、タマンネガラ国立公園

本当は電車とローカルバスを乗り継いでくることも出来るしそっちの方が交通費が半額くらいになるが、ネットの情報だとこの方法しか載っていなかった。

英語のサイトを見ると他にも色んな来方が書いてある

やっぱ海外を旅するに当たって日本語のサイトだけだと限界があるのかも知れない

特に日本の旅行者の殆どはツアーで参加してる人が多く、欧米に比べるとバックパッカーはあまりにも少ない

オランダなんて学校を卒業した就職前のバックパッカーには旅のための補助金が出るらしい。だから世界中どこいってもダッチがそこら辺にいるのかも

ちなみに俺はバックパックを持って旅をしてるからってバックパッカーの括りに入れないで欲しい

俺はバックパッカーではなくリッチパッカーである

安宿泊まったりテント泊したり、金ケチって飛行機乗らないでバス乗ったり歩いたりするのは全部俺のただの高尚な趣味である

タマンには川を挟んで向こう側が国立公園で、こちらはちょっとした町というか村

向こう側の宿と言うかリゾートホテルは一泊数百リンギットでドミトリーでさえ70R、一方こちら側はドミトリーだと10Rで冷房付きの個室でも精々50R

川を渡るには渡し舟に1R払って送ってもらうんだけど、川の向こうとこっちでは物価が日本とフィリピンくらいの差があるのだ

だって2Lの水がこっちだと2Rで向こう岸のミニマーケットで買うと7Rもするのだから

もちろん俺はリッチパッカーなので川の向こう側でテントを張ってそこをベースに公園を探索するつもりだ

ここでは向こう側の人間と呼んで頂こう

向こう岸の(超)高級リゾートホテルのカウンターでキャンプサイトの受付の段でレセプションが「我々のキャンプサイトには少し問題があります、ホワイトピグが住み着いていて度々問題を起こすのですが」

「ホワイトピグ?なんだか知らないけどただの豚なら問題ないですよ」

「大丈夫ですか?」「はい、結構です」

一応まとめ払いじゃなくてその日払いにはしてくれたんだけど、動物のことなんてあんまり真剣に考えていなかった

キャンプサイトについてテントを張っていると鹿のような動物が離れたところをうろついている

脅かして逃げられないように遠目からパシャ


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

遠めなのでなんだかよくわからないけど鹿ではなさそう

と、思っていたらどんどん近づいてくる


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

鹿?豚?いのしし?

なき方が完全に豚である「ぶひぶひ ぶひひひひひひひ」

人間に慣れすぎてる感があって恐れる様子が全く無く、放っておくと角を足にこすり付けてくる

痛いので頭に足を置いてつっかえ棒にして自分に近寄れないようにしたんだけど、しつこい しつこい

一分経っても五分経っても離れようとしないで、ずっと俺の脚の裏に突進を続けている

いい加減うっとうしいので近くにあったテーブルをでかい石で思いっきり叩いて威嚇したんだけど、地蔵のように無反応。。。

気の棒を思いっきり振るかぶって頭を殴っても、無反応。痛くないのだろうか?

突進はなおもつづく

最後の手段、タバコをこいつの鼻につけたらさすがに「ぶひひひひ」といってちょっとだけ離れたが、また近づいて来ようとするのでタバコで威嚇

すると今度は俺のテントの方に興味を持ったのか臭いをかぎ始めたかた思うと噛んだり頭を底に突っ込んでひっくり変えそうとしてるではないか

「おりゃーーー!!!」って思いっきり助走をつけてとび蹴りを食らわしてとり合えず追っ払ったがまだ近くをうろうろしている

これは猟銃が必要ですね

とりあえずリゾートのセキュリティーを呼んで相談したところ、テントを張る場所を変えろとのこと

キャンプサイトにはキッチン棟が備わっていて、そこは壁とドアがある部屋のようになっているとところがあるからそこに客も俺だけだし張ってかまわないという事だったんだけど、一度張ってテンションまでかけたテントを移動するのは面倒くさいし、今日はもう夕方で何処にも行かないから取りあえずはそのままにして様子を見ることにした

夜になってイノ鹿豚も一応姿を消したので、再び川を渡って川の上に浮いているフローティングレストランで不味い夕飯を取ってこの日は終わった

世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~



ありがたいことにテントサイトにはトイレとシャワールームも備わってるんだけど、蛇口をひねって出てきた水がこの国立公園を二つに分断している川のように茶色い水が出来てきた

今までにも*茶色っぽい水が出てきたことはあったけど、リアルに茶色水が出てきたのは初めてだし、体が余計に汚くなりそう

次の日は小雨が降ってたので、テントの中で一日電子書籍を読みふけって、夜は前日と同じパターン

寝てるときにテントの近くで「ぶひひひひ ぶひぶひ」と例の奴の気配がしたんだけど、必要以上に近づいてくることは無かった


世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

次の日は天気も回復して道の状態もそこそこだったので、3日目にしてようやくテントからでて引きこもりを脱したのである

この日は何処に行くかも決めずに適当にジャングルを歩いた

なんとなく、ここ行ってここ行ってぐるっと周って帰ってこようかな~っていうイメージはあったんだけど、それもすぐに途中であった白人ファミリーにそれは3日かかるぞって教えてもらって断念

スカイフォークだけ歩いて帰ってきた

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世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

蛇がいました

今日は3時間くらいしか歩いてないけど、次の日からいろいろ準備をしてその3日間の道を歩いてみようかな~なんて考えながらテントサイトに帰ってきたら。。。。

俺のテントの位置が少しずれていた

テントには一応鍵をかけといたんだけど、よく見るとテントが破られていて中があらさている

周囲を確認すると木に俺のバックパックが引っ掛けられていた

。。。。状況が飲み込めない

本当に大事なものはカウンターに預けて、現金は自分で持ち歩いてたから盗まれるような物は置いていなかったんだけど、このテントだけでも5万円(自分で買ったんじゃないけど)くらいはする。状況を把握したかった

まずレセプションに行って状況を説明すると「それはお気の毒様です、しかしながら当ホテルでは返金しかねます」「誰もそんな事お願いしてない、話の論点がずれすぎている。まず現場に来て確認して欲しい」

「かしこまりました」とホテル側

そして確認してもらった結果、彼らの言い分だと例のイノ鹿豚の仕業に違いないと

木にくくりつけられたバックパックは通りがかりのツーリストがそのアニマルを追い払って、それ以上荒らされないように木に引っ掛けたという事があとからわかった

「だからこのような状況だと返金はしかねます」「だからそんな要求は一度もしてないだろ!」とちょっと切れ気味に言う

そもそも動物による害の忠告は既に受けてたんだし、テントを移動するようにも言われて放置してたんだから、その状況で返金を要求するほど俺もモンスターではない

ただ俺はどうしてもこれが誰かの仕業なんではないだろうかと、いうよりは人のせいにしたくてしょうがなかった

しかし、テントを調べると底の方が2箇所破られている

人間が何かを物色しようと思ってテント破るなら一箇所で十分だし、テントの底を破いたりしないだろう

しかもバックパックにも何かを突き刺してような小さな穴が何箇所も開いていた

手があるなら開ければいいのだから、あまりの仕事の雑さ加減に俺もこのマネージャーのいう事に同意せざるを得なかった

これで明日からのトレッキングは中止である

別にテントなくなっても、川のあっち側の安いゲストハウスを拠点にして続ける事も出来たんだけど、気分的にやる気がしない

それにこのタマンネガラでテント無しで寝た人が、朝になったら毛虫が首の上を這っていたと言っていたのを聞いて、テントの重要性を改めて認識したのである

結局この公園に4日間いて、撮った写真は10枚程度で歩いた距離は5キロ程度?

それもこれも全部コイツのせいだ

世界一周ふらふら軌~10ヶ月目~

俺には猟銃が必要だ

他にもこの公園の奥の方では、像にトラ、サソリや蛇に猿、人間くらいの大きさのトカゲとかもたまに見ることが出来るらしい

でも一番危険なのは像なんだって、トラが自分から人間の前に姿を現すことはまず無いらしい

俺やっぱアニマル嫌いだわ