
なぜ本作の評価が高いかがわかった。
アニメを見る人のインキャ率やボッチ率が多いため、ぼっちでも周りの仲間に受け入れてくれるアニメを好きになるという理屈である。
しかし、それでも良いのではないかと思う。本人にとって救いならばそれで良いのである。
ぼっちちゃんは虹夏に誘われて行った。虹夏の付き添いである。
ぼっちちゃんが「あたしなんかがいていいのかな」と言って、虹夏が「こいつつれてきて失敗だったかな」というセリフはかなりいいテンポである。
アニメ『けいおん!』と似てると感じたが、平沢唯は明るく快活であるが、ぼっちちゃんは真逆である。『けいおん!』と『ぼっち・ざ・ろっく!』は、対比になっており良い関係を築いている。
女の子ばかりが出てくるアニメは作画力が必須である。その点では、『ぼっち・ざ・ろっく!』の方に軍配が上がるといえる。
みかんの箱でライブする姿は単純に見てて面白い。私からしたら、みかんの箱を被ってライブする方が恥ずかしく思える。
●#02また明日 80点
虹夏が本当にいい子である。ぼっちちゃんは、バイトが終わり、その後1人の時に一番笑顔になってる。
もう無理にバンドに関わらない方が傷つかずに済む気がする。
EDがいい曲である。
ぼっちちゃんは自意識過剰すぎる。階段下で床に座って食ってる。
せっかくモブの子が「後藤さん話しかけてくれた」と言っているのに、勿体ない。
喜多ちゃんがいい子である上に可愛い。しかし、責任感が強すぎるので損しそう。
個人的に山田が一番好きである。
喜多ちゃんが泣くシーンは正直共感できないので、感情移入できない。萌え系アニメにこういったシーンは絶対にある。
しかし、癒やされるアニメではあるのでOKである。
●#04
ぼっちちゃんが徐々にみんなと馴染もうとしている。私はそれを母親のような気持ちでみている。
人は見た目通りの性格ではないことが、リョウとの食事でわかる。
ぼっちちゃんが楽しそうでなによりである。
●#05
「成長」とは何なのかを考えるぼっちちゃん。でも、そんなことではなく今は結束バンドとしてライブしていたいという思いが強くなり、ギターに没頭するぼっちちゃん。
人間は成長する必要なんてないのかもしれない。「今こうしていたい」という思いに忠実であればそれでいいのである。
ぼっちちゃんが吐いているシーンをダムで表現するのが個人的に好きです。
●#06
廣井きくり登場。酒に酔いながらも本質をしっかりつく発言をする。
路上ライブで周りに集まった人間は、ぼっちちゃんの演奏を聴きにきた味方なのに、ぼっちちゃんは敵だと誤認する。ネガティブ思考の恐ろしさが垣間見えた。
自らの感情にフォーカスを当てるのではなく、俯瞰して物事を見ることが大事なのかもしれない。
●#07
ぼっちちゃんが友達を家に招待する方法が異常である。相変わらずの変人っぷりを出している。
山田リョウは相変わらずのマイペースである。1人で食べ歩きして満足している。
個人的にすごく共感するキャラであり、掴めないキャラでもあるので好きである。
ゆるくバンドを楽しんでいるのがとても良い。楽しければオールOKなのである。
●#08
成功にとらわれると苦しくなるは真理である。過程を楽しむ人が最強である。
ポジティブじゃないのなら、今の生活を楽しむよう少し意識するべきだと感じた。
好きなもので稼ぐ道に出会えているぼっちちゃんが少し羨ましく感じた。
●#09
インスタに写真をあげる喜多ちゃん。なんと友達が楽しそうにしていたら嬉しいじゃんという意見だった。
考えもしなかった発言である。他人の幸せに嫉妬する人間だったら絶対に辿り着かない思考である。
羨ましい。私は喜多ちゃんみたいな人生強者になりたい。
喜多ちゃんの行動力は非常に羨ましい。ただ、自分が喜多ちゃんみたいに行動すると破滅する気がする。
●#10
喜多ちゃんが正直にぼっちちゃんが用紙を捨てたのを見ていたことを告白。正直ものはやはり好感持てる。
みんなが楽しそうでなによりである。
●#11
学園祭でのライブ開始。
ギャグ要素の強い話であった。虹夏と喜多ちゃんのコミュ力がメイドのバイトで発揮され、ぼっちちゃんは劣等感に苛まれる。
ライブでのシーンも、予想以上に自分の味方がいることにぼっちちゃんは驚く。予期不安の90%は起こり得ないことがここで発揮された。
●#12
ライブシーンが半分を占めている。ただただかっこよかったです。
ライブが終わったら、またぼっちちゃんの日常へと戻っていきました。
根明な感じで終わるのではなく、ぼっちちゃんの通常の性格のまま、終わっていくのが個人的に好きである。
なんだかんだ良いアニメでした。