いやな話 3連発 | 雨の降らない国

雨の降らない国

ピグでの活動をときどき報告しながら
東電福島第1原発警戒区域の問題など
動物関連の話題を紹介しています。
うちの猫や読んだ本の話なども。

聞くのも嫌な話ですが、
みんなで、目を背けたら、
こんな非道がまかり通っている…

① 横浜市動物愛護センター(仮称)

前記事の横浜市保健所 のホームページです。
立派な理念です。
ここだけ読んだら、たいへん先進的な動物行政が
行なわれているとしか思えません。

そして、横浜市動物愛護センター(仮称)
説明を読むと、驚くほど、立派なセンターです。
こんな立派な施設が京都市にもあったら…
って、思っちゃいますね。
「付属棟(猫の家)」まで、あります。

この立派な理念と
実際にやってることとのギャップ!!!

わかってて、やってるだけ、むしろ、タチが悪い。


もしかすると、なまじ多額の予算があるため、
それに癒着するモロモロが
猫を犠牲にすることで、
利益を得ようとするのか。
猫が迷惑だと毒殺する輩も許せないが、
お金を動かすダシにされたんだとしたら、
あんまりだ。

【追記】 やはり飼い猫にも犠牲が
      ツイッターで 


② 天沼猫

そして、ここでも、です。

アニマルエイド事務局日記  より

「明日は、さいたま市動物愛護センターより
猫の回収があります。

大宮の天沼町から、猫取りによって、

どんどこセンターに持ち込まれて

殺処分されている事件が発生しています。

確認しているだけで、

二月からどんどん持ち込まれては

殺処分になっていたようです。

で、

そんなことは許せませんので、

こちらも徹底抗戦なのです。

現場でもチラシ配りや聞き込みをするなどをしていますが、

敵の動きは抑え込められていません。

ふざけんじゃねえよ殺、という感じです。

室内飼育が猫は原則ですが、

室外に出ている猫もいるでしょうに、

飼い猫の被害も出ています。

センターは持ちこまれた以上は引き取りせざる得ないとのこと。

で、

おそらく、明日は、天沼猫(成猫)は四匹回収です。」


みんなが、被災地、特に、
福島県の東電原発事故の周辺地域

(「福島の原発事故」という言い方は止めて欲しい、
あれは「東京電力の原発事故」だという
福島県の方の御意見を読みました。
もっともだ、と感じたので、気をつけるようにします。)


の動物たちを1匹でも救おうと必死になっている時に、
その努力をあざ笑うかのように、こういう事件が起こる
ことに、二重の怒りをおぼえます。
原発事故さえなければ、せめて、
その後の政府の無策さえなければ、
ボランティア団体の力が
もっと、いろんな地域に、そそがれたはずなのです。

下手人は不明ですが、それを受け入れざるを得ない
自治体の方も、なんとか、ならんのか、と思います。

③ 奈良市の「動物管理施設」

二重扉に集音材 鳴き声、漏らさない徹底

いちばん、非難が集まっているのは

「走行しながら殺処分を行う移動式処分装置」ですが、

もう、つっこみどころ、というか、非難どころ満載です。

住民への約束」「子どもの教育」等の言葉が
こんなにゾッとする使われ方をしている
というだけでも、一見の価値があります。

大半の犬猫は殺処分された」そうです。

こんなことが、ブラックジョークでなく、現実なのか…