以前から一度聴いてみたいと思っていた、マリア・ジョアン・ピリス。
気づけば、今年で来日公演が最後だというので、逃してなるものか!と
チケットを取って4月12日の公演を聴きにいきました。
このコンサートも、示し合せたわけでもないのに、同じ日のチケットを
両親がとっていました。(親子だけにタイミングが似るのでしょうか)
この日は、オール・ベートーヴェンプログラムで、ピアノソナタ第8番「悲愴」、第17番「テンペスト」、第32番と、ちょうどベートーヴェンのピアノソナタの初期・中期・後期をカバーする内容。
特に「悲愴」と「テンペスト」は、ベートーヴェンの作品なのに、どこかとても柔らかくやさしい雰囲気。ピリスさんがピアノを、そしてベートーヴェンをいつくしむような気持ちが
伝わってきました。
最後のピアノソナタである第32番は、ベートーヴェンのピアノソナタの集大成でもあり、
ピリスさんの今回の集大成でもあるのか、全身の力を込めた迫力ある演奏でした。
アンコールもベートーヴェンで、「6つのバガデル」から第5曲を演奏。
とても純粋で素朴なかわいらしいベートーヴェンでした。
こんなにステキな演奏をされるのなら、もっと生演奏聴いておけばよかった!