昨年の11月、公中検模試は、いつもは塾内で受けるのものではなく、外部で受けるものでした。



塾内で受けると、前後左右、塾内のお友達。

11月、12月の公中検模試は、本番の緊張感を味わうべく、大きな会場で受けることになっています。



娘さん、首都圏模試も、四谷大塚の全国統一テストもなども大きな会場で受けてきました。

本人も、親も、「わざわざ受けに行かなくとも、緊張なんてしないし、いつもと変わりない!」と高を括っていました。

何十回も、大きな会場で、模試を受けてきた娘には、必要ないとまで思っておりました。



模試が終わり、余裕そうな娘。

いや、余裕そうにみせていたようです。



そう、結果は、、、。



適I     偏差値 39.9

適II     偏差値 55.6

総合 偏差値 47.4


うそでしょ?

39.9なんて!



その時は、「ちょっと勘違いしただけ!」

と言っていましたが、実際は、


●1問目にわからない(不得意な)問題が出たらパニクってしまった

●1問目がわからないことで、次の簡単な問題も難しく考えてしまい、的外れな答えを導き出した

●思い込みで解いて行ったら、全く違った解法で解く必要があったことに後で気づく

●パニクって時間がなくて、もっとパニクった

●最後から2つめの公中検模試で、もうすぐ本番と思ったら、首都圏模試とは違った緊張感が走った



この偏差値30台という失敗により、娘のダラダラ受検勉強が、変わり始めました。



わかったつもりになっていること。

解き直しが完璧じゃないこと。

この模試では正解になる問題でも、違った形(応用)になると解けないというのは、基礎がきちんと定着してない箇所があるということ。



適性検査は、私立中学受験の国算理社と違って、全く同じ問題はほとんど出ないですよね。



初めて見る問題が多い中、基礎がきちんとしていないと、素早くどの方法で解くかを見極めることが困難になります。

過去の模試で、A判定、B判定をとったこともある娘ですが、その時は、得意な問題や、わかったつもり程度で解けた問題が多かったんだと、今は思うそうです。


適性検査は、よく問題の相性があると言われますが、令和5年の適性検査の結果をみても、まさにその通りだと思いました。



コメントでもご質問いただきましたが、娘の通っていた塾のお友達、いつも上位だった子たち数名が、ご縁がありませんでした。(もちろん、いつも上位で受かった子もいます)


娘の通っていたスクールは、公中検模試や小テストの結果が、上位20名位貼り出されます。

そこには、公中検模試の点数も偏差値も貼り出されます。

なので、どの子がどの立ち位置なのかがわかっていました。

いつも偏差値68から70越えのOくん、Tちゃん、UくんYちゃんの姿はありません。

お隣のスクールに、知り合いがいるのですが、そちらの上位層、特訓で1番上のクラスだった子達もことごとくご縁がなくて、なぜ???と、今だに疑問です。

そして、え?この子が?(失礼でごめんなさい)という特訓のクラスが1番下の子達がご縁があったり。



なぜ上位層がご縁がなかったのかはわかりませんが、下位層が受かった理由は、最後まで諦めずに解き直しをしっかり行ったということだと思います。



娘に、なぜ上位層がご縁がなかったと思う?と聞いたら、「ほとんどがプレッシャーやメンタル的なことじゃないかな?それとも、マークシート式に変わったからかな?いつも上位だった1人は、一度だけ偏差値55だったことがあるけど、問題の相性も少しあるのかな?でも、それは考えにくいのかなぁ。」とのこたえでした。



娘のスクールの塾長は、熱い人で、D判定の子も、諦めずに解き直しを頑張れば合格することができると、最後の最後まで寄り添ってくださる先生です。

実際、それで、合格した子も何人もいます。



そんな塾長の言葉を何度も聞いている娘。

今回の模試の結果を受けて、受検勉強に本当の意味でスイッチが入ったので、模試の偏差値30台をとってしまったことは良かったと、娘共々思っています。



でも、スイッチが入ったのが11月中旬以降って遅すぎますよね笑い泣き



スイッチが入ってからの娘は、本当すごかった、、、。

ただ、本人曰く、スイッチ入ったのが遅くて、時間が足りず、不得意の問題を普通レベルにもっていけなかったそうで、、、。



苦手分野の克服は、とっても大事だと2月3日当日強く強く思ったそうです。

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2月3日はプチパニックになりかけるのですが、11月から2月3日までの懸命な勉強が小さな自信となり、気持ちを立て直すことが出来たそうです。