当てたかも。

 

なんで、そんな確率。

 

 

曜日まで  娘初診時と  変えたのに!

 

( アレル母  心の一句・・・なんて 詠んでる場合じゃなく!!!)

 

 

やはり 引き寄せの法則 に基づき 生きてきた私だけはある。( もちろん意味が違うニヤリ。)

 

もう腹をくくるしかない。

 

「ちょっと食物アレルギーが特殊なので 経験がすごく豊富な先生に・・・ショボーン

とか

「ナベアツ先生に一度お目にかかりたくって・・・照れ

とか

今までに考えてきて、そして練習してきた何種類かの言い訳を、アタマの中で何度も復唱する。

 

 

とにかくその場をしのぐ!

そしてその場で起こったことについての対策は後で考える!

 

いつもの '' スナックのママ '' モードで!

明るく行けば、

 

 

何とかなる!!!

 

 

待ち時間。

 

長い・・・。

 

 

 

 

と思ったら、短かった。

 

「○○さん、△番の部屋にどうぞ。」

 

 

呼ばれた!!!

 

 

 

 

 

言われたのは違う部屋だびっくりびっくりびっくり

 

 

 

 

 

外したーーー滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗!!!

 

でかした、私 デレデレデレデレデレデレ!!!!!

 

 

初診はとてもお若い先生だった。

多分、医師一年目とかだろう。

というのは、診察されているのを、ベテランっぽい先生がドア付近に立って見ておられたから。

(患者としては ちょっと気になった。でも、ドアぐらいが程よい位置なんかも。隣でガッツリだと、一人立ち出来てない医者みたいやもんな。ベテランは時々消えてたし。)

 

新人医師はこのような形で教育されるのだと思った。

 

慣れない診察でいきなり患者と一対一だと、いきなり答えられない質問が飛んでくるかもしれない。私みたいなへんちくりんな母親もいる。へんちくりんが暴走するのは止めなければならない。変人はさておき、保護者が医師だったりすると変なことは言えない。相手が医師でないとしても、難しい判断に迷うことがあるだろう。

 

新人だもの。

 

それと、患者対応のチェック ( 高圧的でないか、余計なことを言ってないかなど ) もされるのかなと思う。

 

全部、推測だけど。

 

 

さて若先生。

 

とてもゆるい感じの優しい先生だった。

なので  ゆる先生とする。(一度しか登場されないと思います。さては命名面倒やったなニヤリ?)

 

ゆ「こんにちは。アトピーと食物アレルギーの相談ということでよろしいですね。」

 

私「はい。」

 

ゆ「アトピーは0歳からとのことですが、今はどんな感じですか?」

 

私「こんな感じです。」

 

息子を診て頂く。

 

ゆ「・・・・・・わりと良いんじゃないですか?」

 

私「そう・・・ですかね?」

 

ゆ「ひどいところはどこ?」

 

息子、見せる。

 

ゆ「わりと良いと思いますけど・・・。ここに来る子はもっとひどい子ばかりだから。」

 

私:(まーそうでしょうね。それにしても寛大やな。タカタ先生の時は 入院しましょう やったのに。プロアクティブ療法(1) 参照)

「まあひどくはないですけど、何度も悪化を繰り返して来たので。色素沈着も起こしていて。娘、あ、この子の妹です、の治療を見て、プロアクティブをやってみたらキレイになるかなと思って。(あんまりうまく行ってないのは黙っとこ。)」

 

ゆ「妹さんが、プロアクティブ療法をされてるんですか?」

 

私「はい。えっと、、、、、、いつかバレると思うので 先に言いますけど、ここでタカタ先生にお世話になっています。」

 

ゆ「タカタ先生にアトピーの治療を受けているんですね?」

 

私「はい、もとは食物アレルギーでここに紹介されてきて、アトピーも治療することになりました。」

 

ゆ「妹さんも食物アレルギーがあるんですかキョロキョロ??」

 

私「はい。乳がひどくて、卵もまあ結構あります。」

 

( どうも紹介状には妹の食物アレルギーはないことになってるらしかった。さすがドクター1分!しっかりしてやー!笑い泣きプロアクティブ療法(9)参照)

 

ゆ:娘の名前でカルテ検索。

 

ドン!

 

娘のタカタ先生による初診カルテ。

 

なに書かれてるかな?

ここは目を皿に。

 

👁️  👁️ 

 

   

 

 

👁️  👁️

 

 

 

 

 

・母が入院拒否

 

・ICS 拒否 ( 注:ICSはステロイド吸入)

 

・アドヒアランス高くなさそう

 

 ( 注:アドヒアランスが高い とは医者の言うことをきちんと守ること。本当はもうちょっと発展した意味を持つのだけど、ここではこれぐらいと思われる。)(アドヒアランスの真の意味については最後に書くね。)

 

 

!!!!!

 

わぉ。

どんな母親やねん!入院拒否て!軽いのにえーん

ステロイド吸入だって、年に数回の発作のためにしたくないって言っただけやんえーん

 

(まあワタシの印象が最悪だったのは仕方ない。

変な軟膏治療に執着してることに対して だいぶ言われたからな。その時の先生、チョット怖かったし笑い泣き

 

にしてはタカタ先生とワタシ、この5ヶ月でずいぶん友好的になったよな・・・・・・良かった・・・・・・照れ。)

 

ゆ「分かりました。ええと、紹介状にはナベアツ先生と書かれてますね。通常はきょうだい だと 同じ先生に診てもらうのですが、どうされますか?」

 

(来たーこの質問!ガーン)

 

私「。。。あ、、、(とりあえず迷うフリ。)

       (あ、、、じゃねーよ!!  心の声。)

色々食物アレルギーが増えてきて心配なので、

ナベアツ先生に診て頂いても良いでしょうか。

 

 

言っちゃった!!滝汗

 

 

言っちゃったよ  私!!!ゲッソリ滝汗ゲッソリ滝汗

 

 

ゆ「はい、分かりました。」

 

私「すみません。。。」

 

ゆ「いえ、いいですよ、全然ニコニコ。」

 

私 :(やったね!とりあえずの目標はクリア!ゆるい先生で良かったおねがい笑い泣き。)

 

まずは食物アレルギーなどについてあれこれ。

 

 

ゆ「りんごとバナナの他の果物はどう?メロン、スイカは?桃とか、ビワは?」

息子「メロン、スイカは食べれます。桃も多分。ビワはちょっと…わかりません。」

 ゆ「ビワはあんまり食べないよねニコニコ

息子「ハイ。」


ゆ「ラテックスはどう?ゴムでかぶれたりはしない?」

息子「ないと・・・思います。」

 

ゆ「魚は食べられるの?」


云々云々。






👁️  👁️

 

なんと!!!!!!

そこに

 

 

 

タカタ先生がスーッと入って来られた!!!

 

 

 

運悪いことに

ワタシの身体の向きと目線の先が、思いっきりタカタ先生へ

直球ど真ん中  どストライクゾーン

だった。

 

やらかした。

診察で緊張していて、無警戒だった

 

この病院はよくある構造で、長屋というのか、タコ部屋と言ったらいいのか、壁で奥の方まで

仕切られた部屋が横に繋がっていて、先生たちは仕切りのない奥の部分を自由に通り抜けられる。

 
こんな。ね。
 

    I     I     I     I     I

ーーーーーーーー←この部分にコピー機やら書類やら

 

変な図で  分かってもらえたキョロキョロ

 

 

 

私「!!!」

      (タカタ先生と目が合って、あわてて目礼するワタシ。)

 

ゆ「どうかされましたか?」

 

私「あ、タカタ先生でした滝汗。すみません。」

 

ゆ「あ、そうですか。」

 

 

顔を合わせてしまった!

思いっきり。

 

完全に完全  

お兄で 来てることがバレてしまった!

 

後でカルテチェックぐらいはなさるだろう。

 

ナベアツ先生を指名しているカルテ。

 

カルテ見なかったとしても、自分にお兄の予約が入ってないことはすぐ分かる。

 

 

 

あの母親。

 

ナベアツ先生に行った。

 

あの母親。

 

あんなに時間を割いているのに。

 

あんなに手をかけてあげているのに。

 

なんで? 何が気に入らないのか。

 

ナベアツ先生に診てもらえばうまく治ると思ってるのか?

 

 

 

自分も医療職。

(すごくゆるいけど。医師じゃないから立場全然違うけど。)

タカタ先生の気持ちが痛いほど分かる気がした。

 

 

はぁ。。。。。。

 

 

その後も 薬の塗り方やお風呂の入り方、調べたい血液検査の項目について、ゆる先生とあれこれお話しした。

 

どこまでもユルい先生だった。

 

ゆ「(動画見せて)こうやって泡立てて洗うんですよ。1日2回。」

私「2回、ですか…。」

ゆ「大変なら1回でいいですよニコニコ。」

私「ハイ。(えらいユルいな。)」

 

だけど、治療開始についてだけは違った。

 

私「部活で汗をかくんで、部活の終わった7月後半から塗り始めたいんですけど…。」

ゆ「汗をかいて悪化する前に治療を始めた方がいい。」

私「そうですか。ではそうします。」

 

この先生がここまでハッキリ主張なさるのだから、そうした方がいいと思った。

(実際、特に今年は低温の時期が長く、汗をかきにくかったので、本当に良い選択をして頂いたと思います。ありがとうございます!ゆる先生!)

 

 

そんな話をしている間にも、

タカタ先生のスーッがあと2回はあった。

 

(タカタ先生のスーッて何やねん!スカへか。)

 

 

何かのコピーをしに来られたりショックショック

(先生、そのコピー、いる?)

 

 

何かの文書を引き出しから取りに来られたりショックショックショック

(先生、その文書、今 必要?)

 

 

めっちゃ心の中でいらんつっ込みを入れてしまった。

(診察中に資料やらコピーが必要なんは、いつもの受診でワタシも分かってるよ。念のため。)

 

目の前の ゆる先生との話に集中しなきゃいけないのに

スーッて通る他の先生がいちいち気になってしまう。

 

イケナイ母 ショックショックショック

 

 

集中だ集中!

 

 

ゆ「では血液検査の項目についてどれにするか決めてから呼びますので、一旦外でお待ちください」

 

私「ハイ。失礼します。」

 

再び、呼ばれた。

 

ゆ「血液検査ですが、息子さんのアレルギーとお母さんの希望も多いので、ナベアツ先生との初診で相談されてからってことにしました。」

 

 

ふむふむ。

 

 

さっきの一度外に出された待ち時間は、

ベテラン先生との打ち合わせ時間だったんだな。

たぶん。

(勝手な推測ですよ!)

 

この母親、うるさそうだし、あれやこれや検査したいと言っている。検査項目数は限られているしココはベテラン先生と相談!

てなったのか、

いつもそうやって 一度追い出してからベテラン先生と決めることになってるんかは ますます知らんけど

 

(全部推測ですからね。いつものように)

 

 

せっかく持ち直した集中力は、次回の受診を決めることのみに使われた


ナベアツ先生の初診は、

娘のタカタ先生の予約 1週間後

になった。

初診だから、「長く時間の取れる特別枠」を予約して頂いた。

 

流れを復習すると、

 

・ 息子の初診(今回。ゆる先生)

   ↓(1週間)

・ 娘のタカタ先生の受診

   ↓(1週間)

・ 息子のナベアツ先生の受診

 


濃厚な2週間が始まった。

ガンバレワタシ滝汗

 

 

とにかく、初診は 無事でなく 終わり笑い泣き笑い泣き笑い泣き

帰るしかない状態 となった。

 

 

やっちまった。

 

ついに やっちまったよ~。。。

 

 

<注>

アドヒアランスについて

患者が積極的に医師とよく相談して決めた治療法(服薬や生活習慣など)を自分の意志として守る(アドヒア=執着する)こと。

以前はコンプライアンス(遵守)と言われていたが、医師が決めたことに患者が従う、という上下関係の意味合いが強く、患者が自ら決定に参加する方が治療がうまく進むことから、近年はアドヒアランスという言葉がよく使われるようになってきた。

が、まだまだ ”よく守る” ぐらいの意味で使われることも多いような気がする…。(個人の感想です。)