☆こないだの記事に追記。(不慣れなもんでスミマセン。)
娘がビタミンDを1ヶ月食べ続けた検査結果。
血液中のビタミンDが上がっていました。
17から 25(ng/ml)へ。病院の基準値は30以上なんだけど、20超えていると問題ないレベルなんだそうです。
やったね! あんきもサンキュー!
アンタのおかげや。
さてさて。続きです。
ステロイドを切れると言われたけど、娘の状態を見ていると、軽いとはいえ ちょこちょこと再発するので やめられない気がする。
先生の言うことを聞かずに 弱いのを塗っているから再発しているのかもしれない。
でも・・・先生の指導をそのまま実行して、全身強めのステロイドを塗っていた時も、娘は掻いていたし、軽い再発が確かにあった。
そして強めのを塗り続けていると副作用が出てくるようだ。
多毛ならすぐ治ると分かったけど、今後例えば10年同じような感じで塗り続けて、皮膚萎縮(皮膚が薄くなる)や紫斑 ( 血管が破れやすくなって内出血する) などが起こったら?
そういう副作用は、治すのにものすごく(年単位で) 時間がかかる。ステロイドを長期に漫然と塗ってしまった私が身をもって証明している。(私は加齢による治りにくさもあるけれど。)
いったいどうしたら・・・。
他の医師でも同じような指導をされるのだろうか?
病院内でも医師によって塗り方が違ったりしないだろうか?
私はアトピー歴が長い。
大学生の頃から20代にかけては本当にひどかった。今でも思い出したくないぐらいだ。
なので当然のごとく、色々な医院・病院にも行った。良いと言われる治療や行動を散々試したつもりである。
医師によって '' ステロイド+保湿剤 ''というのは大筋同じでも、プラスアルファの考え方が大きく異なることも、たくさん経験した。
○○を食べてはいけない、△△を飲んではいけない、○△水が良い、紫外線は良い&悪い、○□が効く、etc.etc....。
なので、ここはどうしても他の先生の意見を聞いてみたくなった。
息子を 行かせよう。
別の先生で。
息子の同じ病院受診は、娘の治療を始めた時から考えていたことである。
息子のアトピーは昔から娘よりひどい。マニアック医院の治療も効いてはいるが、日々の塗り薬の面倒くささもあって、良好とまでは言えない状況だった。
なので、娘のプロアクティブ療法がもしうまく行ったら、同じように試してみたいと思っていた。
うまく行ってないけど・・・。
治療するとしたらこの時期に予約を取り 7月頃に始めたいという希望もあった。
運動部が7月で終わると 夏休み=塾漬け、つまり汗をかかない生活になる。汗はアトピーの重大な悪化要因だ。
部活終了が治療開始のチャンス!!
息子は食物アレルギーも新規開拓中だった。
からしにメバル、バナナ・・・。息子の人生に食物アレルギーはどのくらい関わって来るのか、気を付けることはないか など、聞いてみたいことがたくさんある。
もし、もしも、新たな先生が私のとても苦手なタイプだったとしても、息子はじきに15歳になるので、小児科とはおさらばである。その時に縁を切れば良い。
まさに つまみ食い である。
しかし・・・。
同じ病院で別の先生を指名するとは、お世話になっているタカタ先生にNO (とまで言わなくとも不信感 ) を突き付けることで、どう考えても失礼な行為だ。
一般に、医師を選ぶのは患者の自由 とはいうが、このところのお世話になり方、特に!!!私の体調まで改善してきたことへの恩義を考えると、通常なら あり得ない行動だ。
もし自分が同じことをされたら とてつもなく嫌な気分になるってことぐらい、幼い子が考えても分かる。
私はけっこう義理人情を重んじる方でもある。
(ほんまかいな。ほんまです。。。たぶん。)
どうしよ・・・。
とにかく 行ってみよう。
娘の人生はまだまだ長く続く。アトピーとのお付き合いも長引くと思われる。最悪、人生と同じ期間かもしれない。
もし、より良い方法があるなら そちらを選びたい。受診するのはあくまでも息子だが、息子の治療を見て十分参考にできる。
もしその先生に娘の食物アレルギー、経口免疫するかどうかの相談もできちゃったりしたらマンモスラッピーである。
(昭和~🎶・・・。のりピー、薬断てたかな?)
娘の身体のため、という都合の良い口実を心の盾に、ヒマラヤ山脈級に失礼なことをしでかす勇気が湧いてきた。(ヒマラヤとエベレストしか知らんのよ。)
では どの先生に?
それは決まっていた。
その科のトップだ。
何十年も小児アレルギーを診て来られて ご経験は十分すぎるほど豊富だし、タカタ先生に苦しい言い訳をするにも、それしかない。
多分だけど、日本だけでなく世界でもご活躍だと思うので、そのトップ先生を便宜上(また出た!)ナベアツ先生と呼ぶことにする。(もちろん仮名。てか なべあつさんっておるんかい。今では落語家なんだってね。世界のナベアツ。)
予約を入れるには紹介状が必要だ。
息子には、定期的に通っているかかりつけ医というのがいない。(皮膚科は遠方にあり、ごくたまに受診する。) 仕方ないので 紹介状を書いてもらうためだけに、近くの小児科 (アレルギー検査はいつもここ。)を受診した。
「あの~。」
1分も話をしないうちにハイハイと書いて頂けることになった。宛名にはナベアツ先生の名前を書いて頂けた。しかも文書作成料とかを取らないの!
先生、ステキです!
その先生はいつも診察を本当に1分以内に完了するスーパードクターだ。
決してイヤミで言ってる訳ではなく、いつも感じも良いし、無駄なことを言わないだけ。(まあ若干テキトーな印象も受けるけど。) 息子も娘も小さい時から何度もお世話になって 感謝している。
よし。紹介状は得た。
次はいよいよ予約。
ここにも恐ろしい壁があった。
受診する病院では、初診は医師を選べない。初診を経て、2回目に希望の先生の予約を取ってもらうシステムだ。
初診は誰が来るか分からない。
もちろん、タカタ先生をいきなり引き当てる可能性もある。
確率はどれぐらいだろう。
たくさんの先生がおられるけど、どの先生が初診を担当されているかなどは 分からない。分かっているのはナベアツ先生は引き当てられないということだけ。ナベアツ先生は出張なども多く、(おそらくは希望する患者も多く)ご多忙のため、初診は担当されていないのだ。
ドクタールーレット!🔫。
外れますように!!!
悪いもの、ことごとく当ててきたよ、私の人生。
きっと引き当てるよ?
どうやって言い訳する?!
うまく外したとしても、同じ病院内、何かの拍子にカルテを見たり、話が出たりがないとも限らない。
予約したことを タカタ先生に先に伝えて 謝った方がいいかな?
それとも息子受診時にバッタリ顔合わせたら にしようか。
もう考えるだけでドキドキする。
とにかく予約の電話だ!
予約受付の人:「○月△日□時ですね。紹介状の宛先には先生の名前がありますか?」
私:「ハイ。ナベアツ先生です。」
予:「初診は違う先生になりますが、よろしいですね?」
私:「ハイ。( それはもう、承知いたしております。十分すぎるほど。)」
ガチャリ。
ルーレット 初診を予約してしまった。
やってしまったよ~!!!