ベルモンド観るなら | 映画の楽しさ2300通り

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2020年にアクション・スターとしてのベルモンドを再発見しようというジャン=ポール・ベルモンド傑作選が開催されました。ラインアップは次の通り。

  • 「大盗賊」(1961)(未見)
  • 「大頭脳」(1969)(未見)
  • 「恐怖に襲われた街」(1975)
  • 「危険を買う男」(1976)
  • 「オー!」(1986)
  • 「ムッシュとマドモアゼル」(1977)(未見)
  • 「警部」(1979)(未見)
  • 「プロフェッショナル」(1981)(未見)

アクションスターとしてのベルモンドを観よう、という企画なので、「オー!」以外は自分にはちょっと物足りないチョイスでした(未見のものが多いので偉そうなことは言えませんが)が、好評を受け第2弾の実施が決まったようです。上映作品は、ベルモンド出演作の総選挙で決めるとか。

彼の出演作を全部観たわけではないのですが、自分ならこれ、という作品をご紹介しますので、投票および鑑賞の参考にしてください。

  1. 勝手にしやがれ(1960)
  2. 墓場なき野郎ども(1960)
  3. 勝負(かた)をつけろ(1961)
  4. 冬の猿(1962)
  5. いぬ(1962)※
  6. 気狂いピエロ(1965)※
  7. 暗くなるまでこの恋を(1969)※
  8. ラ・スクムーン(1972)

※は自分の3つ☆作品。5は最近「愛する映画たち」でご紹介したばかりです(よろしければこちらをご覧ください)。

1はジーン・セバーグを観るだけでも価値あり。2はリノ・ヴァンチェラ、4はジャン・ギャバンというスターとの共演も見ものです。3と8はジョゼ・ジョヴァンニの同じ小説が原作なので見比べると面白いかも。3のクリスティーネ・カウフマン、7のカトリーヌ・ドヌーヴも見どころです。