ぬくぬくと | 秀歌の保護犬日記

秀歌の保護犬日記

♪♪保護犬の里親です♪♪



寒くなりましたね

寝て散歩してご飯食べて、寝て散歩してご飯食べて。
やはり寝ている写真しかないファルです。
家にいるときはずっと寝ているので、散歩中に写真をとろうと思うのですが、匂いかぎやしゃかしゃか歩きに忙しく、なかなか撮る余裕がありません。最近ようやく他犬への吠えかかりを我慢できるようになりましたが、まだまだ「我慢」の領域。うっかりすると吠えかかってしまうので、写真をとっている場合ではない、ということもあります。

私は小学生の頃マルチーズを飼っていました。今思えば驚きなのですが、庭飼いや放し飼いがふつうの時代だったので、時々脱けだして遠くまで遊びに行っていたようです。手のかからない、賢い犬でした。かぎっこだった私を、ずいぶん慰めてくれました。
社会人になりたての時、ビーグルを飼い始めました。一番しつけなければならない時期に大病をして、すっかり甘やかしてしまったので、激吠え、激噛み、ありとあらゆるものを拾い食い、私の靴を選んでフンをする(わざわざお尻をもちあげてブーツの中にされたことも)・・・と、悪い見本のような犬でした(とはいっても、なんとかな子ほどかわいいというか、ほんとにかわいいやつだったんですけどね)。それに比べると、ファルは天使です。

もちろん、まったく問題がないわけではありません。夜泣き。これが不思議なことに、私は二階でドアを閉めて寝ているのに、そして寝返りをうたないよう、物音をたてないよう細心の注意を払っているのに、なぜか目覚めたのを聞きつけて「降りてきて」と一声なきます。「枕草子」で、耳のよい人のことを「蚊のまつ毛が落ちる音をききつけるのでは?」と評する場面がありますが、まさにそのようです。ここで降りては悪い癖がつく、とじっと我慢するのですが、近所迷惑もきになり・・・。

我が家に来て二か月がたちました。一人と一匹で勉強中です。