#6三浦糧太 と All.1の4年間 | 立命館大学All.1のブログ

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日々の出来事や試合の結果等更新していきます。

三浦糧太とAll.1の4年間

 



 

2023年度卒業生の背番号6番、三浦糧太です。拙い文章で読みにくいとは思いますが、最後までお付き合いください。

 

僕はフットサルに出会えて本当に良かったです。フットサルを通して、沢山の思い出と素晴らしい経験を得ることができました。僕の高校3年間と大学4年間は、フットサルをするために学校に行っていたといっても過言ではないくらい、フットサル中心の学生生活でした。

 

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All.1の4年間での1番の思い出は、最後のインカレ全国大会です。

 

4回生の最後のインカレは負ければ引退となるため、インカレ滋賀予選はどの試合よりも緊張しました。滋賀予選を突破できた時は、嬉しいというよりもほっとしました。

 

ただ、それからの2,3ヵ月は4年間で1番しんどく辛かったです。チームを勝たせないといけないというゲームキャプテンとしての責任、主体性がなく、競技志向になり切れず、ゲームキャプテンの仕事を全うできない自分への失望、同期の代表の酒井や元監督の亜土さんに自分の行動を常に監視されている気分、自分が勝ちたいから行動するのではなくて、やらないといけないからやっている、やらされているという感覚、何をやってもうまくいかず、なんで僕だけこんな思いをしないといけないのかと考えてしまっていました。インカレ関西大会を突破した時は、とても嬉しい反面、これがまた2ヵ月も続くのかと思うと全力で前向きになれていない自分がいました。

 

そんな僕を見かねた亜土さんに「最後くらい楽しめよ」と声をかけてもらいました。その時に、肩の荷がスッと下りたような気がしました。自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを再確認し、自分がフットサルをする原動力は、「仲間と一緒にフットサルを楽しむこと」であることを思い出しました。そこからは、自分が苦手な競技志向の部分は酒井や亜土さんにたくさん助けてもらいながら、ゲームキャプテンとして自分ができることを最大限やること、自分が得意なエンジョイ志向の部分は、まずは自分が、そしてチームメイトが、All.1での活動が楽しいと思えるようなチームにするために行動することを意識しました。そう意識するようになってからの数週間は本当に楽しかったです。(酒井にはとても迷惑を掛けました。代表が酒井じゃないとできなかったと思います。本当に尊敬しているし感謝しています。)

 

インカレ全国大会は、チームで目標としていた優勝は出来ず、3位という結果になりましたが、3日間はお祭りのようで本当に楽しかったです。それは、しんどい時間を越えてきた自分にとっての最高のごほうびタイムでした。

 

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All.1での4年間の経験を通して、僕から後輩へ伝えたいことが2つあります。

 

1つ目は、「しんどく辛い時間も自分の糧になっている」ということです。

僕のAll.1での4年間を改めて振り返ってみると、9割は地獄でした。1.2回生の間は亜土さんに死ぬほど怒られて、3.4回生の間はゲームキャプテンという役職を全う出来ない自分に絶望していました。何度も部活に行きたくなかったり辞めたくなったりしました。特に4回生の頃は「事故に遭ったり病気になったりせんかな、そうしたら部活を正当に休めるのに。」ってずっと思っていました。でも、その地獄のおかげで、プレーヤーとしても、人としても成長できたし、その成長のおかげで、地域CL優勝やインカレ3位などの結果に繋がったと確信しています。苦しいことや上手くいかないことがあっても、逃げ出さずに最後までやり切ってください。

 

2つ目は、「人生、楽しんだもん勝ち」ということです。

せっかく何でもできる大学4年間を、フットサルに費やすのであれば、楽しまないともったいないです。気を付けてほしいのは、「“楽”じゃなく“楽しい”を考える」「勝負事で楽しむ為には、強さが要る」ということです。All.1の活動を最高の仲間と全力で楽しんでください。

 

応援しています。

 

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高校の時の全国大会ベスト8や1回生の時の全日全国大会出場、2回生の時のインカレ関西大会優勝、3回生の時の地域CL優勝など他にも書きたい思い出や経験できたことがたくさんありますが、我慢します。この7年間、同期、先輩、後輩、指導者、スタッフの方々、応援してくれる方々、そしてフットサルを通した多くの出会いに恵まれ、最高の環境でプレーすることが出来ました。本当にありがとうございました。また、この7年間の全ては、高校1年生の時にフットサル同好会に入り、亜土さんに出会っていなければ得られなかったと思います。僕にフットサルを教えてくれて本当にありがとうございました。そして、家族が自分の活動を応援してくれるというのはとても嬉しかったし頑張れました。本当にありがとうございました。

 



 

全ての出会いや繋がりに感謝し、次のステージでも頑張ります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


#6三浦糧太