読書 | 全ての道はローマに通ず

全ての道はローマに通ず

通り道はどれでもよいのです。いつかそこに行き着けば・・・
日々そんな気持ちで、カラダに良いと思う事を実践中
ヨガやマクロビオティック食をマイペースで励んでます。。


久々にまとまった時間の読書

今読んでいるのは
山崎豊子さんの『不毛地帯』

確か中学生の頃に、NHKの大地の仔に魅せられて
山崎豊子サンをすこしずつ読むようになった

彼女の作品は
なんとも重く、読んでるだけで
気分もめいるような本(超大作)が並ぶ

『沈まぬ太陽』で組合組織を知り
『白い巨塔』で政治を知り
社会悪を知った、(ような気になった)

今回の『不毛地帯』は電車の行き帰りで
少しずつ読み進めてきたけど
こうやって1時間以上の時間を読んだのは初めて

話は満州で戦争を終え
シベリアに11年抑留された軍人の話(かなり簡略して書いてみた)

読めば読むほど、その重い歴史に引きづり込まれ
正直読み続けたいけど
その感覚から抜けられない自分が怖いので
この辺で止めることにしてみた

おりしも今日のような雨の音は
BGMのように働き、私の乏しい想像力もかき立てられてしまったし。。。


・・・
戦後
シベリア
日本軍、ソ連軍
捕虜
国際裁判
国交


あぁ、歴史を知らない自分が
いかにのうのうと暮らしている事かと反省してみたり

というか
不景気とは言え、
こういった歴史の上に
今の生活があるんだと思うと
身をたださずにはいられない

・・・ってすっかり本の影響を
うけまくり