こんばんは!


始まりました、テキトー音楽のススメ。


今日もテキトーに好きな曲を紹介していきます。




本日ご紹介する曲はこちら!




KinKi Kids「硝子の少年」




ご存じKinKi Kidsのデビュー曲であり、最大のヒット作でもある「硝子の少年」。

この曲がリリースされた時は私は小学生だったのですが、子供なりに「凄い曲来た!」というのは感じておりました。



大人は唸りつつ子供は覚えやすい歌詞と、哀愁漂う1度聴いたら耳に残るメロディー。

こんなに衝撃的なデビュー曲もなかなかないと思います^^;

小学校の卒業文集のクラスのページで、女子の「好きな芸能人」の欄がみーんなKinKi Kidsだったのを覚えています🫨



そんな「硝子の少年」ですが、作詞は松本隆さん、作曲は山下達郎さんが務められました。

お二人の曲づくりの打ち合わせでは

「ポップスの王道に戻った曲を作ろう」


という意見で一致。



「今(当時)のポップスは全体的に、デジタル化されてサバサバしている。」


「昔のビートルズ、エルビス・プレスリーのように、詞に情感があって、胸にキュンとくる、きれいなメロディーが重なる歌に戻ってみようと思ったんです」


と、松本隆さんはインタビューで語られています。




曲の方は、山下さんが「これまでのアイドルの開放的な歌声とは違う」という印象から、あえてデビューなのにマイナー調の切ないメロディーに拘り制作。


歌詞の方も松本さんは相当悩まれながらも、キンキの2人を見た時に「壊れやすそうだけどしたたかそうだな…ガラスの少年だ!」と直感。


さらに「バスにはドラマがあるはずで、バスにまつわる曲を書きたい」という思いもあって、そこからはあっという間に出来上がったそう。


かくして「硝子の少年」が世に誕生しました。




制作段階では関係者から「暗い」「古臭い」「踊れない」等と酷評や反対もあったそうですが…


蓋を開けてみれば「キンキのデビュー曲はコレしかなかった!」というような曲になってますからねー🤔


この曲を作り上げた松本さんと山下さんも凄いし、デビュー曲ながら曲の世界観を完璧に表現したキンキの2人もまた凄いなって思います。


これぞプロの仕事、って感じですね。




そんなKinKi Kidsの超名曲「硝子の少年」。


ぜひこの曲を聴きながら、歩道の空き缶を蹴飛ばしてみてはいかがでしょうか🥫