ビーチでの出来事 | KEIKOの「自分を育てていくため」のブログ
朝、10時に「着いたよ」とテキストをくれた彼。

悪夢を見ていただけと・・・と思いこみ、笑顔で彼の車に乗り込む。
顔が引きつっている彼。
やっぱり悪夢では、なかった・・・そう認識しつつも、週末に銀行が開いていると聞いたショッピングモールへ向かう。

モールに着くと同時に銀行へ一緒に歩く。私達のジョイントアカウントがあるBNZが見つからず、結局、お茶をして銀行へは、次回行くことにした。

いつものワクワクしたデートの雰囲気で、オシャレなカフェに入り、コーヒーを一緒に飲む。

いつもと変わりない会話を交わして、「今日は暑いからビーチでもいこっか!」そういって、水着を取りに一度お家へ戻るために一度送ってもらう。笑顔になりながらも水着に着替えて、彼の車でビーチへ・・・

「やっぱり悪夢だったんだ」ほんのちょっとホッとして、彼との時間を過ごす。昨日のことがまるでうそのように今まで通りの私達。そう思っていた。

あまりの暑さに彼は、水に入り、しばらく泳いで私のもとに帰ってきた。いつものように。私は、その間、今までの感情を日記に綴り、砂浜に横なっていたんだけど、本当に暑くて、じわじわ・・・日焼けもいっぱいしてしまい、ちょっと後悔・・・そんことを考えていたら、彼が、笑顔で帰ってきて、腕枕。

やっぱり悪夢だったんだ。彼の腕枕、なんか安心。

30分後くらいかな・・・暑い暑い日差しに耐えられない私は、ランチ食べに行こう!そう彼を誘って、ビーチ沿いのカフェに向かう。 フィッシュ&チップスを注文して、一緒にシェアをした。暑いね~といいながら飲むソーダは、どこかのどごしがよくて、彼との時間がすごく楽しいと感じた。今でも覚えてるな・・・

その後、「どうする?」って話しになり、「とりあえず、話しあおっか!」ということで人気のない公園へ行く。

着くと同時にいつもの普通の話し、いつもと変わりない私達の仲。そして、私達の心は通い合っているんじゃないか?と感じたところで、聞いてみた。

「私達、本当に終わり?」

「うん。」と決意した顔つきに戻る彼。

「でも、私、もう一度、頑張りたいって思う。きっと自己成長と共に貴方にふさわしい人になれる気がするの。」そう、決意をした上で彼に伝える。

頑固な彼は、「僕も辛いんだ。でも、もう別れよう。」・・・

今までの良い思い出が、頭によみがえってくる。

今日のビーチだって、あの腕枕なんだったの?キスだってしてきたじゃん!
一体何? 

彼を失ってしまう。そんな不安を恐怖で涙がこみ上げてきて止まらない。

そして、彼に訴える。

「私、本当に本当に私達のことを真剣に考えてきたの。だから、仕事がなくてもダニーデンに移動するってことも決めたのに。まだ遠距離しかしてなくて、一緒に住んでもいないのになんで別れるの?それでも後悔しない?」

泣きながらの訴えに彼も涙をした。初めて見た彼の涙・・・

この「別れ」を受け入れなくてはいけないのに受け入れられない私。

この日の夜、彼にテキストを3回もしてしまった。

「今日は、ありがとう。よいイブニングを過ごしてね!」

「今、電話できる?」

「ごめん、寝る。お休み」

彼からの返信は一度もなかった。

寝不足の頭がポーっとしての出勤。
気持ちが落ち着かなくて、とにかく彼へのあきらめがつかない気持ちを彼にメールで伝えることにした。

つづく