どひゃ~、しょうこりもなく、またやってしまった。
自分でもイヤというほどわかっちゃいるんだけど、私の悪いクセは、
夫婦二人で何かしている時や、(中でも特に)夫に何かを頼んだ後で、
思った通りに物事が展開しない時、つい夫にグチグチと文句を言い
はじめ、まるで全て夫の責任だ、みたいな非難に展開してしまうことだ。
本気で、夫に責任があると思っているわけじゃない。要するに、タダの
八つ当たり。いわゆる普通の人だって、口ゲンカなんかする時は、
あることないこと言って相手を非難し倒すものだけど、まあ、それと
同じようなものだと思う。
ただし、問題なのは、私がこういう態度を取るのは、別に夫に対して
攻撃をしかけたい時じゃない、ってことなのだ。今回の自分にソックリ
な感じで他人を非難してキレている自閉系の人を、ドキュメンタリー
番組で見かけたことがあるので、実はこれって、典型的なパターンなの
かもしれない。そこで恥をしのんで、事件?!の次第をお話ししようと思う。
発端は、私が普段世話になっている友人に、クリスマスだしお歳暮的
な意味もこめて何かプレゼントしたい、と思いたったこと。友人に希望
を聞くと、「何か、ウチの子どもたちがビックリするようなものがいいな、
別に高価なものじゃなくて。例えば…駄菓子てんこもりとか」といった
返事だったので、近所の店で駄菓子の「箱買い」をすることにした。
で、夫に手伝いを頼んで、一緒に選びに行ったんだけど、私が選んだ
のがこれ(笑)。↓
そして、(何せ駄菓子なので、これ一箱ではちょっと安すぎるから)
夫にも頼んで一箱選んでもらった。そしたら、なぜか夫が選んだのが
↓これ。(さすが関西人夫婦、名前のインパクトだけで選んでる…)
ところが、ここで問題発生。私がなぜか急に不穏な気分におそわれ、
イライラしはじめた。(自分でも、理由はわからない。ただ急に不快
になった)そして、代金を払って店を出る頃にはもう、夫のチョイスに
ついて文句を言い始めていた。
当然、手伝わされた上に文句つけられた夫はすっかり怒ってしまい、
家に帰る頃には相当な険悪ムードに発展…(ぎゃー、ゴメンね夫!)。
いつもの我が家だったら、ここから大バトルに発展する可能性大の
パターンだ。
しかし。
店から家までの距離、このかさばる箱二つをさげて一人でとぼとぼと
歩きながら、私もけんめいに考えた。一体、どうしちゃったんだろう?
何で急に機嫌が悪くなったんだろう? 何でむらむらと、夫を非難
したくなっちゃったんだろう?
そして…突然、これまでになくハッキリと、理由がわかった!
「私は、今、困ってるんだ。不安になったんだ」って。
もう一度、すぐ上の画像を見てほしい。夫の選んだ箱は私が選んだの
より大きい。しかも、二つの箱はサイズが違う。
要するに、私が急に不穏になっちゃった理由は3つ。
1.友人へのプレゼントは、宅配便で送らなければいけないのに、夫が
大きなサイズの箱を選んでしまった。(サイズが大きいと送料が高くなる
ので、私自身はその点も考えて品選びをしたのに、夫はそこを考えて
いないか、知ってても気にしていない。これは私にとって想定外だった)
2.不ぞろいなサイズの箱二つを一つの荷物として送るには、どこかで
ダンボール箱を手に入れ、サイズぴったりに加工しなければいけない。
でも私は手首が痛くて(たまたま、けんしょう炎が悪化してる)力のいる
作業はできそうにない。夫はそのこともわかっている(はず)だ。
3.夫には、「友人にプレゼントをする手伝いをしてほしい」と頼んだの
だから、私としては、上の二つの問題をクリアする助けもしてほしい、
と期待していた。でも夫の方は、品選びを手伝っただけで、どうやら
すでに、手伝いは終わった感覚でいるらしい。
つまり私の不機嫌は「ちょっと待って夫! 選んで買ったはいいけど、
一体、どうすりゃいいのよコレ!」っていう、困惑と不安(これから先を
どう展開すればいいのか、わからなくなったから)の産物だったわけ。
それでつい、夫に文句を言いだし、責任転嫁しようとしてしまったのだ。
アホちゃうか、たかがそんなことで…八つ当たりまでするんかい! と
お思いかもしれない。(まったく、その通り。実にはた迷惑だよね。けど、
どうやらこれは、自閉系のパニックの一種らしいのだ。いや、だからっ
てもちろん、許されていいはずはないんだけど)
それでも、これまで事件の渦中で自分のこの悪いパターンに気がつける
ことって、実はまずなかった。自分でもわけのわからないまま、無性に
不快になって、誰かを(特に夫を)グチグチ責めてしまい、相手を激怒
させてしまう(←そりゃ誰だって怒る)という典型的な失敗を、一体、何度
繰り返したことか。
いつもだったら、後になって、冷静になってようやく「何であんなことを
してしまったんだ?!」と、自分の言動のおかしさに気づいては自己嫌悪
に陥る。けれど幸い? 今回は、途中でハッと気がついた。
自分も少しは進歩した…んだと思いたい。
とにかく。何が原因かわかったので、速攻で夫に謝った。そして、ケンカ
を売りたいんじゃなく、困っていて助けてほしいんだってことを伝えた。
↓結果。
要するに、送れる状態にするため、ダンボール箱を見つけてきて
サイズに合わせて加工してほしいってだけのことだったので、夫に
そうお願いして、(まだ怒ってたし、かなりあきれてもいたけど)やって
もらった。
そしたら、自分でもビックリしたことに、ぐんぐん気分が良くなって、
夫の作業が終わるより前にもう、あの不機嫌は一体何だったの?
っていうぐらい、晴れ晴れとした気持ちになってしまった。友達に
これを送ったら、家族で大いに笑ってくれるかなあ? と考えると、
楽しい気分にさえなってしまった。
わけもわからず不機嫌になった時に、「困っている自分」に気づいて
対処することができただけで、こんなにホッとして、ラクになるなんて。
しかも、いつも気持ちの切り替えが下手で苦労してるのに、今回は何て
コロッと気分が変えられたんだろう!
…っていうわけで。
今回の「事件」は、自分的には、実に画期的な出来事だった。
けど、もちろん、夫にとっては、「また妻のいつもの悪いクセが出た…」
ってだけのこと。迷惑もいいところで、この後数日間、実にウンザリした
様子だった。
ゴメンね~夫。これからは、できればもっと早く(八つ当たりする前に)
自分の不安に気づくように、もっと努力するからね。
「妻にはもう、よけいな期待はしてないから」って返事されたけどさ(笑)。