上海滞在時に交通大学近く、康平路沿いのカフェ「小小花園」に行ったら、とーっても素敵で好みのお店でした
行ったことはありませんが、「秘密花園」というカフェの系列店とのことです。
外観
こちらはリビング風? お花も贅沢に飾られています。お花が安い上海ならではともいえるかも。
アンティーク風の、ブルー系のベルベットのソファーや椅子がとても素敵です。
クッションの生地や棚の上のシルバーのポット?なんかも素敵です。
ここがとーっても好みです。ベルベットの生地のソファーにランプ、肖像画風の絵が飾ってあったり
中世のお姫様風です
お花もこんに贅沢にたっぷり生けてあります。
アイスココアとチーズケーキを。 2つで80元くらい(1200円くらい) 肉まん2元としたら
肉まん40個分(* ̄Oノ ̄*)
と思うと、安いものは安いけど、カフェやレストランの値段は、どんどん先進国値段になっていますね。
明るい光が差し込む、こちらの場所のほうが人気が高いようでしたが、私は断然お姫様風の場所が
好みです
そして、私のあとから続々と入ってきたのが
とても若い中国人の女性と、お世辞にもかっこいいとはいえない結構いいお年の男性のカップルが
4、5組。
どういう関係かなーと、日本ではあまりみない組み合わせのカップルに、そればっかり気になってしまいました、笑。
日本の出張者も大好き?なしゃおじえとおじさんの組み合わせほど年齢は離れていないけど
女性が20代のおしゃれにしている若い子にたいして、男性側30代、40代のお金持ちそうな感じの
決してかっこよくないもっさりとした男性。
若くかわいい女性と、さえないおじさんのカップルは、日本人的感覚から見てしまうと違和感が
あるから気になったのだと思います。
男性がお金持ちそうなのと、どのカップルも会話はほとんどしておらずそれぞれにネットをしていたりして
楽しそうな雰囲気ではないので、最初スポンサーかなあとも思っったりと、想像した私。
電車の中で良く見かける、いちゃいちゃしているカップル(中国では、カップルはとても仲良しで
いちゃいちゃというか、べたべたというか、恥ずかしがらずに仲良くされています。
また男性がとても優しく、お姫様のように女性を世話しています。
この間は、うちわで女性をあおいであげている男性もいましたね^^)
まあそんな仲良しカップルとはずいぶん雰囲気が違うので、ん?? 夜のお仕事とお客さん?とも
思ったのですが、女性がそんな雰囲気でもなかったり、
二人が仲良しという感じでもなく、ただそれぞれにクールに時間をすごしているカップルばかりで、
謎でした。
気になったので、後日中国語のレッスンのときに先生に聞いてみたら
先生は即答。
「結婚前提のカップルでしょう」、と。
中国の女性はとても現実的なので、恋愛と結婚は完全に分ける人が多く
とくに上海人は、結婚相手に求めるお金の要求は高い人が多いので
恋人どおしというよりは、結婚前提のカップルでしょう、と。
先生に、「平日の昼間でしたよ」?と質問すると
「老板でしょう、と老板なら自分で時間がつくれるから」と。
更に、先生に、よくみる上海人男性は、とても優しくて女性をお姫様のように扱ってるけど
そこで見た男性は、そういうかいがいしく世話をするようなタイプではなかったというと
「お金もちになると、優しくしなくなる男性も多い」とのこと。
お金もなくて、優しくないのは、絶対ダメだけど、
お金持ちなら、そういう風に変わる人もいるそうな。
おもしろかったのは、
最近では、お金持ちと結婚するための学校?のようなものまであり
(日本円で月に20万くらいと、おそろしいほど高いらしいです。
上海のホワイトカラーの平均月収が、3000元~5000元(日本で5万~8万円と考えるといかに
そのお金もちと結婚するための学校が高いかということです。
で、そういった学校では、美しく見せるための化粧法をおしえてくれたり、
似合う服装のアドバイスがあったり、あと、お金持ちと知り合うためのパーティーに参加するそうです。
お金持ちと結婚できたら、この投資はあっという間に回収できるから、
こういう学校がとても人気で、上海にも結構あり、北京に一番たくさんあるそうです。
先生が教えてくれたおもしろかった言葉
「没有愛情没关系 めいようあいちん めいぐわんし 」
「没有房子不可能 めいようふぁんず ぶーくなん」
「結婚のとき、愛情がなくても大丈夫だけど、マンションがないのはありえない」
という言葉があるのか、ないのか、こういう言葉を教えてくれて、
中国人女性の現実的な結婚感というのを教えてくれました。
確かに以前テレビで見た中国のお見合い番組も、若くてかっこいい人は全然人気がなくて
お世辞にもかっこいいとがんばってもいえない、(だいぶふくよかで、ハげている)お金持ちの男性に、女性もお母さんも殺到していました。
結婚感というのも、国によって大きく違いますよね。
やはり日本はなんだかんだいっても恵まれているので
仕事でもお金よりやりがい、を求める人多いですが、
中国の方たちは、お金を稼ぐためのガッツは、日本人にはないものがありますので
(ある意味みならうべき、貪欲さ、がっつさ)
やはりお金はとても重要で、いかに得するか、というのが土台としてあるなあとよく感じますが、
恋愛と結婚感についても、いろいろとおもしろいなーと思いました。
ちなみにこちらのカフェ、インテリアもとても素敵でしたが、
猫ちゃんがさりげなくいたところも、私としては気に入ったポイントの1つでした!
パスタもおいしそうでした。
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