★出産レポ その2 | ビールとプリンとごま豆腐(4歳差姉妹とキッザニア甲子園&キッザニア福岡⭐︎ディズニー)

ビールとプリンとごま豆腐(4歳差姉妹とキッザニア甲子園&キッザニア福岡⭐︎ディズニー)

キッザニア、ディズニー、ファミリーキャンプ、旅行大好きです。
長女リィ、次女ルゥの4歳差姉妹子育て中(*^^*)
転勤で各地を転々としています*

夕食後、しばらく談笑して過ごすも全く陣痛の気配はなく、両親と旦那さんに一旦家に戻るようにお願いしました。

『もしかしたら夜中に陣痛が来て、また病院に来てもらうことになるかもしれないし、ゆっくり休んでおいてね』
『何かあったらすぐ電話してね』

そんな会話を交わして見送り、しばらく横になっていたのですが全く眠れない…汗
もうすぐbabyに会えるんだなぁとか、陣痛痛いのかなぁとか、そういえば名前が最終候補2つから決まってないなぁとか、
色々思い巡らせているとあっという間に夜中の12時になっていました。

それから数分した頃、あれ?なんかお腹痛いかも。
ここ数日、前駆陣痛→間隔を計る→そのまま寝落ちして朝を迎える、というパターンだったので、

今回もそうなのかなーと思っていたら、痛みはドンドン強くなり…


こ、これは間違いなく本陣痛だ!


確かこの時点で10分間隔くらいだったかな?
ナースコールしてから母にも電話し、再び病室に戻ってもらうことにしました。
夜中だったので、旦那さんと父は専用の待合室で待ってもらうことに。
あ、別に旦那さんに病室に来てもらってもよかったんですが、この時はやっぱり陣痛の痛みを知っている

母にそばにいて欲しかったんです。

助産師さんに診察してもらうと 『 陣痛きたんだね。あ、でもこれはまだまだかかるね~ 』 と言われ…
えっ、もう結構痛いのにまだまだこれから痛くなるの?!ブタ 
とショックを受けた覚えがあります(笑)
陣痛はよく生理痛を強くした感じと言われますが、抗いようのない強い波がお腹の底から突き上げてくるような感じでした。

それから定期的に訪れる痛みに耐えること数時間。
確か夜中の3時頃だったと思います。
もー、どーにもこーにも我慢ならんくらい痛い!
さっきまだまだかかるって言われたけど、これはもうかーなーりー痛い!

意を決してナースコールし、診察してもらうと子宮口8cm。

『 お、凛花さん、一人目なのに進みが早いですね。じゃあ、LDRに移動しましょう 』

だよねだよね!
これでもまだ 『 ま~だまだ 』 ならどうしようかと思ってある意味ホッとしました(笑)

陣痛が治まったタイミングを見計らってLDRに移動します。
ちなみに、LDRとは陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の略語で、陣痛から産後までを移動せずに過ごすことができる個室のことです☆
陣痛MAXの時に分娩室に移動なんてとてもできそうになかったので、これはありがたかったです。

そうこうする間にもどんどん痛みは強くなっていったのですが、ここ数日間、前駆陣痛であまり眠れていなかったこともあり、陣痛の合間に強烈な眠気に襲われウトウトするもすぐに陣痛で現実に引き戻される…
という繰り返しでした。
これがよくなかったのか、なんと徐々に陣痛が遠のいてしまいました。
いわゆる微弱陣痛です。
あまり眠れない日が続き、思った以上に疲労が溜まっていたのかもしれません。

痛みと疲労と眠気で朦朧としながら 『 促進剤とか使うことになるのかなぁ 』 とか考えていると、いつの間にか先生が登場していました。
(てゆか、先生が来るのはお産のうちの最後の数十分だけなんですねー)
お産自体はかなり進んでいるので、陣痛が戻ってきた瞬間を狙ってお腹を押しましょう、と助産師さんと相談しているのが聞こえました。

分娩監視装置の数字がカタカタカタカタ…と音を立てながら上がっていき、『 あ、また陣痛くるな』 と思っていたら助産師さんの「はい、いきんで!」の声。
同時に先生がお腹を強く押すこと数回。
後で見たらお腹にくっきり跡が付くほどの強さだったのですが、この時は陣痛の方が痛くてあまり分かりませんでした。
私もとにかく無我夢中でした。

しばらくして助産師さんから短息呼吸の指示があり、ゴールが近付いているのが分かりました。

そしてついに。
元気な産声が上がりました。
でも、産まれてから産声が上がるまでがとても長く感じた。
とにかく、ようやく終わったんだーとホッとしたのを覚えています。

すぐに助産師さんが胸の上にbabyを連れてきてくれました。
産まれたばかりのbabyはとても温かかったです。
あの温もりと心地良い重さは一生忘れないと思う。


そして、よく見るとbabyの右頬に傷ができていました。
こんなに小さな身体で頑張って産まれてきてくれたんだなぁ…。

「よく産まれてきてくれたね。頑張ったねぇ…」

じんわりと泣けてきて、自然と声が出ました。

しばらくカンガルーケアをした後、隣に並んで2時間ほどLDRで過ごしました。
私の場合、胎盤が筋腫の上にできていたので出血が多く、しばらく安静にしているようにとのことでした。
その間、旦那さんや両親が一人ずつ入ってきて声をかけてくれました。

気付くといつの間にか夜が明けていました。