Milk-Jugged Hare

三月兎のミルクつぼ煮



「みんな、一つずつ席をずらそうぜ」

そう提案したのは帽子屋でした。

するとヤマネも三月ウサギも席を一つ隣へ移ります。

アリスはこれまで三月ウサギが座っていた席に座らなければならなかったのですけれど、ここは最悪。

だってウサギがお皿の中にミルクつぼをひっくり返したばかりの席なんですもの。

この席替えで得をしたのは帽子屋だけだったようです。




Milk-Jugged Hare


よういするもの

兎(行きつけの肉屋で肉を切り、血抜きしてもらう)1羽

ハーブで香りを付けた小麦粉**適量、ラード85g、

さいの目切りにしたベーコン225g、玉ねぎのみじん切り1/2個分

粒こしょう少々、月桂樹の葉1枚、パセリのみじん切り大さじ1

スープストック適量、兎の血少々なければよい、ポートワイン適量

レッドカラントゼリーまたはジャム適量

*兎の肉が手に入らないときは鶏1羽で代用してみよう。

**好みの粉末状のハーブを少々、小麦粉の中に混入れるとよい。


つくりかた(本より抜粋)


1 ぬらしたふきんで兎の肉をふく


2 香りづけした小麦粉の中に肉を入れて転がし、まんべんなく粉をまぶす。


3 厚手の深めの鍋かキャセロールにラードをとかし、兎、ベーコン、玉ねぎを入れていためる。


4 全部がきつね色になるまで、絶えずかき混ぜながら、充分にいためる。


5 余分な油を捨ててから、粒こしょうや月桂樹の葉、パセリを加える。


6 スープストックを注ぎいれ、ゆっくりと煮立ってくるよう、火加減を調節しよう。


7 料理名に忠実でありたいむきには、ここで鍋の中身全部を、温めておいた磁器製のミルクつぼに移し替えると本格的だ。ミルクつぼは、じか火にしないで、熱い湯を入れた深なべに入れて、湯せんにかけながら煮込もう。ふたは、アルミホイルを使えばいいよ。もちろん6のまま煮込んでもいい。


8 2時間かけて、ゆっくり煮込む。肉にフォークを刺してみて、骨から肉がはずれるくらいだと大成功。


9 火からおろし、兎の血と好みの量のポートワインを混ぜ入れる。


10 スープにコクを出すため、さらに、煮立つ直前の温度で5分ほどに込む。


11 レッドカラントゼリーを添えて出す。---ゼリーは気違い帽子屋のティーパーティーの残り物かな?



兎1羽なんて用意できないよ・・・!更に血なんてもっと用意できないよ。

ちなみに言えば鶏を丸ごと1羽でもスーパーで容易に手にはいるとは思えないので、今回は手羽先とムネ肉とモモ肉を買って、ちゃんと切って使いました。

小麦粉に混ぜたハーブは、あたしの場合バジルです。バジルスキー♪

さてこちらの料理はアリス本編とは全く持って関係ないですね。共通点はミルクつぼのみ。

それを言っちゃあ殆どがあんまり関係なさそうなあんばいですけど。

ミルクつぼなんて洒落たものはお家にはありません。その前に牛乳は料理での使用目的がない限り買いません。

なので普通に鍋で煮込みました。

スープストックはまたしてもコンソメ等の洋風だしで作ったスープで代用しましたよ。

ポートワインは甘いので、あまり量は入れない方がいいかも知れません。そして入れすぎるとただでさえビミョーなスープの色が、更に毒々しい色になりそう。

2時間も煮ると肉もベーコンもとろっとろです。味はおだしとベーコンの塩気があるのでちょうどいいかも。

美味しいことは美味しいんですけど・・・とにかくすごく脂っこいです!

まあラードを85gは用意してる時点で想像は付きますけど、それにしても脂っこい。

一度余計な油を捨ててから煮込んでるはずなのに・・・。

それだけ鶏皮に含まれる油分が半端ないってことなんですよねー。

このスープカップ1杯で胸焼けしそうな勢いです。

ところでレッドカラントゼリーの存在理由がわからん。デザート・・・なのかなぁ。

でも代用品がジャムって・・・あたしは写真にあるベリージャムを付属しましたけど、結局食しませんでした。

ジャム単品なんて食べたくないもん。

さてこれでお茶会メニューは終了。好きな場面が終わっちゃうのはちょっと寂しいなあ。

Treacle-Well Tart

糖蜜井戸のタルト



お茶会のさなか、帽子屋と三月ウサギ、そしてアリスはヤマネに話の提供を求めました。

するとヤマネは糖蜜井戸の底に住む3人姉妹のお話をし始めます。

そんな蜜井戸をイメージして出来上がったのが、こちらのお菓子。

ヤマネのお話を聞きながら食べるにはうってつけのお茶菓子ですね。




Treacle-Well Tart1


ちなみに、切り分けるとこんな感じ。

Treacle-Well Tart2


よういするもの

*タルト生地

小麦粉225g、塩、1つまみ、バター60g、ラード60g、水多くても大さじ2と1/2

*タルトの中身

生パン粉大さじ3、オレンジの絞り汁大さじ1、オレンジの皮をすりおろしたもの少々

ゴールデンシロップ、なければラモセスか蜂蜜大さじ4、サラダ油少々


つくりかた(本より抜粋)


1 ボールに小麦粉と塩を合わせてふるい入れる。


2 バター(風味のため)とラード(きめ細かくするため)を小さく切って、粉に加え、指先ですり込むようにして混ぜる。粉をあたりに散らして、粉まみれにならないように静かにやろう。生地が一番きめ細かいパン粉くらいの柔らかさになるまで、よくこねよう。


3 ぱらぱらと生地に水をふりかけ、また全体をこね直して、滑らかだけれどしっかりとした生地に仕上げよう。


4 さて、パイ皮をのばす前に、仕事をする台の上をまずきれいにして、粉をふっておこう。それからパイ皮を好みの厚さにのばそう。


5 これで「糖蜜井戸のタルト」の台が出来たわけだ。でも「糖蜜井戸のタルト」を完成させるには更に次のものを用意しよう。(「よういするもの」の「タルトの中身」を参照)


6 直径18cmのパイ皿の内側に油を塗り、4のパイ生地を敷く。縁から出た部分は切りとり、縁の部分を押さえておく。


7 パン粉を入れる。


8 その上にオレンジの皮をふりかけ、オレンジの絞り汁とゴールデンシロップを加える。


9 6で切りとったパイ生地をリボン状に切り、パイに格子模様をつけよう。


10 220℃(高温)にあらかじめ熱したオーブンでタルトを焼く。ほぼ25分ほど。


11 熱いうちに食べても冷たくなってからでもいい。でも、あんまりおいしくて、ほっぺが井戸に落ちないよう、ご用心、ご用心。




すっかりこちらのブログを放置してました・・・。お久しぶりです。

さて、今回はMad Tea Partyの食べ物第2弾。

ヤマネ編のスイーツ、といったところでしょうか。

ちなみに材料にある、ゴールデンシロップって何?さらにラモセスって何・・・?

とりあえずそんな洒落た糖類は家にはないので、蜂蜜を使いました。

あとはオリゴ糖か白砂糖、三温糖くらいしかないよ・・・。

焼きはほぼ25分となってますが、あたしはプラス4分焼きました。

なんか25分だと若干生焼け気味な感があったので。

味は、生地に砂糖が入って無くて甘さが蜂蜜だけなので、このレシピ集のスイーツにしては珍しくフツーに美味かったです。

ちなみにオレンジ果汁は大さじ2に増量しました。

食べたらオレンジ風味が豊かだったので、これで正解だったと思います。

すりおろしたオレンジの皮もいいアクセントになって、さっぱり柑橘風味のタルトでしたよ。

さてお次はお茶会シリーズラストの第3弾。早めにアップしたいなぁ。

The Mad Hatter's Doughnuts

気違い帽子屋のドーナツ



アリスは気違い帽子屋と三月ウサギとヤマネがティーパーティーをしているところに出会しました。

もうまるで不条理な、狂ったお茶会です。

アリスも強制的にお茶会に参加することになったのですが・・・。

さてそんな気違い帽子屋が出すお茶うけをイメージしたお菓子がこちらです。





The Mad Hatter's Doughnuts



よういするもの

食パン30cmの長さのもの1本、アイシング用砂糖(粉砂糖)225g

粉末シナモン大さじ大盛り1、甘口のシェリー酒大さじ2、卵2個、揚げ油適量


つくりかた(本より抜粋)


1 パンはスライスしていないものを買ってきて、自分で厚さ2.5cmに切り、耳は切り取る。それを、直径6cmの円に切り取るのだけれど、コップの口や、茶筒のふたを押しつけて着ると、手軽できれいに切り取れるよ。


2 アイシング用の砂糖とシナモンを一緒にふるいにかける。


3 卵とシェリー酒を一緒にして、泡立て器で強くかき混ぜる。


4 揚げ油を190℃ぐらいの中温に熱しておく。


5 先ほど、まるく切っておいたパンを、3の卵にくぐらせ、そっと油に落とす。


6 きつね色になるまで上げる。


7 おあとは、さっきの砂糖をぱらぱらふって”にせドーナツ”のできあがり。あつあつをすぐ食べよう。外見と同じものが何一つない、気違い帽子屋のところのお茶の時間には、持ってこいのお茶うけだろう。




まずMad Tea Partyの食べ物第1弾です。

パッと見、確かにドーナツに見えますねー。食パンには見えない。

これは手順自体はなかなか簡単でした。揚げるだけ~。

食パンは4枚切りのものを二つ買ってきました。厚さがちょうど良かったので。

パンを切るのがホントに下手なので助かりました。絶対曲がるもん。

しかしながら甘口のシェリー酒が見つからず、しょうがないので甘くないシェリー酒で代用。

砂糖が大量にあるので別に甘くなくても問題ないでしょう・・・と、勝手にポジティブシンキン。

余ったシェリーはあたしのお腹に収まることでしょう。

そんで、今回も砂糖が異様に多いですね。

砂糖は今回ふりかける感じだったので、とりあえず規定量作ったんですが、全く以て余ります。

欧州の人、どんだけふりかけて食う気なんだろう。

とりあえずパンを切って残ったパンの耳も一緒に揚げてみたんですが、それにふりかけてもまだ余る!

これは砂糖+シナモンをシナモンシュガーで代用して最後にふりかけるくらいでいいと思います。素材一緒だしな。

さて、食べた感想ですが・・・。

「素材が食パン」と解っていて食べる分には、フツーに美味しいと思います。やっぱさくさくの揚げたては美味い。

しかしドーナツだと思って食べると、あまりに軽い食感で肩透かしをくうかも。

さすがイカレ帽子屋のお茶うけだわ。

画像のポットは先日記事に書いたMad Tea Partyをモチーフにしたティーポットです♪

上と下の口はダミーで、真ん中の口から中のものが出るようになってるんですよー。

これもカップ同様殆ど使ったこと無いですけどね。

Chocolate Chip Scone

チョコチップスコーン



ふくしゅう=復讐、復習 どちらの意味も込めて



ChocoChipScone




これはアリスのレシピにはありません。

前に作った「小石もどきケーキ」のリベンジ作品です。ていうか、アレンジ作品?

なので、材料及び作り方は「小石もどきケーキ」を参考にしてくださいませ。今回とは若干材料と大きさが違いますが。

前にアクセントをピールにして作ったらチョコチップのがきっと美味いという結論に達し、改めて作っちゃいました。

その前にレシピ進めろって感じですね・・・。

明日元同僚のお家でお茶会・・・というと優雅に聞こえますが、ただひたすら喋りまくるだけの会があるので、その時に手みやげに・・・と思い作ったんでした。

今回砂糖は半分以下で作りました。チョコの甘みがあるから十分でしょう。

ちなみにこのティーカップ、アリスに出てくる「狂ったお茶会」に出てくるティーカップをモチーフにしてます♪

イカレ帽子屋と三月ウサギが半分に割れたティーカップでお茶を飲んでるので、半分に割れたような形になってるんですよー。

注ぎ口が三つあるティーポットとお揃いで、ディズニー土産にだいぶ前に戴いたものです。

The Cheshire Cat's Cheese Whiskers

チェシャー猫のひげ風チーズ棒



チェシャ猫は神出鬼没の不思議な猫。

耳まで届くくらいの大口でいつもニヤニヤと笑ってます。

なんだかんだで不思議の国ではアリスの水先案内人・・・?

こちらはチェシャ猫をイメージしたお菓子です。




The Cheshire Cat's Cheese Whiskers


よういするもの

小麦粉60g、塩、こしょう各少々、ベーキングパウダー小さじ1/2

おろしたチェダーチーズ85g、バター60g、パプリカ少々

打ち粉用小麦粉少々


つくりかた(本より抜粋)


1 小麦粉、塩、こしょう、ベーキングパウダーをにボールにふるい入れる。


2 パン粉とチーズを加えて混ぜる。


3 バターを指先ですり込むようにして加え、滑らかになるまで生地をこねよう。生地がぱさついて、すいにくかったら、ほんの少々、牛乳を加えるといいよ。


4 こね板か、まな板の上に粉をふり、3の生地を移し、ひとまとめにする。これを幅10センチ、厚さ4.5センチに細長くのばす。


5 生地を薄く短冊に切っていく。


6 天板にバターを塗って生地を並べ、190℃(中温)に温めたオーブンに入れて焼く。うす茶色になり、かりかりになったら出してもいいぞ。


7 熱いうちに、パプリカをふりかけて食卓に出す。


8 それから、椅子に深く腰かけ、チェシャーチーズは、にんまりと笑っている猫の型にはめて固めてから、輸出用としてブリストルに送っていたということに思いをはせよう。




えーと・・・ひげ・・・?どの辺が?

お菓子のタイトルからくる想像と実際の完成品では著しくイメージが違うのはあたしだけじゃないはずだ。

これでも厚さは自重したんですけど、4.5センチって・・・太いだろう。

うーん、あたしのレシピの解釈が間違ってるんだろうか・・・。

さて前回はとろけるチーズでずるしましたが、今回はちゃんとおろしました、チェダーチーズ。

チーズの銘柄まで指定されちゃあ、とろけるチーズは使うわけにもいかず。

フツーの下ろし板でも意外とおろせるものですね。新しい発見。

さてこれ、味はチーズ風味のクッキーです。口さわり粗めの。

砂糖味じゃないので結構ひょいぱくいけました。やっぱしょっぱい系レシピいいわー。

ところで、それにしても盛りつけが下手くそです。

もうちょっとセンスが欲しいなー・・・。


ところで料理とは関係ありませんが、あたしがアリスの中で一番好きなのはチェシャ猫だったりします。

なんだかんだでアリスを助けてくれるから。

さらにケータイでアリスをモチーフにしたホラーアプリをやってからますますチェシャ猫のファンに・・・!

かなり前のゲームですが、結構面白いです。


歪みの国のアリス公式サイト↓

「さあ、僕らのアリス。シロウサギを追いかけよう」