Not 'Too Much Pepper' Soup

「こしょうはもうたくさん」スープ



公爵夫人の家の料理人が作っている、こしょうがたくさん入ったスープ。

こしょうの粉が空気中にも散乱してるくらい・・・。



Not 'Too Much Pepper' Soup


よういするもの

皮をむいて4つ割りにしたじゃがいも560g刻んだ玉ねぎ大3個分

澄んだスープストック、または塩水1700cc

ぴりぴりしたこしょうの代わりに、クレソンのみじん切り2束分

ひきたてのこしょう少々、塩少々、生クリーム140cc


つくりかた(本より抜粋)


1 じゃがいもと玉ねぎを、スープストックとともに鍋に入れ、十分やわらかくなるまで煮よう。


2 やわらかくなったじゃがいもと玉ねぎを裏ごししてから、鍋に戻す。


3 スープが煮立ってくるまで煮る。


4 クレソンのみじん切りを飾りようにとっておき、残りを3に加え、更に15分ほど煮る。


5 ひきたてのこしょうをたっぷり使って味をつけるんだけれど、あんまり入れすぎないように。


6 好みの塩味をつける。


7 熱いスープを食卓に出したかったら、ここで生クリームを加えてゆっくり混ぜよう。


8 冷たいのを出したいなら、食卓へ出す寸前に生クリームをかけよう。


9 みじん切りにしたクレソンを散らす。


10 覚えておいてくれよ。テーブルナプキンは、ハンカチみたいに、くしゃみを抑えるものじゃないって事をね。




うちにはあまり大きな鍋が無いので、今回は半分の量を作りました。

あんまり作っても、食べる人間が多い訳じゃないので。

スープストックって・・・コンソメとかそういうことなんでしょうか?

とりあえず適当な洋風だしを適当に入れたんですけど。

それにしても工程2・・・またしてもキター!裏ごし!!

簡単に書いてくれちゃってますが、2だけがやたら労力を費やします。

けどね、裏ごしした甲斐がありました。舌触りがとろとろしていい。

クレソンは匂いキツすぎないかな・・・と思いましたが、生クリームが入ると味と一緒に匂いまでマイルドになって、ぜんぜん気になりませんでした。

玉ねぎの甘みとじゃがいものとろみがすごく美味しいスープです、これ。

あたしは冷やす時間が惜しくて熱いものしか作りませんでしたが、この季節だとまだ冷製スープでも美味しくいただけるんじゃないかと思います。




Eggs Bonne Alice

卵のココット「やさしいアリス」風



アリスは鳩に、卵を狙っている蛇だという不条理な疑いをかけられました。

懸命に身の潔白を訴えるアリスですが・・・。

そんな場面から生まれたココットです。



Eggs Bonne Alice


よういするもの(ひとりぶん)

卵1個、バター少々、ほうれん草のピューレー大さじ1

こしょう少々、おろしチーズ適量、生クリーム大さじ1

小さなグラタン皿かココット


つくりかた(本より抜粋)


1 グラタン皿か、ココットにバターをたっぷり塗っておく。


2 グラタン皿の真ん中に卵を割り落とそう。


3 ほうれん草をゆでてから裏ごしして、ピューレー状にしたものを、卵を覆うようにして入れる。


4 こしょうとおろしチーズを上から散らす。


5 さらに、生クリームをかけておく。


6 深いなべに、5を器ごと入れ、器が半分つかるくらいまで、沸騰寸前の湯を注ぐ。


7 なべのふたかアルミホイルでふたをする。


8 180℃の低めの温度のオーブンに、7をなべごと入れ、焼くんだ。卵がちょうど固まったときにとり出す。8分以上オーブンに入れておいたらダメだ。


9 8分たったら、すぐ、器からじかに食べ始めよう。グラタン皿の熱で、卵がかたくなって、おいしくなくなるから。


10 なぜほうれん草で作るかって?そりゃあ、蛇はほうれん草を食べないからさ。




まずはじめに・・・。

「ココット」って、そもそも何・・・?というところからあたしの料理はスタートします。

そんなハイカラな洋食なんて作ったこともなければ見たこともないので、想像できません。

さて、この料理で一番面倒だったのは、ほうれん草のピューレー作りです。

あとは器に材料入れるだけですからね。

ちなみに3株くらいであたしは大体大さじ1杯分のピューレーが出来上がりました。

ところで作る際、材料の中に塩が入ってなくて、大丈夫か・・・と危惧してたんですが、よく考えたらチーズに塩気があるので十分でした。

欧州の人は、砂糖は大量に摂るのに、塩分は意外と摂らないんですねー。

チーズだけでもそこそこ塩気が出ててちょうど良かったです。

チーズはおろすのが面倒なので、細かいタイプのとろけるチーズを使って手を抜いちゃいました。

つうか、チーズってフツーのおろし器でおろせるもんなの・・・?そこからして謎。

オーブンに入れる時間は8分以上はダメと書いてあったので、あたしは7分で一度取り出したのですけれど、卵がまるで固まっておらず、1分ずつ増やしていって合計9分暖めたんですが、卵は殆ど生でした。

8分だと少ないような気がするんだが、どうなんだろうか。

味は濃いけど美味しかったです。

これでもうちょっと卵がかたまってたら更に美味しかったんじゃないかと。

ほうれん草のピューレーが良かった!


ところであたしは不思議の国のアリスのストーリーの中でこのエピソードはあまり覚えがありませんでした・・・。

うーん、あたしもまだまだだわ。

もっかい読み返そうかなぁ。



Ambidextrous Mushrooms

二刀流きのこ



芋虫の言うことには、きのこの片一方の端を食べると背が伸びて、もう片方の端を食べると背が縮むのだそうです。

でもきのこは完璧にまぁるいんですから、端なんてどうやって解るというんでしょう。

アリスはやむなく、体ほどもあるきのこのかさに両手を伸ばすと、その両手できのこの端をむしり取って食べました。

そんな場面をイメージしたきのこ料理です。



Ambidextrous Mushrooms



よういするもの

マッシュルーム450g、バター60g、玉ねぎのみじん切り1個分

小麦粉小さじ2、塩、こしょうを各少々、サワークリーム230g

レモンの絞り汁少々、食パン、バター各適量


つくりかた(本より抜粋)


1 きのこは洗って、水気を切っておく。軸は取らないようにね。


2 軸つきのまま、きのこを薄くスライスする。


3 フライパンにバターを溶かす。


4 3に玉ねぎのみじん切りと、きのこを一緒に入れて、5分ほどいためる。


5 小麦粉を振り入れて混ぜ、塩とこしょうで好みの味に調える。


6 1~2分いためて、サワークリームを加え、煮立たないよう、火加減に注意する。ここで味見をしてみよう。


7 レモン汁をジュッとかけるのだが、これも量は好みに合わせて。


8 味が決まったら、まるく抜いてトーストしたパンにバターを塗って、きのこを盛る。


9 右側から先に食べるか、左から先に食べるか、じっくり決めて、ちびちびかじろう。




写真に納めるにはあまりにも彩りが悪いので、ちょっと最後にパセリを散らしました。

しかしこれ、おいしい!

相変わらず調味料が高カロリーですが、サワークリームの程良い酸味とクリーミーさがイイ。

マッシュルームの味が淡泊だから丁度いいのかもしれません。

ただ、調子に乗ってパンにきのこをかけすぎると胃もたれします。(←した人)

チーズ系の味が好きな人は是非食べて貰いたいレシピです。

パン以外でも、パスタソースにしてもいけるかしら・・・?

さて、作るにあたってマッシュルームを用意したのですが、450gって結構量が多いです。

大体スーパーで売ってるのってグラム表記がないので適当に買ったんですが、まるで足りず今回は全部レシピ表記の半分の量で作りました。

これでも二人分だとちょっときのこがあまりそうな勢いだったので、あたしには丁度良かったです。

まあしかし旦那はチーズ系の酸味が苦手な子なので、結局今回の料理は全部あたしのお腹にはいることになるんですけどねー。

残りは明日のお昼に食べることにしようっと。

Pebble Cakes

小石もどきケーキ



白ウサギの家で巨大化してしまったアリスは、白ウサギに小石をバラバラとぶつけられますが、なんと小石は床に落ちるとお菓子に変わっていました。

食べるとみるみるうちに家に見合った大きさに縮んでいきます。



Pebble Cakes



よういするもの

強力粉225g、塩、ナツメッグ、ミックススパイスを各1つまみ

バターまたはマーガリン110g、カラント、なければレーズン60g

オレンジピールやレモンピールを細かく刻んだもの28g

砂糖85g、卵1個、サラダ油少々


つくりかた(本より抜粋)


1 粉をボールにふるい入れる。


2 塩、ナツメッグ、ミックススパイスを加えよう。


3 バターを細かく刻んで2に加え、指先で、バターに粉をまぶすようにして、よく混ぜ合わせよう。細かいパン粉状になるまで、よく混ぜるんだ。


4 カラント、ピール、砂糖を加える。


5 卵をフォークでほぐしてから、4の生地に加えよう。


6 生地をよく混ぜ合わせる。生地がぱさつくようなら、牛乳を1滴たらしてみるといい。


7 天板に油をひき、生地を小石くらいの大きさに丸めてのせる。


8 オーブンを200℃(高温)ぐらいに熱し、15分ほど生地を焼く。


9 それから、このお菓子にふさわしい家を見つけよう。



スコーンですね、これ。ちっちゃいからアレですが。

小石くらいにってのが、どのくらいを指すのかわかんなかったです。

もうちょっと小さくてもよかったかしら。なんかごろごろしてて小石っぽくない。

とりあえずレシピ通りに作ってみましたが、これレーズンやピールじゃなくて、チョコチップとか入れたほうが美味しそうな気がします。レーズンそんなに得意じゃないので。

そんで、ちょっと焼き菓子だからと油断しましたが、砂糖はやっぱりもうちょっと少なくてもいいと思います。

ほんのり甘いくらいで丁度いい。

まあこれはこれで不味いことはないんですが、紅茶やコーヒーを必要以上に摂ってしまいそうだわ。

それにしても毎回思うんですが、写真暗いなあ・・・。

一応画像は不自然じゃない程度に明るさ調整弄ってるんですけど・・・。

ケータイで撮ってるんですが、これでもデジカメよりはマシなんです。

もうちょっと明るさ感知してほしいなー・・・。

Caucus Comfits

「コーカスレース」用ごほうび


誰もが1等賞のコーカスレースの賞品を強要されてアリスが配ったお菓子



Caucus Comfits



よういするもの

オレンジ、パイナップル、ぶどう、さくらんぼを各適量

水70cc、砂糖110g、クリームオブターター1つまみ

卵白、グラニュー糖を各少々


つくりかた(本より抜粋)


1 厚手で大きめの鍋に分量の水を入れ、弱火にかける。


2 砂糖を加え、溶けるまでかき混ぜよう。


3 クリームオブターターを2,3滴の水で溶いて加える。


4 火を弱めて、140℃にして、素早く煮つめる。


5 ぐずぐずしないで、すぐに鍋を火からおろす。


6 泡が消えたら、楊枝か竹串に果物を刺し(もちろん、その前に種を取ったり、皮をむいたり、水気をきっておく)、シロップにつける。


7 全体をシロップの中にくぐらせたら、油を塗った紙か硫酸紙の上に、きれいに並べよう。


8 固まるまでそのままにしておくこと。ボンボンは、透明で輝くようなのがいいんだ。


9 シロップが乾いたら、刷毛で卵白を塗り、グラニュー糖をまぶすと、ほら、霜がおりたようだろう。


10 密封できる広口瓶か、ブリキの缶に詰めて、塩水から離れたところにとっておこう。




まず一言。

しっぱい、これはしっぱいです。

だって、クリームオブターターが探せども探せどもどこにも売ってなかったんだもの!

輸入食品の店まで探したけど売ってなかった・・・。

普段菓子作りをしないあたしは、この材料名の名前を今回初めて聞きました。

使ったことがないので詳しい効果は解りませんが、多分シロップを定着させるためのものなんですよね。

とりあえず、無いものはしょうがない・・・と思い、諦めたのですが・・・。

これを入れなかったばっかりにフルーツをシロップにくぐらせてもまったく固まりませんでした。

ぱっと見ただのフルーツの羅列って感じで全く面白みがないです。

ちなみに今回はぶどうは入ってません。

近所に安い物が売ってなかったっていうのと、種取るのめんどくさかったから。

味は、材料で察することが出来るでしょうが、ゲロ甘です。すっごく甘い!!

きっとこれ毎日食べてたら糖尿になること間違いないと思います。

ただ単にあたしが甘すぎる物が苦手・・・ってだけなのかも知れませんが。


ところでコーカスレースっていうのは、もともと濡れてしまったアリスの服を乾かすためにドードーが発案したものです。

ルールはよく解りません。

円の中で行われる無秩序なかけっこの繰り返し・・・という表現がぴったりかしら。

ちなみにレシピの最後に書かれている「塩水からはなれたところに」ってのは、このコーカスレースの前にアリスが自分の涙の海を泳いできたところからきてます。

涙の海を泳いでもアリスのポケットに入っていたこのお菓子は濡れずに無事だったんですね。