今年に入って、フランスに最年少の首相が誕生した。34歳、史上最年少の首相だそうだ。
新しい内閣は女性の大臣も多い。
アリス、喜んだだろうね。
先日の就任演説では「フランスの可能性を解き放つ」と述べ、「外国投資のための、ヨーロッパで最も魅力的な国」になることを目指すそうだそうだ。
具体的な案を、各分野で挙げていた。
その中でも、私たちの気を引いたのは、
「保健システムを再武装する」というところ。
その中でも、
「思春期のメンタルヘルスのための、心理学者のセッションの管理と増加」
と掲げていた。
もしかしたら、アリスの書いた文書、マクロン大統領に送った文書が、反映してるのかな、と思ってしまった。
きっと、精神障害で苦しみ、有効な治療を得られないまま、命を落とした若い人たちが、アリスの他にもいたのだろう。
アリスが逝ってしまったことは、身近な者にとっては、もちろん、社会にとっても大いなる損失に違いないと思う。(親バカ)
そういえば、高校生の頃かな?アリスがこんなことを言っていた。
「私がフランス初の女性大統領になるから!」
当時、私は、「政治に頭突っ込まなくていいよ、苦労するだけよ」って思っていた。
アリスにも、そう言ったような気がする。
若い人の将来があってこそ、国は繁栄するというもの。
言うは易く、行うは難し。
政治なんて、当てにならない、と思う。
でも、今回の演説には、微かな光を見た。
とは言いながら、連日、国のあちこちで、ストや、デモ行進が続いている。
この国は、どうなるの?
そして、世界はどうなるの?