さて、前記事の続きです。
千葉入試の前日、お昼の休み時間に担任の先生からのお声がけで大繩に参加した娘。
そして会社で仕事中のhiroのもとにかかってきた電話。
学校からの着信に、一瞬よぎる『発熱』のお知らせ…。
当時はコロナ禍ではなかったですが、インフルエンザとかになれば翌日の試験はあきらめざるを得ないわけですから、緊張しながら電話に出ますと担任の先生でいらっしゃいます。
「あの!○○ちゃん、今日、大繩の練習に参加をしてくれたんですが…。その際に転んでしまいまして…今保健室に…。明日試験なのに、申し訳ありません…。」
とのこと。
hiroの第一声は
「手は!右手は無事ですか?字は書けますか?」
いや、薄情なようですが、一番気になる所ですよね。筆記試験なんで!
先生からのご回答は
「はい!!それは私も一番に心配して、保健室ですぐに文字を書いていただきましたらいつも通りのきれいな字を書いてくれたので…安心しております!!」
とのこと。まぁ、娘普段から字がきれいなわけではないのですが、先生必死です。
「あ、良かったです。で、あの、あと本人のメンタルはどうですか?大丈夫ですか?」
「そこ、心配しているんですが…。主に膝をけがして、足が痛いと言っていて、少し落ち込んでいる様子ですが、今日のクラブ活動(卓球クラブ)には参加したいそうなんです。」
とのこと。
「なら、大丈夫ですね(笑)。足は、何とでもなります。負ぶってでも連れて行けますので、本人には気にしないように伝えてください。先生もどうかあまり気になさらないでください。」
とお返事をしたところ、先生から
「そう言っていただけて…ありがとうございます。実は校長からめちゃくちゃ怒られまして。入試の前日に何をしているんだ!と…。本当に申し訳なくて」
と。
そうなんです。
担任の先生は中学受験に厳しい方でしたが(しかしまた別の記事で書きますが、周りのママさんたちのうわさの様に絶対的な反対派というわけではなかったんですけど…)当時の校長先生は中学受験をとても奨励?していらしたそうなんです。
とっても怒られたらしいです…。
帰宅して娘の様子を見たら、結局足が痛くてクラブ活動は見学したそうですが、案外けろりとしていたので
「こけたんだって?よかったじゃん受験前に厄落としでさ。」
とあえて軽く流しておきました。
娘、私に叱られると思っていたそうです。(*_*)ナンデ?
あと、足が痛くて歩けなかったら試験会場に遅れるんじゃないかと心配をしていたので
「もしどうしても明日足が痛くて歩けなかったら、タクシーで、学校の前まではダメだけど近くまで行くから大丈夫」
と言い聞かせて休ませました。
当日は、結局あまり歩けなくてタクシーかなと思っていた矢先に、ちょうど受験する学校の近くに当時住んでいただぁりんが車で拾ってくれて無事到着。(ちょうど土曜日でした)
少し手前のコンビニ駐車場で下ろしてもらい、歩いて向かいました。
hiroも経験ありますが、受験の間際のトラブルって本人が一番気にするんですね。
でも母親ってつい「なんでこんなことになったの!?
」と言ってしまいがちだと思うんです。

うちの母=おばぁがそうだったので
。

きっと、おばぁだったら「なんで、入試前日に転ぶようなことするの!大繩なんて断って絶対やらなきゃいいじゃない!」って言うと思うんですね。(まぁ、hiroが人一倍運動神経鈍いのもあるんですけど)
言いたくなる気持ちすっごいわかります。
でも、学校にいる間の子供って、先生や周りのお友達との兼ね合いもあって、そう簡単に親の言う通り拒否したりできないんですよね
。

だから、自分でも「あちゃぁ
」と思ってるところに追い打ちかけても仕方ないなって。

入試前のトラブル、ただでさえナーバスな時なのに、小さなことでも動揺に繋がったりしますよね。
なので、トラブル、起きない方がもちろんいいのですがトラブルにあった時、そばにいる親御さんがどう接するかでたいしたことじゃない!ぜんぜんやばくない!と思わせてあげられたらいいですね。
関東の皆さんは、中学受験10日から埼玉入試始まっていますね。
明日20日からは千葉が始まりますね。
6年前、我が家も必死で受験していました。
6年生の担任の先生は中学受験に反対派だと評判の先生でした。
入試直前だからと学校を休ませないでください。とかなりきつく言われていて
娘も学校大好きだったので登校をさせていました。
時期的に学校に通っていればインフルエンザや風邪のリスクもあるし
大事な入試の前1週間くらい家にいてほしい気持ちもありましたが(実際休ませているご家庭もありました)感染対策(マスク・手洗い)を徹底したうえでいつも通り過ごす方が、うちの娘にとってはメンタル的にいいのかなというのが我が家の判断でした。
ただ、学校では中学受験をするお子さんたちが、休み時間に外遊びをしないことや体育の授業を見学するといったことが目立っていたようです。
そんな様子を憂いた担任の先生、1月19日の休み時間、クラス全員を大繩にさそい半強制的に校庭につれだしました。
体を動かしたほうが免疫力もあがるし、健康的です!
という
娘も、周りのお友達につられて「受験前に大繩なんか、怪我したらいやよね~
」

と言っていたみたいですが、もともとは校庭遊びが大好きなタイプなので
大繩に参加したそうです。
そして、その後しばらくして学校から、会社で仕事中のhiroの携帯に電話がかかって
くるのです。
2022年12月1日
娘、高3
12月2日から6日2学期末試験(学年末)
7日からは試験休み、14日答案返却は午後からの登校、その後は終業式、冬休み、3学期は一般入試がはじまるので高3は基本的に登校はなし。
ということで、高校最後のお弁当
娘のリクエストで、唐揚げ、ウインナー、卵焼きと、好物だらけのメニューにしました。
卵焼きはあおさ入り。
最近は食べる量がだいぶ減ってきているので、完食できたかなぁ?と思っていましたが、夜仕事から帰ってお弁当箱見たら綺麗に完食してきてくれました。
さらに!なんと
「6年間、お弁当ありがとう(^∇^)」
と、サプライズでスイーツ(プリン)を買ってきてくれてました!
学校の近くのオシャレなケーキ屋さんだそうで
一緒に帰っている同じバスケ部🏀のお友達が、お母さんにと買いに寄ったので、自分も。と思い付いたそうですが(^-^;
家に帰ったら、何にも事情を知らないおばぁが
娘に、ケーキ、あれ何?いいの?
と言っていて、サプライズしたい娘は焦って
「いいの!やめて!うるさい!💦」と。
何か段取りを考えていたのかもしれないのですが、その流れで照れながら渡してくれました。
プリンが箱に一つ控えめに入っている様子が、お小遣いで買ってくれたんだなと。
ウルウルしてしまいました。
おいしいプリンやケーキは沢山あるけど
今までの中で一番特別なプリンでした。
娘にも味見で一口したあと、大事に美味しくいただきました。
こんなサプライズをしてくれるようなオネエサンになったんだなって。
成長に胸がいっぱいになりました。
卒業までも、謝恩会の準備などで登校する機会があるし、大学に通い始めてからも、たまにはママのお弁当持っていってくれたら嬉しいです。