試験会場へ送り出す
さて、明日が2月1日ということで。
毎年、あの日を思い出して、特別な気持ちになってしまうのですが
娘、今年は高3進路決定者として、明日から入試のお手伝い3日間行ってくるそうです。
昨年は高2有志としてお手伝いをさせてもらい、門のところでの案内役だったそうです。
門を入ると、保護者は待合の学食へ。子供たちは校舎へと別れます。
そこで受験生と保護者を誘導しながら、お子さんたちを見送るお母様方に感情移入して泣きそうになったと言っていました。
だいたいの親子が、お子さんはドライで、親御さんの方が心配であれこれ励まして、お子さんにうっとおしがられるパターン(女子だから?)だと思います。
中には、ここから先は受験生だけ。という分岐点で、お子さんの鞄を開けさせて、忘れ物がないかお店を広げて最終チェックされるお母様の姿も
。

実はhiro、模試の時からテストに向かう娘に対して絶対に「頑張って」と言わないようにしていました。
終わって出てきたときも「どうだった」とはききません。
hiroがテストに向かう娘にかける言葉は「いってらっしゃい」終わって出てきたときは「お疲れ様」です。
その代わり、ついていけるぎりぎりまで送って行って、姿がみえなくなるまで心の中で応援しながら見送りますし、帰りは早めに迎えに行って待ち構えていました。
それは大学のAO入試の面接の日も同じようにしていました。
6年前の2月1日
校舎に誘導されていく娘の背中に、あえて軽く「いってら~~」と言った声が実は少し震えていたこと、華奢な背中に3年間通塾で使い慣れた鞄を背負って歩いていく娘の後ろ姿が、見えなくなるまで見送っているhiroが泣きそうだった
のを一度も振り返らなかった娘は知る由もないのですが…
。


高校生になって、受験生親子を見た時に お子さんではなく親御さんに感情移入して泣きそうになるなんて…。
あの日のママの気持ち少しは思い知ってくれたでしょうか?

それにしても何なんでしょうね。あの感情は。
これから試験、まだ何も結果も出ないのに、送り出すときにあんなに泣きそうになるの…
。

なんの涙??
成長に対する感動なのか?
これから1人で試験に立ちむかう子供に何も手助けできない無力感なのか?
不安なのか…?
メンタル的には自分の受験の方がよっぽどケロリとしていました。
毎年、2月1日受験生を見かけると 鼻の奥がツーンとして泣きそうになってしまう
hiroなのです。
頑張ってきた受験生の皆さんが
全力を出し切って悔いなく終えられますように。
ご利益期待して貼っておきます。