こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


仏壇についてお話しします。



誰かが亡くなった際に仏壇を買う人もいると思いますが、仏壇の有無で成仏するかしないか決まるわけではないため、本来はお墓同様に無くても構わない物です。

ただ何か念を向けるものがあると亡くなった人と話している気分になれる、というメリットがあります。しかし実際はどこでも亡くなった人に話しかけることは可能ですので、あくまで気分の問題でしかないと理解した上で買う買わないを決めるのが良いと思います。



ここでお話ししたいのは、仏壇の中にしまうもの、供えるものの注意点、それから仏壇を処分した後に何かしらの不幸にみまわれた場合の理由です。


仏壇の引き出しに、通帳や印鑑、現金といった無くしては困るものをしまっている人も多いかもしれません。

空き巣は必ず仏壇の中をあさると言われていることから防犯の意味でも仏壇にしまうことは避けたほうが良いのですが、通帳や家計簿、現金を仏壇にしまうと亡くなった人が金銭的に執着する人であった場合浄化の妨げになることもあるのです。


会社の重要書類や帳簿も、仕事一筋で生きていた人やその会社の社長をやっていた人からすると気になって浄化できなかったり、悪化すると今働いている人に憑依し健康を害するまで働かせるという霊障も起きてしまうのです。


また、神棚と同様に縁起物や宝くじを置くことも避けてください。

仏壇に宝くじを置いて、当ててくれと毎日拝むのは故人にとっては負担以外の何物でもありません。


故人に宝くじを当てることなんて出来ません。私たちもどんなに大切な人から言われても物理的に出来ないことがあるように、亡くなった人も出来ることと出来ないことがあるのです。

そもそも地上での苦しい修行を終えてようやく解放された相手に何かしてもらおうと思うことが、ただの依存であることに気がつかなくてはいけません。



次に供えるものの注意点ですが、お酒やタバコといった依存性の強い嗜好品は亡くなった後に1度だけ供えれば充分です。


特にお酒が原因で人間関係を破滅させたり病気になって亡くなった人は執着も強く、いつまでも飲みたいと地上にとどまっていることが多いのです。

お酒で身を破滅させた人が亡くなった後、家族の誰かが急にお酒を飲み始め同じように体調を崩したり、未成年の子供がお酒を万引きしてしまう憑依は実際に霊視したことがあるものです。


家族だから害は与えないだろうと思うのは甘く、基本的に人霊による霊障は8割が身内の霊が何かしらの執着から家族へ引き起こしているものです。

執着の強そうな故人へはお酒一杯だけ、もしくはタバコを一箱だけ供え、これで最後です、未練を断ち切ってくださいと念じてください。

それでも何かしら起こすようだったら、甘えるなと毅然と伝えるのが残された者の役割です。



最後に仏壇を処分した後に何かしらの不幸に見舞われることですが、中古の仏壇を購入し処分したのであれば前の持ち主による何かしらの念がこもっていた可能性がありますが、新品で購入し処分したのであればそれは不幸とは関連が無いでしょう。


仏壇を処分する時は大体何かしらの動きがあったタイミングだと思います。そうした場合に起こる出来事は、これまでの悪い因果の精算のタイミングがまとめて来たためであり仏壇とは関係はないのです。

むしろここで一気に悪い因果を解消できるチャンスと思って果敢に挑むことです。


仏壇による迷信はまだ根強く残っています。

むやみに祟りを恐れるのではなく、霊的真理を知り理性で向き合うことが大切です。


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