こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


神棚についてお話しします。



神棚を置いている、これから置きたい人もいると思います。

神棚には様々な様式があり、絶対にこの様式でなくてはならないという決まりはありません。簡易なものでも気持ちがこもっているのであれば立派な神棚ですが、タンスの上やドアの上枠に何気なくおふだを置いている場合も「神棚」に含まれることに注意してください。


神棚を感謝を伝える場として設けるのであれば問題はありませんが、現世利益をお願い事をする場として設けるのは止めてください。後述しますが、せっかく神棚を設けても現世利益をお願いすることにより低級霊を引き寄せる呪物になっている家庭を何度も見てきたことがあるためです。



神棚を置く位置としては、自分の目線より高い位置に置く、北を背にして南向き(北を向いて拝むように)、そこに置けなければ西を背にして東向き(西を向いて拝むように)、上の階に部屋があるのであれば「雲」を飾るといった決まりがあります。


また神棚と仏壇を同じ部屋に置くことは問題ありませんが、縦一列や向かい合わせになるように配置するのは避けてください。

縦一列ではどちらを拝んでいるのか分からないこと、向かい合わせではどちらかにお尻を向けることになり無礼になるだけでなく、神棚と仏壇のエネルギーが上下、向かい合わせで衝突しているケースもありましたので注意が必要です。



そして神棚においてやりがちですが危険な行為が2つあります。

1つは神棚に複数のおふだを祀ること、2つめは神棚に縁起物を置くことです。


まず神棚に複数のおふだを祀ることですが、三社造りの神棚であれば3体祀っても問題はありません。そうでないのならば土地神様1体までに留めておくことです。

旅行にいった先々でおふだを買って祀ったり、効力が違うと言われているおふだをずらっと並べて祀るのは、ただの依存です。そういった依存心を持っている限り真の幸せは訪れないでしょう。



もう1つは、神棚に縁起物を置くことです。

ダルマや招き猫、熊手といった縁起物は現世利益を願うものであり、そういったものを神棚においても効果が強まるといったことはありません。

そもそも高級自然霊としての神様は現世利益の願いを叶えません。縁起物を置くだけ無駄ですし、現世利益を願う低俗な波長は同じような低級霊を引き寄せます。先述した神棚が呪物になり家族に不幸をもたらすケースは、そういった縁起物を置いているためであることがとても多いのです。


また神棚に宝くじや家族の写真を置くのも止めてください。

宝くじが当たりますようにという、棚からぼたもちな幸せを願う気持ちは低級霊を引き寄せますし、守ってくださいという意味で家族写真を飾らなくても自然霊はその家の住人は把握しています。

亡くなった家族の写真を神棚に置いて故人の浄化を手伝ってくださいと願っているケースも見たことがありますが、自然霊にお願いしても手を貸すことはほとんどありませんし残された人がしっかりと生きている姿を見せるほうが浄化になります。



お正月におふだを買って、家で祀って掃除もせず1年間そのままなんて家庭もあります。

もし手に余るのであれば、おふだや神棚は神社へお願いして処分することをおすすめします。神棚はあったほうがいいことがありそうというのも現世利益を求める依存なのです。



私たちは自分の力だけで生きているように思いますが、気がついていないだけで自然霊の恵みを受けて生かされています。

無事に一日を終えられることがどれだけ幸せなことか、神棚はそういった日々の感謝の気持ちを自然霊へ伝える場であると気がつくことが大切です。


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