家で過ごす事が安心で好きだった私には
彼とのアグレッシブなデートがとても新鮮
でした。
自分ひとりでは出掛けないような所にも
連れて行ってくれて、パニック障害で外出を
控えてきた20代前半の時間を取り戻してくれたと
舞い上がっていました
彼には(自分でもそう思っていた)
軽度のパニック障害と伝えており、それは薬で抑えていたと言う事も当時の私は深刻に考えていなかったのです
そして数年が経ち…彼と結婚しました
お互いに結婚するまで実家暮らしで、私は家事もほとんどしてこなかったので仕事中も夕飯の献立の事ばかり考えていました
『男の人の食べる量がわからない』
『食費の中で何品作ればよいのかわからない』
料理を作る事は掃除より洗濯より好きでしたが、
主婦になった自分と生活環境がガラッと変わった事で少しずつ心も身体も疲労がたまってきていました