４．すきなひと

相変わらず『安定剤があれば』と改善方法を他に取らずに、不安や電車のドアが閉まったときにドキドキが始まり、手が震え息苦しい感じ…心の中で「電車を降りたい降りたい」をくり返していました。

そして生まれて初めての飛行機に乗る事になり

主治医にどうしても怖い！どうしたら良いですか？と相談した所、安定剤が1種類増えました

バカな私はその後も飛行機に乗らないのに

2種類の安定剤を飲み治すよりも安心を

選んでいました。

とにかく自分がツライのも勿論、まわりの人に

パニックなんて患っていないと…みんなと同じく元気だよと思われたかったのです。

その後販売職に就き、仕事は好きでしたが

混雑する時間になると『発作がおきたら』という不安からバックヤードで多めに安定剤を飲みにいきました

そのお仕事で男性と出会いました。

とても話しやすく優しくしっかりとした印象で

ステキだなぁと思うようになりました。

そしてパニック障害の事を隠してお付き合いを

はじめる事になりました

後にその男性は私の主人になります