他雄(ひと)の恋路を指をくわえて見守る3兄弟 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年11月11日

 

他雄(ひと)の恋路を指をくわえて見守る3兄弟

 

 突然寒くなった。風が冷たくてヤバい。一気に冬に向かっている。

 昨日、コンクリートブロックを買いに行って、ついでにちょっと花苗などを見たら、以前買ってきた緋榊さんが更に安くなっていた。

 マジか…。思わずまた3本、それからオリーブを2種類買ってしまった。

 棚を設置するのに、台座としてコンクリートブロックと思って5個(四隅と予備)買ってきたが、2個で間に合い、あとは予備で置いておいたが、今日になって、結局いろいろと使った。

 実は昨日、鶏たちは何故か産卵日和だったようで、アビーが初めて卵を産みたがって、産卵場所を探していた。しかし、せっかく巣に座っているとかしわちゃんに追い出され、次には育苗場に入り込んで朱鷺(shuro)に追い出され、かしわちゃんが卵を産み終わって空いた巣にもう一度こもったら、今度はさっちゃんに追い出された。さっちゃんは雛を育てていたからしばらく産んでいなかったが、昨日、突然、産卵再開する気になったようだ。

 結局、昨日はかしわちゃん達とさっちゃんが産卵。アビーは産まなかったようだ。

 で、産卵場所が不足しているのかも、ということで、引き出しの棚の上に前開きの棚を置いて、そこに箱を置いて産卵出来るようにしてみた。

 そして、育苗場は、今冬、朱鷺(shuro)がキレることは必至なので、最初からそうならないようにと、周囲をガッツリと囲んだ。

 今朝、ハウスに行ってみたら、棚に置いた箱は飛び出し、隙間に詰めて置いた草も下に散らばっていた。箱が軽すぎるのが良くないのかと、レンガを入れて再設置。すると早速かしわちゃん(ももちゃん)がやって来て、産卵場所の確認。すぐにもう一羽(シロちゃん)がやって来て、隣に飛び乗ったのだが、結局同じ箱に入り込んで狭い箱に2羽がぎゅうぎゅう。そもそも、箱自体が小さかったので、大きいものに変えようと、猫エサが入って来た大きめの箱に入れ替えた。

 そして、草を詰めたスペースも、最終的に草を外に出せないように手前にブロックを置いた。肥料袋や飼料が入っていた袋などを前に垂らして、外からあまり見えないようにもした。

 今日は、かしわちゃんが3羽ともそこで産卵した。

 アビーは結局未だ卵を産んでいない。

 そして、夏からずっとナミちゃんも卵を産んでいない。別に良いのだが、ちょっと体調が心配。

 育苗場は結局、上にも網を張るに至った。

 今日は風が強くて、風が冷たくて、ハウスの鶏たちはあまり外へ出なかった。ペンペンたちは一日外にいたのだが、風で羽が揺れて寒そうだ。

 夕方になると、雄たちは交尾の気分になるらしく、ハウスの中でダンテとダッキーがそれぞれ、かしわちゃん達やアビーに交尾していた。それを指をくわえて見守る男3羽。

 そして、ダンテがさっちゃん、ナミちゃんに交尾していたときは、とにかく力づくだったのだが、かしわちゃん達が、自分の準備が出来たときには、自ら体制を低くして雄が乗るのを待っている姿を見て、実はそういうものなんだ…とちょっと驚き。

 だから、準備が出来ていないときに不意打ちで乗られたりすると、かしわちゃん達はかなり抵抗して、最後には飛び降りた雄を攻撃する、という「マジか…」という場面も目撃する。

 鶏の世界も奥が深い(?)(^_^;)

お怒りのかしわちゃん(^_^;)

この後、ダッキーは突かれてました。

頑張れ、ダッキー🐓

平和なさっちゃん親子🐔