タヌキと柑橘類の実生と豆類 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年11月8日

 

タヌキと柑橘類の実生と豆類

 

 毎日何かしら起こるのだが、今日は、マノがかしわちゃんを一羽追いかけて朱鷺(shuro)に「マノ…」とすでに疲れて呆れられた。

 ダンテは、マノの仔猫時代を知っているせいか、そもそも自分はニンゲンだと思っているせいか、マノに対して優位で、後ろを向いているときに尾羽にじゃれつかれても「なにっ!」と振り返って威嚇するので、マノは「いえっ、なんでも」とひるんで縮む。しかし、ダンテより大きいのにかしわたちはやはり捕食者である猫は怖いらしい。

 昨日は、ハウス内のトニーたちの仕切りの中、ただ立てかけていた段ボールを外側に縛って、飛び乗っても倒れたりしないように補強し、更に、乗る面が箱の側面だけだと狭いだろうと、板を括り付けてみた。

 それから、特筆事項として。

 昨日は白昼堂々とタヌキがRakuenに侵入してきた。かしわちゃんが、ちょっと警戒の声をあげながら逃げて来たので、「またマノ?」と思って見に行ったら、タヌキが普通にいた。こいつらは、何度怒っても追い返しても、とりあえず現れると、きょとん、とヒトを見ている。バカなのか。

 Rakuenへの進入路(獣道)が何個もあって、網で塞いじゃおうかなぁ、と考えたこともあったが、タヌキもネズミの天敵であることを思うと、ネズミとタヌキ…とちょっと被害の程度比較をしてしまう。ネズミにもだいぶ怒っているので。

 いずれ、周囲をすべて網で囲うのは雪解け後になるだろう。今からやっても、積雪で意味なくなるし。

 今年の玄関での越冬植物が増えた。国産レモンと和製グレープフルーツの実生2鉢ずつ。それ以外は、ハウス内に置くものと、あと、路地に植えちゃったものが8本ある。前回は柚子の実生を露地植えして、結局全滅させてしまった。悔しい~っ(>_<)

 ということで、今回は、最終的にハウス内に植える候補を玄関で育てて、路地に植えちゃったものには、トンネルハウスを掛けて覆っておくことにした。二か所に植えたのだが、一か所目は肥料袋を使って簡易的に。もう一か所、道路に近い方で、クローバーが生い茂っている方は、ハウスに使ったビニールの余りを使って豪華に(?)作ってみた。それでも、地面の抑えは空き瓶とかですげーお粗末なんだけど。

 豆類の最後の収穫も。パンダ豆、トラ豆、つるありインゲン。黒千石大豆は、数はものすごく実っているように見えるが、実は中身がほとんど入っていないことが判明。あと、小豆も数はほとんど期待できない感じだ。

 友人…首都圏在住の幼馴染のご実家で、今年は朝顔の種が出来ないとおっしゃっていたが、ウチもあんまり数が出来ていない感じだ。そして、豆類もさっぱりダメだったというお話を思い出した。そゆことか!

 今、Rakuenは菊が花盛り。そして休んでいるミツバチを見つけて、ミツバチは、誕生して若い頃は巣の中の仕事をして、晩年には蜜集めに出かけるというハナシを思い出した。蜜を集めに出るのは、死にゆく子たちなのだ。もしかして、弱っている個体は、もうすぐ寿命なのかも知れないと思うと、なんだか切なかった。

 今日は、株のまま芽が出てしまったにんにくを掘り返して、分けて植え直し、しょうがを収穫してみた。小さな新生姜が出来ていた。

 そして、新生姜の、すでに芽が出ている感じの部分を欠いて、それを土に埋めて、上に覆いをしてみた。来春芽が出てくれる…ってことはないだろうか♪

 

 

ハルくんおかえり~

怪我が治って完全復活!

閉じ込められ雄たち

蒸したナツメ、乾燥中♪