クロム死んじゃうところだった! | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年10月12日

 

クロム死んじゃうところだった!

 

 はちゃめちゃ奔放で迷惑な生物、南部かしわ鶏の物語(-“-)

 まずは、種を採ろうとしていたシロウリを全滅させた。

 種を採ろうとして実らせていたきゅうりも、茄子も、未熟なまま突いて腐らせ、種をダメにした。野菜は何でも食い尽くす。

 お陰でズッキーニは、ぜっったいやられると思っていたので、実にスーパーの袋を被せて保護した。ヘビウリは鶏の届かない高さに吊り下げる形で実らせておいた。

 極めつけ。

 タム子の育てている天ちゃんの雛、ギンとクロム。どうもクロムは雄っぽいことが最近判明した。ギンに比べて鶏冠が目立ってきた。

 ということで、ペンペングループは雌が少なくてラスティとメルハが迷惑するので、雌は残そうと考えている。対してダンテグループは雄がダンテとダッキーしかいないので、クロムはいずれダンテグループに移すことになる。

 ギンとクロムが卵から孵って、もうすぐ1か月。ここ数日、時々ギンとクロムもお外デビューして外で遊ぶようになってきたし、そろそろ体温維持も出来るようになったのではないか、とは思っていた。

 鶏たちはマノに遊ばれても、やられはしない大きさだし、そもそもマノは遊びたいだけなので、それほど心配ないのだが、ヒヨコはまだまだ本気で狩られる可能性がある。なので、タム子とヒヨコ達は、長時間は外に出しておけない。

 今日も、ヒトがいつまでも監視出来ないので、いったん親子は小屋の中に戻そうとしたとき、ギンはすぐに中に入って行ったのだが、タム子とクロムが外をウロウロし、タム子を捕まえて中に入れても、クロムはなかなか戻ってこない。面倒になって、小屋の周囲を追い詰めてクロムを捕まえてみると、ものすごい声で鳴き叫ぶ。さすが雄。うるさい。

 せっかく捕まえたから、このままダンテグループに移してしまおうかな、と考え、ぴよぴよ鳴かせながらRakuenへ向かい、ハウスの中にポンと置いた。そのとき、ダンテグループのほとんどがハウス内で休憩中だったようだ。

 たまたまそのとき目の前にかしわちゃんが一羽いた。誰だったのか覚えていないが、ヒヨコを目の前にぽんと投げたら、かしわちゃんはすかさずそのヒヨコを突こうとした。え? と思ったが、驚いたせいかと最初は思っていた。

 しかし、その後、かしわ鶏3羽は、皆、揃ってクロムを追いかけ、突こうとする。それはもう執拗に。クロムは逃げ回ってさっちゃん親子やナミちゃん達の集まっている場所に逃げ込んだが、傍に来ると、さっちゃんも突いて追い出す。いや、さっちゃん達の、傍にくれば、というのは理解出来るよ。しかし、かしわ達は、ものすごい険しい顔をして、ヒヨコをわざわざ追いかけまわすのだ。

 こわっ! と正直思った。

 最終的には、共同運営者と二人掛かりでなんとかクロムを捕まえて、タム子のもとに戻した。あれじゃ、24時間以内にかしわちゃん達に突き殺されることは目に見えていた。

 なんでやねん、かしわ! 乱暴者か! いや、そうなんだけどさ。

 しかし、あんなヒヨコを目の敵にするのか理解出来ない。ほんとうに困った子たちだ。

 タム子のところに戻る途中、ギンの声が聞こえていた。クロムがいなくなったことにギンも異変を感じて鳴いていたらしい。やっぱりきょうだいってそういうものか。ほんとうはダッキーとネオンのように、2羽一緒に移せれば良いのだが、今回は雄だけ移さなければならないので、これはもう大人になってかしわに対抗出来る月齢まで待つしかなさそうだ。天ちゃんが途中で放棄しなければ、確実にもう一羽産まれていたことを思うと残念。

 そういえば、ペンペングループに移したナミちゃんの子、ジェーンは、実にマザコンだ。ジェーンは足が短くてチャボスタイルで、よくトニーに交尾されていたが、最近、ラスティがお気に入りで後を追っかけている。たまに交尾に持ち込んだりもしている。つまり、ラスティはナミちゃんに似ているからであろう。見た目だけでなく、ラスティは性格もどこかおっとりしていて、ナミちゃんに似ている。マザコンボーイは、お母さんに似た子に恋している。お前らは正真正銘の‘きょうだい(姉弟)’なんだけどなぁ。

 ギンは天ちゃんの子なので、さっちゃんかナミちゃんの子ども達とだったら、それほど血が濃くならんのではないかと思っている。トニー、マクギー、メルハ、ラスティ、ジェーンは、皆ダンテの子。そして、トニーはさっちゃんの子で、あとはナミちゃんの子たち。

 すべて、ペンペンの血を引いていることはもうどうしようもない。最初、そこまで考えてなかったんだよなぁ…。

 南部かしわ鶏は、最初、変な卵ばっかり産んでいたが、今、ようやく落ち着いてきた。最初は、双子の卵とか卵の中に更に小さな卵が入っていたりと、「なんじゃこりゃ!」状態だった。今度も、またしても、共同運営者が、中華鍋の上で割ろうとした卵が、二重卵だった。「もうフライパンの上で卵を割ろうとするの止めて!」と朱鷺(shuro)。いや、そもそもそういう問題ではない。「なんでボクばっかり」と共同運営者。いやいやいや、だから、そういう問題ではないんだって。

 

花盛りのコスモスたち♡黄色い子が混じってる♪

秋の味覚キノコ入りの芋の子汁。網目のキノコは朱鷺(shuro)が採って来たのさ♪

ゴーヤの顏。

(未だにどんどん実ってお茶のために干し続けている…。)

干されちゃうよ~

干されちゃったよ~

日向ぼっこ♡

顏ないよ~=^_^=