The Bon! | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年8月16日

 

The Bon!

 

 ローマ字で表記すると、途端になんだか分からなくなるお盆であるが。

 ほんとうかどうか真偽のほどは不明だが、都内の若者に街頭インタビューして、「お盆期間は何のためにあるのか?」に対する返答が「仕事を休んで海外旅行に行くため」とか「夏のレジャーのために長期休暇」みたいなものだったという。そして、お墓参りに行ってるかの質問には「もう何年も行ってない」。

 もう何年も、ならまだマシなんじゃないかと思った。まったく行ったことがないだったら救いようがないが、少なくとも、幼い頃には行ってたということだろうから。

 日本は戦後、日本らしさをすべて否定し、西洋が進んでいる、西洋文化万歳、西洋に追いつき追い越せ、で今まで来てしまった。

 その国らしさを失ってしまったら、「日本」が国として存在している意味なんてないよな。

 日本古来の風景もしっかり保存されていないから、昔の街並みが残っている場所があっても、その背景には高層ビルが普通に建っていたり、美しい棚田や田舎は若者がいなくて、後継者がなくて、ひたすら過疎に悩んでいたり。

 Rakuenの土地を、メガソーラーを設置したいから売って欲しいと何度も封書を寄越した隣県の会社があったが、最後の封書は「受け取り拒否」の紙を貼り、「今後二度と連絡を寄越さないでください」と裏に書いて送り返した。

 未来の子ども達のために電力の安定供給を、と謳われていた。

 土地は、破壊してしまったら、もう元には戻らない。毒を撒かれたら半永久的に土に残って、植物を汚し続ける。Rakuenも、何年も除草剤を撒かれて耕されてきた。雑草が生えて、さらに焼いて、うつみんのショップで買ったYM菌の力も借りて、今、ようやく毒を抜いている最中だ。

 コロナ、コロナ、騒いでいるが、ほんとうの害は電磁波だという説もあるし、5Gが諸悪の根源説もある。生活の中にスマホが入り込んできて、通話するたびに、充電するたびに電磁波の害にさらされ続けている現在のニンゲンを、誰が、何が救ってくれているのか。大地だよ。土に触れば電磁波は大地が吸収してくれる。土をさわれば必要なバリアとしての微生物も活性化する。

 電気自動車も出てきて、情報はどんどん高速化され、消毒や化学物質被ばくで身体のバリアが弱まり、ワクチン接種で免疫が消え、今後、マトモな人類が生まれてくるかどうかもう分からないこの時代、生まれ来る子ども達に残せるもの、残すべきものって、人工的でも良いから「自然環境」だろう。

 太陽フレアがちょっと暴れただけで地球の電力は落ちると言われているのに、ニンゲンが作ったものなんて一瞬で消え去るかも知れないのに、電力の安定供給なんてレベルのハナシじゃない。

 地球の文明は何度もリセットを繰り返してきた。突然消え去った古代文明は、どうして消えたのか?

 地球生物では対処出来ないレベルの「何か」が起こったからではないのかなぁ?

 エネルギーは循環すべきもの。水も、空気も、お金も。

 お金だけが今異様な価値を持って世の中を支配しているけど、ひとたび天変地異が起こったら、物質としてのお金は役割を終えるよね。

 このまま文明が発展し続けるとなぜ信じられるのだろう?

 こんなに予兆が頻発しているのに。

 戦争だって起こりそうなのに。

 必要なのは、食べ物。

 安全で栄養価の高いマトモな食べ物。

 そして、それを供給してくれる自然環境。

 朱鷺(shuro)も今はネズミ被害に怒り狂っているけど、ネズミも自然の一部であり、実は敬意を払うべき対象なんだろね。

 あれ?

 ハナシがズレまくりました。お盆です。

 今年のお盆は、いつも集まる親戚がほとんど集まらなかった。理由、原因はご高齢。これはこれで、当然、自然の成り行き。

 それでも、親戚の皆さんにはお世話になったと思っているので、いらした方にだけでもと、恒例の折詰は作った。今年は肉・魚を入れずにしっかりと精進料理になった。そして、最初は来るヒトが少ないから作らなくて良いと言われていたため、じゃ、お煮しめだけでも…という予定だったので、品数をあまり考えてなくて、一か所は西瓜になった。しかし、この西瓜、友人宅からいただいたものだが、ものっすごく甘くて、ほんとうに甘くて素晴らしい味だった。(りんかは甘すぎて、あまりにも糖度が高すぎてちょっと…というくらい)。

 お煮しめ、茄子とオクラとカボチャの揚げびたし。ちくわに大葉を巻いたものも、そのままだとあんまりおいしくなかったので、一緒に素揚げしてみた。それから、2色のポテトサラダ、Rakuen人参添え。きゅうりを料亭の真似っこして、箸をおいて薄切りにし、つまり、途中まで切れ目を入れて、ひっくり返し、反対側にも切れ目を入れるということをやってみた。お年寄り向けに柔らかくしたという感じ。それをだし汁に浸けて、みょうがを添えた。

 お盆は、時雨とりんかがお寺さんにお盆礼をもって参拝し、朱鷺(shuro)はきゅうりの収穫の後、お墓にだけ行ってお線香をあげてきた。

 デイジーには常に線香とろうそく、ライターが乗っていて、いつでもどこでも何かそういうことが出来るのダ♪

 迎え火や送り火も炊かなくなり、お彼岸の周り念仏もなくなり、ご先祖供養とかそういう必要なことがどんどん簡略化されている。

 それでも、神棚と仏壇に日々手を合わせているだけで、なんとなく加護を信じられる。家の中が多少は清浄を保っている気がする。

 今ここに生きていること。

 それを感謝するだけで、ずっと生き易くなるものです。

 はい(^_^)

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