巨大ネズミとの仁義なき戦い・再 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年1月30日

 

巨大ネズミとの仁義なき戦い・再

 

 今朝、7時に外の寒暖計を見たら-11度だった。

 最低気温はもう少し下がったらしいが、とにかくマイナス10度周辺はこの辺の最高記録なので(今シーズンの)だいぶ冷えた。

 鶏さん達が早くあったかい水(?)を飲みたいだろうと、8時頃に鶏小屋へ行ってみた。そして、発見した。またしても巨大ネズミ穴。いや、もう、これ本当にネズミか? 違うんじゃないのか?

 今度は小屋の中央まで掘ってきやがって、網が途切れたところから地上に出ていたようだ。凍った水を溶かして温水を与えて、すぐに家の中に引き返した。マノのトイレ砂と、粘土質になるので畑には撒けないミッチ用のトイレ砂を回収し、穴に埋めた。そして板を探してきてそれで塞ぐ。

 とにかく、執念がすさまじい。こっちも同じ執念で対抗するしかない。今後、鶏や卵、雛に被害が出ないように。

 その後、水分神社に水汲みに行ってみた。傾斜10度くらいある参道を、4駆の軽トラに乗り途中でバックに切り替えてのぼってみたのだが。その時点で共同運営者がタンクを持って先に上って行き、水汲みを開始していてくれた。何度もはまりそうになりながら、そのたびに切り返し、ちょっと下りてのぼり直しなどやっていたのだが、今回はもう少しの場所でどうしても滑って進まなくなってしまった。それでも10メートルくらいの場所だったので、持参したソリで何度か往復し、期待した程度の量は持ち帰ることが出来た。

 軽トラで下ってきたとき、タンクとペットボトルを抱えた人が歩いて上ってくるのとすれ違い、「大変そうだね、ソリ貸してあげたら良いかな…」と話していたのだが、相手が参道の前の道路に普通に停車させて、通行する車に多大な迷惑を掛けていることを知り、無言になる。

「ちょっとあれはあり得ないね」

「すぐの場所に(以前レストランだった建物の)駐車場があるのに、なんでそこに停めないんだろう。前にソリを持ってきたときは俺も普通にその駐車場に停めたのに」

 参道のすぐ目の前に停めてあるので、朱鷺(shuro)達もちょっと出にくいし、往来する車が、必ずその車の後ろで一旦止まって反対車線の車に道を譲らないといけない。この道は、高速道路に乗るトラックなどもけっこうなスピードを出して通る道なので、ものすごく迷惑だ。

 その後、卵屋さんでいつもの卵を箱買いして帰宅。

 帰って来たときには、もう気温はプラスに転じていて、あったかかった。玄関の植木鉢たちを外に出して日光浴させ、猫たちも陽だまりで太陽を満喫。

庭に小鳥を見つけて、捕りたくてわくわくしているマノ。悪いがおまえにゃあ無理だ(。-_-。)

 

 前回鉢に植えたセリは、翌日にはダンテに見事に葉を食われて死んでしまい、昨日植えてみたセリは、玄関で凍ってしまっていた。

 そりゃ、そうだよね~という結末。

 昨年初めて花をつけた共同運営者のベゴニアちゃんも、今年のマイナス10度という寒さで凍ってしまったらしい。挿し木で増える子なので、生きている枝を回収して再生を試みている。

 昨年いただいたトチの実や、拾ってきたどんぐり、最近拾った椿の実など、実生を期待しているが、この寒さ、ほんとうに困ってしまう。

寒さでマノの尻尾、ボトルブラシになっちゃう=^_^=