猫と鶏 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年1月9日

 

猫と鶏

 

 本筋(Rakuen運営)とは関係ないけど、…いや、微妙にあるのかどうか疑問だが。

 ここ数日、ポット育苗の準備をしていた。セルトレーは使わずにポットで、更に育苗培土は買わずになんとかしたいと思っていたら、育苗培土の代わりに完熟堆肥を使っても良いという記述を見つけた。

 完熟堆肥になっているかどうかは甚だ疑問だったが、堆肥場を掘り返した。

 すると何かの幼虫、しかもちょっと大きめのやつが一匹出てきた。

 未だに卵を産み続けてくれているさっちゃんにあげようかと思ったが、ダンテが拗ねると可哀想なので、いったんダンテにあげようと思い直した。そうすればダンテが女の子たちを呼んでさっちゃんかナミちゃんが食べるだろうと。

 ハウスに行って堆肥の中に入れてきた幼虫を探し出して「ほら、ダンテ」とダンテに向かって放ってやった。するとダンテは誰も呼びもせずに自分で食べ始めた。それを目ざとく見つけたさっちゃんが寄って来て、隙を見てダンテから取って行った。「あら、まぁ」と思って作業をしていると、いつの間にかダンテが奪い取ったらしく、虫をくわえて逃げている。それを追うさっちゃん。そしてまた取り返した。「ダンテ、さっちゃんにあげなさいよ」と言ってみるが、ダンテは執拗に追いかけてまた奪い返す。それを3度ほど繰り返し、結局ダンテが奪い取って食べてしまった。

「お前、サイテー男だなぁ」。

 ヒヨコの頃から溺愛して育てると、こういう男が出来上がるのである。息子を持つお母さんよ。息子はただ溺愛して育ててはいかんぞ。身をもって知ったわ。

 それから、猫について。

 堆肥場で、堆肥を掘り返して熟成を進める作業をしていたときのこと。レフがやって来た。そして、作業している朱鷺(shuro)の周囲で甘えたりすり寄ったりしていたが、ふと見ていると境に立てた木にマーキングをした。まぁ、猫のおしっこはネズミ避けになるし、と「そうだね~、レフ子。ここはレフの縄張りだから、ちゃんとおしっこしてちょーだいね」などと言っていた。

 その後、こちら側に戻って来たレフは今度は朱鷺(shuro)にお尻を向けたかと思うと、朱鷺(shuro)のズボンにおしっこを引っかけやがった。

「なんでやねんっ」