お稲荷様のお寿司と花工房らら倶楽部再び | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2022年4月20日

 

お稲荷様のお寿司と花工房らら倶楽部再び

 

 昨日、消毒薬の匂いと合成洗剤の匂い被ばくで苦しんだRakuen手伝い人が、お稲荷様へ新たな仕事をお願いするので、稲荷寿司を作れよ、ということで、今日は酢飯を炊いた。

 昨夜、油揚げは煮ておいたし、米を研いで出汁昆布を炊飯器に入れておいた。

 

 今朝は、9時頃、まずは水分神社に参拝し、水を汲んできた。朱鷺(shuro)たちが参拝している間に他にも水を汲みにきた方がいらして、その後さらにもう二人。なかなか混雑していた。それから、たまご屋で卵を買って帰って来た。ウチの鶏たちも卵は産むのだが、タムタムの卵はぴんぽん玉くらいだし、天ちゃんの卵もS~Mサイズくらいだ。辛うじてぽーちゃんズの卵が普通サイズよりちょっと小さめくらいかなぁ、という程度。

 ということで、豪快に卵料理が出来ないので、やはり市販のものもしばらくは必要。

 帰宅してからご飯を炊いたのだが、今回の酢飯も、黒酢と黒糖、さらに出汁昆布を刻んでご飯に和えてしまったお陰で、黒くなってしまった。おまけに白ゴマが切れていて黒ゴマをまぶしてしまったため、余計真っ黒…。それでも紅ショウガを入れて少し明るくしてみた。

 お稲荷様には稲荷寿司を作り、その後、冷凍してあったサーモンの刺身といくら、それから薄焼き卵を作ってチラシ寿司風に。

 

 Rakuen作業はほとんど手をつけず。

 昨日、家の生垣で見つけた何かの木の苗を、南西の角に植えて、スリムネギを植えて、トマトの種を同じ場所に蒔いてみた。

 

 それから、花工房ららに出掛けた。

 レモングラスを買おうと思って行ったのだが、結局、チョコレートの匂いのするミント系植物と、ラベンダー6鉢、それからビオラを5鉢も買ってしまった。

 これが、やはりヒトが増えると面白いところだ。

 朱鷺(shuro)が一人で考えたRakuenは、もっと単純で面白みが無く、ビオラやラベンダーを買って植えようなんて思いつかない。ミント系も買おうとは思わない。扱いが難しいというか、うっかりするとテロと化すことが分かっているので、一人で考えるには限界があるのだ。

 青系の花がミツバチが喜ぶとか、そういう情報も調べようとすらしていなかった。

 欲しかったのは一緒に作業をする人手ではなく、助言してくれる相手。思いついたことをすぐに話せて、共感・共有あるいは反対意見を述べてくれる存在。楽しいことを一緒にわくわくしてくれる相手。美味しい物を一緒に食べて「美味しいね」と言ってくれる相手。苦手なソフト面を担当してくれる存在。

 先日、「ほほう」と心から腑に落ちたというか、単純に嬉しかったことがあった。

 杉の苗木をRakuen周囲にあちこち植えたのだが、家族は「杉はダメ」という。「良いんだよ、防風林にするんだから」と言ってはみたものの、実は朱鷺(shuro)もちょっと杉の葉集めに辟易しそうだなぁ、という不安があった。

 しかし、やつは言った。「杉の葉なんて燃やせばいいじゃん。焚き付けがいっぱい増えて嬉しいだけ」と。草木灰を作れるじゃん、と。

 それだけでものすごく救われた。

 とにかく「否定」に遭うと疲れる。エネルギーをそがれる。未だ起こってないことに対して過剰な心配や否定は迷惑。

 それを分かっていても、相手が家族だと物理的に離れることも難しいし、シャットダウンがとにかく難しい。

 だから、とりあえず「肯定」してくれる存在が必要。欲しいのはほんとうにそれだけだ。

 

 夕方、作りすぎた酢飯を処分すべく、全形海苔がなかったので、おにぎり用の海苔を二枚使って合わせ寿司のようなものを作った。作るのは簡単だったが、食べるのに大変苦労した。

 もう二度と作らん。ちゃんと全形海苔を買って巻き寿司を作った方が良いということが分かった。