- ミッドナイト・ミート・トレイン アンレイテッド・エディション [DVD]/ブラッドリー・クーパー,レスリー・ビブ,ブルック・シールズ
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ブルッキー、こんな映画に出るようになったんだね・・・。(しみじみ・・)
2008年に公開されてから、色々な大人の事情で(詳しい方是非教えてください)日本で日の目を見なかった本作、いよいよDVD化。
監督は北村龍平。「世界の北野」は大騒ぎするくせに、ホラー映画界には冷たい世論・・・(笑)。
しかし、いよいよ日本人もここまでの作品を撮らせてもらえるようになったんだねぇ、と感慨深し。
だってハリウッド版「呪怨」の時とは条件が違いますよ。アレは、もともと自作のリメイクだから日本人監督だったもん。これは、日本がらみのないホラー作品ですからね。コネなし。しかも原作は、クライヴ・バーカー。当時もっと大々的に宣伝すれば良かったのに・・・。
真夜中に走る地下鉄で行方不明者が続々、という都市伝説的な発想がベース。
食肉解体工場で働く怪しい男マホガニーに目をつけた新進カメラマンが、事件の真相に迫っていきます。
スーツ姿でセリフなし、表情なし、ただひたすらビジネスライクに、殺戮・死体解体を行っていくマホガニーが不気味で怖い。
CGの飛び出す目玉は、かなり白けてしまいましたが、切断された生首目線のカメラアングルとか、歯を一本一本ペンチで抜いていく解体シーンとか、センス良いなあ。正しく「処理」された人肉が、つり革に吊り上げられ、電車の揺れに合わせてブランブランしているところはなかなか壮観です。
私は原作を読んでいないので、よくわからなかったのですが、何故主人公は終盤でエプロン姿で電車に乗ろうとしたのでしょうか？仕事始め？でも恋人の姿を見たときの反応は、普通でしたが・・・？よくわからないけど、とりあえずゴアとストーリーは及第点のホラー作品です。
これからも「彼」のおかげで世の中の秩序は守られていくでしょう。良い子のみんなは、真夜中の地下鉄には乗っちゃダメだぞっ！
《私の評価》
☆☆☆☆