ライオンのアスランを創造主とする、ナルニア王国を舞台にした物語の第３弾。
前作でナルニアの王座についたカスピアンと、ルーシー・エドマンド、いとこのユースチスが、行方不明になった七人の騎士の行方を追う、海洋冒険物語。
原作よりも、カスピアン一行が訪れる島の数が少なくなった分、「７つの剣を集めて暗黒島の魔の霧をやっつける」という冒険要素が加わり、見ごたえのある作品になっています。
カスピアン、カッコいいなあ。
前半イヤな奴、後半大活躍の新キャラ、ユースチスの見せ場もたくさんあって、全体的に好きなんだけど、何故か3Dを見に行ったのに、あまり3D感を感じなかったのが少し残念かも。
実写でストーリーに重点を置くと、あまり3D感がなくなっちゃうのかなあ。
これなら2D版で充分だったと思いました。
原作どおりなら、お次はカスピアンと星姫との間に生まれた王子を探しに、ユースチスとジルが活躍します。どうせなら「さいごの戦い」まで映画がしてほしいけど、ペベンシー兄弟が育ちきってしまうまで時間が無いぞ、ディズニー！！(笑)
ちなみに、私は最近になって原作を読破したのですが、最終章で愕然としました。
小奇麗にまとめてあるけど、ネタ的には安っぽいホラー映画と同じ。児童書ではありえないラストでしょ！！かなり不完全燃焼に陥ったのは、私だけなんでしょうかね・・・。
《私の評価》
☆☆☆☆