シアワセvol.1 「2001のしあわせ」 | 2011のしあわせ

2011のしあわせ

たわ言、泣き言、バカ話。

2011個のしあわせ集めます。

ブログをはじめて10日あまり。
タイトルも2回変えましたが、これで落ち着きそうです。

そのタイトルのヒントになったのは、この「2001のしあわせ」です。

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1990年に初版が発行されたので、もう絶版になっているかもしれませんが、
大好きな、大好きな、本です。
発行元はディスカバー・トゥエンティワンというところで今もあります。

小説や、エッセイではありません。
ただ、言葉の羅列が2001個あるだけです。
注釈も、ありません。

ひとつの言葉が、いかに多くの記憶を呼び覚ましてくれるか、
ただの単語や、言葉なのに、
どうしてこうも、泣けてくるのか。懐かしくなるのか。

そう思うと、私たちは年を重ねるごとに、
知らず知らずのうちに、
それぞれの感性で、
単なる言葉に経験という奥行きを加えていっているのだなあ、と思います。

それが、生きるということの
ひとつの側面でもあるのかしら、と思ったりして。

言葉が2001もあるので、ひっかかるところが人によって違うのも、面白いですね。
私は、お気に入りの言葉にマーカーをひいているのですが
(基本的に私は本は汚しませんが、これは特別。)
その昔、私の大好きだった彼に見せたら
「ゆで卵を2個続けて食べる」
というところに、
私がマーカーを引いているのを見て、エラくうけていました・・・。

以下 私のお気に入りの言葉をいくつか。
「思い出し笑い」
「月がついてくる」
「干したばかりの布団の匂い」
「好きな人にこづかれる」
「文化祭の準備」
「海のトリトン」の主題歌  などなど

危ないところでした。
また読みふけってしまいそうになりました。

もし、手に入るようでしたら、是非。
しあわせな気持ちになれること請け合いです。