朝日が空の半分を白く染めていく。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/a3/5a/j/t02200165_1815136114099671782.jpg?caw=800)
空も山も美しかった。
そのなかで一番きれいだったのは...
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/71/d5/j/t02200165_1815136114099671778.jpg?caw=800)
もちろんアリス、きみだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/5d/54/j/t02200165_1815136114099671785.jpg?caw=800)
「立てる?」
(立てない...)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/bd/51/j/t02200165_1815136114099671790.jpg?caw=800)
「じゃあ、寝たままでオシッコしなさい」
(うん)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/4c/09/j/t02200165_1815136114099671793.jpg?caw=800)
ビールのようなオシッコをしたら、
パパとママは会社の会議にいきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/dc/12/j/t02200165_1815136114099671949.jpg?caw=800)
(早く帰ってきてね)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/f0/61/j/t02200165_1815136114099671953.jpg?caw=800)
パパとママが
会社から帰ってくると、
私はホッとしたせいで
ウンチを漏らしてしまいました。
(ごめんなさい...)
ウォシュレットされながら
泣き笑いの顔になりました。
パパは必至でうなずき、
私の頭を抱きました。
ようやく生き返った気分になりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171227/20/alice-in-aso/14/a0/j/t02200165_1815136114099671956.jpg?caw=800)
「おーい、アリスちゃん」
幻聴がきこえました。
声の方向に顔をあげると、
今度は幻が見えました。
二人が近づいてきました。
先頭はバースくんで、
右にルナちゃんが控えていました。
「ぼくたちが組んでいれば、
きっとだいじょうぶだじょ~~!」
心がねじれてしまうほど
うれしい言葉でした。
「いつか三人で遊びましょう♪」
ルナちゃんがまぶしそうに
遠くを見つめたままいいました。
西の空では夕日が透明に
燃え立っていました。
「ありがとう、ルナちゃん、バースくん」