あなたは地球の子供 | 続・阿蘇の国のアリス
私の祈りは

あなた方に感謝をすることです

私たちを愛してくださることに

感謝をすることが私の祈りです

(ジンジャーちゃんママからいただいた本、
インディアンの癒しの言葉より)

病院にいった夜は、
ご褒美にケンタッキーを
食べさせてもらいました。

私が死にそうになった時の
特効薬です。

みんなも死にそうになったら
試してみてね。

翌日は、
ヒルズ缶を食べてゆっくり休みました。


「みんな、ありがとう。
みんなのおかげで生き返っちゃった」


そして今日は...。
テヘッ、お漏らししちゃった。


「ママー、たいへーん!
バカ犬がオシッコをしたー!」

「私の子供になんてこと言うの!
あっ、手に付いた。このバカ犬め」


「コッコッ。なんだか大騒ぎになってる」


大そうじが終わって、
ヘビのようなフンをして、
ジンジャーエールのような
オシッコをしたら、
もう、旅が始まりました。

「ひとりでできた」


「アリスちゃん、よかったね」

「あっ、ケンタッキーのもとだ」


「コッ、コッ。何見てるの?
フライドチキンにでもするつもり」


「...チッ、バレたか」

「コラコッコー!」


散歩は近くで
すませるつもりでしたが、
私がいく、といったので、
竹田までいきました。


国史跡「七ツ森古墳群」の
駐車場に車を止めて、
古墳群まで歩きました。

「歩こう、歩こう、わたしは元気~♪
...アリスちゃん凄い!もう歩いてる」


「歩くの大好き、どんどん行こう~♪」


「ママ静かに!」

「坂道、トンネル、草っ原...
どうしたの?アリス」


「見て、キジがいる」


「こっちに気づいてない、
じっとしているもん。
あれをケンタッキーにしょう」


「パパとはさみうちにしたら」

「そうだね」


「待って、アリス。
あれは...キジじゃないわ。切株よ」


「ワッハハハ!」


「ねぇママ...。
私、彼岸花を見ることができるかな。
誕生日よりも、ずっと先の彼岸花」


「アリスなら
見ることができるかもしれないね」

「その時はまた、ここに来たいな。
たくさんのママたちと...」


あなたは風で

あなたは雨でそして火です

あなたは地球です

そしてあなたは地球の子供です

(インディアンの癒しの言葉より)